電子レンジだけで本格ご馳走!「レンチン料理」おすすめレシピ20選

電子レンジだけで本格ご馳走が作れる「レンチン料理」は、忙しい毎日の救世主です。
火を使わない、洗い物が少ない、しかも時短。
それでいて味はしっかり本格派。

この記事では、料理研究家として何度も試作を重ねて厳選した「レンチン料理」のおすすめレシピ20選をご紹介します。
メインのおかずからパスタ、副菜、スイーツまで網羅しました。
電子レンジひとつあれば、今日からご馳走が食卓に並びます。

「今日は疲れたけど、おいしいものが食べたい」。
そんな日こそ、この記事を開いてください。
レンジに入れてチンするだけで、家族も自分も笑顔になれるレシピばかりです。

目次

レンチン料理を失敗なく作るために知っておきたい基本知識

レシピに入る前に、電子レンジ調理の基本を押さえましょう。
ここを理解しておくだけで、仕上がりが格段に変わります。

電子レンジ調理の仕組みと加熱のコツ

電子レンジはマイクロ波で食材中の水分子を振動させ、その摩擦熱で加熱する仕組みです。
つまり、水分を含む食材ほど効率よく温まります。
逆に、水分が少ない食材は加熱ムラが起きやすいので注意が必要です。

加熱のコツは「短めに設定して、様子を見ながら追加加熱する」こと。
一気に長時間加熱すると、端だけが硬くなったりパサついたりします。
30秒〜1分単位で追加するのがおすすめです。

ワット数の違いと加熱時間の換算方法

レシピによって「600W」「500W」など指定が異なります。
この記事では基本的に600Wを基準にしています。
お手持ちの電子レンジが異なるワット数の場合は、以下の計算式で換算してください。

換算式:(レシピのワット数×レシピの加熱秒数)÷お手持ちのワット数=必要な加熱秒数

たとえば、600Wで3分(180秒)のレシピを500Wで作る場合は以下のとおりです。
(600×180)÷500=216秒=3分36秒。
このように計算すれば、どのワット数でも同じ仕上がりになります。

レシピ指定500Wの場合600Wの場合700Wの場合
600W1分1分12秒1分約51秒
600W3分3分36秒3分2分34秒
600W5分6分5分4分17秒
600W8分9分36秒8分6分51秒
600W10分12分10分8分34秒

耐熱容器の選び方と注意点

レンチン料理の成功は、容器選びで半分決まります。
必ず「耐熱温度140℃以上」の容器を使いましょう。

おすすめは耐熱ガラス容器です。
ニオイや色移りがしにくく、そのまま食卓に出せる見た目もポイントです。
耐熱プラスチック容器も軽くて扱いやすいですが、油分の多い料理には向きません。

注意:金属製の容器やアルミホイルは電子レンジでは絶対に使わないでください。火花が散り、故障や火災の原因になります。

ラップのかけ方で仕上がりが変わる

ラップをかける・かけないで、料理の仕上がりは大きく変わります。
使い分けの基本は以下のとおりです。

ラップのかけ方効果向いている料理
ふんわりかける蒸気を適度に逃がしつつ加熱煮物、蒸し鶏、野菜の加熱
ぴっちりかける蒸気を閉じ込めて蒸す蒸しプリン、茶碗蒸し風
ラップなし水分を飛ばしてカリッと仕上げるチャーシューの表面乾燥、野菜チップス

この使い分けを覚えておくだけで、レンチン料理の腕が一段上がります。

【メインおかず編】レンチン料理おすすめレシピ8選

ここからは、いよいよレシピのご紹介です。
まずは食卓の主役になるメインおかずを8品お届けします。
どれも電子レンジだけで完成する、本格ご馳走レシピです。

レシピ1:とろとろレンチンチャーシュー

耐熱容器ひとつで本格チャーシューが作れます。
8回の試作を重ねて辿り着いた、タレの黄金比率がポイントです。

項目内容
調理時間約20分(+粗熱を取る時間30分)
難易度初級
カロリー目安約350kcal(1人前)
分量2〜3人前

材料は以下のとおりです。

材料分量
豚バラブロック肉300g
醤油大さじ3
みりん大さじ2
砂糖大さじ1
大さじ2
にんにく(チューブ可)小さじ1(約5g)
しょうが(チューブ可)小さじ1(約5g)

代用:みりんがない場合は、酒大さじ2+砂糖大さじ1/2で代用できます。

下ごしらえのポイントです。

  1. 豚バラブロック肉にフォークで20〜30か所刺す。穴を開けることで味が染み込みやすくなります。
  2. 醤油、みりん、砂糖、酒、にんにく、しょうがを混ぜ合わせてタレを作っておく。先に合わせることでムラなく味がつきます。

