食事をした直後に急に昼寝したくなったことは誰にでもあるでしょう。実は、眠気の誘因は睡眠への愛情や仕事の疲れだけではなく、毎日食べるものにもあることがわかっています。
眠くなる9つの食べ物とは?
特に一緒に食べると眠気の原因となる9つの食品を集めてみました。
・乳製品
他の乳製品の中でも、ハードチーズはカルシウムが多く含まれているため、最もリラックス効果があります。チーズにクラッカーを加えると、炭水化物がトリプトファンの働きを強めるため、より強い睡眠導入効果が得られます。
・アーモンド
アーモンドには、「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンを生成するアミノ酸、トリプトファンが豊富に含まれています。また、筋肉の緊張を和らげ、眠気を誘うマグネシウムも含まれています。
・バナナ
バナナに含まれる糖分、カリウム、マグネシウムがトリプトファンを脳に入りやすくし、眠気の原因になります。
・くるみ
くるみはアーモンドよりもトリプトファンの含有量が少ないのですが、それにもかかわらず、くるみ独自のメラトニンの源を持っています。調査によると、くるみは血中のこのホルモンのレベルを上げ、かなり眠気を感じるようになるとのことです。
・さくらんぼ
チェリー、特にタルトチェリーにはメラトニンが比較的多く含まれています。しかし、一握りの新鮮なチェリーを食べても違いはありません。チェリージュースを一杯飲めば、あっという間に眠りにつくことができます。
・カモミールティー
カモミールにはグリシンというアミノ酸が含まれており、筋肉や神経系をリラックスさせる穏やかな鎮静作用があります。カモミールティーを飲んだ後は、目を開けているのがやっとで、重要な問題に集中することができます。
・かぼちゃの種
トリプトファンに加えて、かぼちゃの種には亜鉛とマグネシウムが多量に含まれています。これらの化合物は自分を落ち着かせ、リラックスさせ、数分間居眠りしたい誘惑に抗することはできません。
・白米
白米はグリセミック指数が高く、食べ終わってから3~4時間後に眠気を感じることがあります。調査者たちは、特にジャスミン米が他の米よりも早く眠気をもたらすことを発見しました。
・脂の乗った魚
鮭やマグロなどの脂ののった魚に含まれる酸には、メラトニンの産生を高める働きがあります。これらの酸は血中のストレスホルモンの濃度を下げてくれるので、食べた後にしたくなるのは丸まって眠ることだけです。