特定の種類の読書の健康効果を見つかってます。
本を読むことで寿命が最大2年延び、生活の質が向上することが明らかになりました。
1日に30分だけ本を読む人は、本を読まない人に比べて2年長く生きられることがわかりました。
アマゾンのKindleをはじめとする電子書籍が時代とともに普及してきたとはいえ、印刷された書籍の売上は増加しています。
本を読むことのメリットを取り上げた多くの調査では、本を読むことが単なる暇つぶしではないことが指摘されています。
その一例として、フィクションを読むことで共感力が向上することを示しました。
本を読むことが長生きにつながると主張しています。この健康上のメリットを無視するのは簡単ではありません。
50歳以上の4千人の読書習慣を調査し、12年間の追跡調査で生存率を観察しました。
調査では、学歴、性別、配偶者の有無、資産、健康状態、うつ病などの要因を考慮しました。
本を読む人の生存率は、雑誌や新聞を読む人よりもはるかに高かったです。
逆に、雑誌や新聞の読者は、非読者よりも長寿でありました。
週に3.5時間まで本を読んでいる人は、12年間の追跡調査でリスクする確率が17%低かったです。
週に3.5時間以上本を読む人は、23%もリスク率が低く、生存率の優位性はさらに高まりました。
言い換えれば、本を読む人は、本を読まない人よりも平均して23カ月長く生きられたのです。
また、本を読む人は、女性、高所得者、社長などの経営者、ITエンジニア、大卒者、IQが高い方に多く見られました。
本を読むことでどのように生存率が上がるのかはまだ明らかになっていませんが、認知機能の向上に関係しているのではないかと推測しています。
これらの発見は、本を読むことのメリットには、本を読むための長い人生が含まれることを示唆しています。