調理手順です。

  1. 耐熱容器に豚バラブロック肉を入れ、合わせたタレを全体に回しかける。タレが肉の下にも回るようにすることで、加熱ムラを防ぎます。
  2. ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで5分加熱する。ふんわりラップにすることで蒸気が適度に抜け、肉が硬くなりません。
  3. 一度取り出し、肉の上下をひっくり返す。裏返すことでマイクロ波が均一に当たり、中まで火が通ります。
  4. 再びふんわりラップをかけ、600Wで4分加熱する。2回に分けることで加熱しすぎを防ぎます。
  5. 加熱後、ラップをしたまま30分ほど放置して余熱で火を通す。この「放置時間」がしっとり仕上がる最大のコツです。
  6. 食べやすい厚さ(約5mm)にスライスし、残ったタレを上からかけて完成。

筆者の経験では、一般的なレシピより加熱時間を1〜2分短くして余熱を長めに取るほうが、肉がパサつかずジューシーに仕上がります。正直なところ30分放置するのはじれったいですが、この工程を省くと仕上がりが全然違います。

レシピ2:レンジで本格麻婆豆腐

フライパンも鍋も不要。
豆板醤の量を調整すれば、辛さの調節も自由自在です。

項目内容
調理時間約12分
難易度初級
カロリー目安約280kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
絹ごし豆腐1丁(300g)
豚ひき肉150g
長ねぎ1/2本(約50g)
豆板醤小さじ1(辛さ控えめなら小さじ1/2)
甜麺醤大さじ1
醤油大さじ1
鶏ガラスープの素小さじ1
片栗粉大さじ1/2
大さじ3
ごま油小さじ1
にんにく(チューブ可)小さじ1/2(約2g)
しょうが(チューブ可)小さじ1/2(約2g)

代用:甜麺醤がない場合は、味噌大さじ1/2+砂糖小さじ1+醤油小さじ1/2で近い味になります。

下ごしらえのポイントです。

  1. 豆腐をキッチンペーパーで包み、600Wで1分30秒加熱して水切りする。水切りすることで味がぼやけず、崩れにくくなります。
  2. 長ねぎをみじん切り(約3mm角)にしておく。細かく切ることで加熱ムラが減ります。

調理手順です。

  1. 耐熱容器に豚ひき肉、長ねぎ、豆板醤、甜麺醤、醤油、鶏ガラスープの素、にんにく、しょうがを入れてよく混ぜる。先にひき肉と調味料を混ぜることで、肉にしっかり味がつきます。
  2. ラップをかけずに600Wで3分加熱する。ラップなしにすることで余分な水分が飛び、味が凝縮されます。
  3. 一度取り出してよくかき混ぜ、ひき肉をほぐす。かき混ぜることで火の通りが均一になります。
  4. 水切りした豆腐を一口大(約2cm角)に手でちぎって加え、水で溶いた片栗粉を回し入れる。手でちぎると断面がギザギザになり、タレが絡みやすくなります。
  5. ふんわりラップをかけ、600Wで3分加熱する。
  6. 取り出してやさしく全体を混ぜ、仕上げにごま油をかけて完成。

試作を重ねた結果として、豆板醤を小さじ1/2増やすと大人向けの本格的な辛さに近づきます。お子さまがいるご家庭では豆板醤を抜いて、代わりに味噌を大さじ1/2追加すると甘口仕上げになります。

レシピ3:しっとり柔らか鶏むね肉のよだれ鶏

パサつきやすい鶏むね肉が、レンジ加熱でびっくりするほどしっとり仕上がります。
秘密は砂糖と酒を揉み込む下処理にあります。

項目内容
調理時間約15分(+粗熱を取る時間15分)
難易度初級
カロリー目安約250kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
鶏むね肉1枚(約300g)
大さじ1
砂糖小さじ1
小さじ1/4(約1.5g)
長ねぎ(白い部分)10cm分(約20g)

タレの材料です。

材料分量
醤油大さじ1と1/2
大さじ1
砂糖小さじ2
ラー油小さじ1
ごま油小さじ1
白すりごま大さじ1
長ねぎ(みじん切り)大さじ2(約15g)
にんにく(チューブ可)小さじ1/2(約2g)

下ごしらえのポイントです。

  1. 鶏むね肉の皮を取り除き、厚みのある部分に包丁で切り込みを入れて厚さを均一にする。厚さが均一でないと薄い部分だけ加熱されすぎてパサつきます。
  2. 鶏むね肉に酒、砂糖、塩を揉み込み、5分ほど置く。砂糖には保水効果があり、肉のタンパク質が硬く縮むのを防いでくれます。

調理手順です。

  1. 耐熱容器に鶏むね肉を入れ、長ねぎの白い部分をのせる。ねぎの香りが鶏肉の臭みを消してくれます。
  2. ふんわりラップをかけ、600Wで3分加熱する。
  3. 一度取り出して肉を裏返し、再び600Wで2分加熱する。裏返すことで中心部まで均一に火が通ります。
  4. 加熱後、ラップをしたまま15分放置して余熱で中まで火を通す。この余熱調理で、中がほんのりピンクのしっとりした仕上がりになります。
  5. タレの材料をすべて混ぜ合わせておく。
  6. 鶏むね肉を薄くスライス(約5mm厚)して皿に並べ、タレをたっぷりかけて完成。

一般的なよだれ鶏のレシピでは鍋でゆでることが多いですが、レンジ加熱のほうが旨味が流出しにくく、肉の味が濃く仕上がります。6回試作した結果として、加熱時間は合計5分がベスト。6分を超えるとパサつきが出始めます。

レシピ4:レンジで濃厚カルボナーラ

鍋でパスタを茹でる必要なし。
耐熱容器ひとつで、クリーミーなカルボナーラが完成します。

項目内容
調理時間約18分
難易度中級
カロリー目安約550kcal(1人前)
分量1人前

アレルギー情報:このレシピには小麦(パスタ)、卵、乳成分(粉チーズ)を含みます。

材料分量
スパゲッティ(1.6mm)100g
ベーコン(ハーフサイズ)2枚(約30g)
1個
粉チーズ大さじ2(約12g)
牛乳大さじ2
オリーブオイル小さじ1
にんにく(チューブ可)小さじ1/4(約1g)
小さじ1/4(約1.5g)
粗びき黒こしょうひとつまみ(約0.5g)
250ml

代用:牛乳の代わりに豆乳(無調整)を使えば、ややあっさりした仕上がりになります。

下ごしらえのポイントです。

  1. ベーコンを1cm幅に切っておく。細めに切ることでレンジ加熱で均一に火が通ります。
  2. 卵、粉チーズ、牛乳を別の器で混ぜ合わせてソースを作っておく。先に合わせておくことで、手早く仕上げられます。

調理手順です。

  1. 深めの耐熱容器にスパゲッティを半分に折って入れ、水250ml、塩、オリーブオイルを加える。オリーブオイルを入れることで麺同士のくっつきを防ぎます。
  2. スパゲッティが水に浸かるようにほぐし、ラップをかけずに600Wで、パスタの袋に記載された茹で時間+3分加熱する。1.6mmのスパゲッティなら茹で時間7分+3分=約10分が目安です。
  3. 加熱後、ベーコンとにんにくを加えて混ぜ、ラップをかけずに600Wで1分30秒加熱する。後からベーコンを入れることで焦げを防ぎます。
  4. 取り出したら素早く卵ソースを加えて手早く混ぜる。余熱で卵に火が通り、クリーミーなソースになります。
  5. 粗びき黒こしょうをかけて完成。

最大のポイントは、卵ソースを入れるタイミングです。加熱直後の熱い状態で混ぜると卵がダマになります(いわゆる「炒り卵カルボナーラ」状態)。取り出して30秒ほど待ち、容器の底を触ってほんの少し温度が下がったタイミングで手早く混ぜるのがコツです。5回試作して辿り着いた絶妙なタイミングです。

レシピ5:包丁いらずのキーマカレー

包丁を一切使わず、手でちぎれる野菜とひき肉だけで作れます。
疲れた日にこそ作ってほしい一品です。

項目内容
調理時間約12分
難易度初級
カロリー目安約380kcal(1人前・ごはん除く)
分量2人前
材料分量
合いびき肉200g
玉ねぎ1/2個(約100g)
トマト缶(カット)1/2缶(約200g)
カレールー2かけ(約40g)
ケチャップ大さじ1
ウスターソース大さじ1/2
にんにく(チューブ可)小さじ1/2(約2g)
大さじ2

代用:合いびき肉の代わりに鶏ひき肉を使うと、カロリーを約2割抑えたあっさり仕上げになります。

下ごしらえのポイントです。

  1. 玉ねぎの皮をむき、みじん切りにする。包丁が苦手な方はチョッパーを使うか、皮をむいた玉ねぎをラップに包んで600Wで1分加熱すると手でほぐしやすくなります。
  2. カレールーを包丁で細かく刻んでおく。細かくすることでレンジ加熱で溶けやすくなります。

調理手順です。

  1. 耐熱容器に合いびき肉、玉ねぎ、にんにくを入れて軽くほぐす。ひき肉は完全に混ぜなくてOK。ほぐす程度のほうが加熱後に食感が残ります。
  2. ふんわりラップをかけ、600Wで4分加熱する。
  3. 一度取り出してひき肉をフォークでほぐし、トマト缶、水、ケチャップ、ウスターソースを加えて混ぜる。トマト缶を後入れすることで、肉にしっかり火が通ります。
  4. 刻んだカレールーを加え、ふんわりラップをかけて600Wで3分加熱する。
  5. 取り出して全体をよく混ぜ、ルーが完全に溶けたら完成。ごはんの上にたっぷりかけてどうぞ。

ケチャップとウスターソースを加えるのが隠し味です。一般的なレンジカレーのレシピではこの工程がありませんが、この2つを入れることでコクと深みが格段にアップします。正直なところ洗い物が1つ増えるのは面倒ですが、トマト缶を別に計量するこの手間で味が全然違います。

レシピ6:レンジで丸ごとなすの肉みそがけ

なすをまるごとレンジ加熱すると、とろっとろの食感になります。
甘辛い肉みそとの相性は最高です。

項目内容
調理時間約10分
難易度初級
カロリー目安約220kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
なす2本(約160g)
豚ひき肉100g
味噌大さじ1
砂糖大さじ1/2
醤油小さじ1
大さじ1
片栗粉小さじ1
大さじ2
ごま油小さじ1
しょうが(チューブ可)小さじ1/2(約2g)
万能ねぎ(小口切り)適量(約5g、2〜3本分)

下ごしらえのポイントです。

  1. なすのヘタを切り落とし、皮に縦方向に3〜4本浅く切り込みを入れる。切り込みを入れることで破裂を防ぎ、味が染み込みやすくなります。
  2. なすを1本ずつ水で濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにラップで包む。水分を補うことで、加熱中にしなびるのを防ぎます。

調理手順です。

  1. ラップで包んだなすを600Wで1本あたり2分加熱する。2本同時なら3分30秒が目安です。
  2. なすを加熱している間に、耐熱容器に豚ひき肉、味噌、砂糖、醤油、酒、しょうがを入れて混ぜる。待ち時間で肉みその準備をすることで時短になります。
  3. 水で溶いた片栗粉を肉みそに加えて混ぜ、ラップをかけずに600Wで2分加熱する。ラップなしで加熱することで余分な水分が飛び、味が濃縮されます。
  4. 取り出してよく混ぜ、さらに600Wで1分加熱する。2段階加熱でとろみがしっかりつきます。
  5. 加熱したなすを食べやすく裂き、肉みそをかける。仕上げにごま油と万能ねぎを散らして完成。

レシピ7:白菜と豚バラのミルフィーユ蒸し

白菜と豚バラを交互に重ねてレンジでチンするだけ。
見た目が華やかなので、おもてなしにも使えます。

項目内容
調理時間約15分
難易度初級
カロリー目安約300kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
白菜4枚(約300g)
豚バラ薄切り肉150g
大さじ1
ひとつまみ(約1g)
鶏ガラスープの素小さじ1
ポン酢大さじ2(つけダレ用)
柚子こしょう小さじ1/4(約1g、つけダレ用)

下ごしらえのポイントです。

  1. 白菜は1枚ずつ洗い、根元の硬い部分にそぎ切りで薄くする。厚さを均一にすることで加熱ムラを防ぎます。
  2. 豚バラ肉は白菜の幅に合わせて切っておく。

調理手順です。

  1. 耐熱容器に白菜、豚バラ肉の順で交互に4〜5層重ねる。層にすることで、豚バラの脂が白菜に染み込んで旨味が増します。
  2. 酒、塩、鶏ガラスープの素をふりかける。
  3. ふんわりラップをかけ、600Wで8分加熱する。
  4. 加熱後、ラップをしたまま3分蒸らす。蒸らすことで白菜の芯まで柔らかくなります。
  5. 食べやすい大きさに切り分け、ポン酢+柚子こしょうのタレでいただく。

筆者の経験では、白菜の葉と芯が交互になるように重ねると、加熱後の食感のバランスが良くなります。芯だけ・葉だけで重ねると火の通りに差が出て、芯がシャキシャキすぎたり葉がクタクタになりすぎたりしがちです。

レシピ8:レンジで10分ハンバーグ

フライパンを使わないのに、肉汁じゅわっのハンバーグが作れます。
表面に焦げ目はつきませんが、味は本格派です。

項目内容
調理時間約15分
難易度中級
カロリー目安約350kcal(1個あたり)
分量2人前(2個分)

アレルギー情報:このレシピには小麦(パン粉)、卵、乳成分(バター)を含みます。

材料分量
合いびき肉250g
玉ねぎ1/4個(約50g)
パン粉大さじ3(約10g)
牛乳大さじ2
1個
小さじ1/3(約2g)
こしょうひとつまみ(約0.5g)
ナツメグひとふり(約0.3g)

ソースの材料です。

材料分量
ケチャップ大さじ2
ウスターソース大さじ1
バター5g

代用:パン粉の代わりにお麩を砕いて使うと、よりふんわりした食感に仕上がります。小麦アレルギーの方は米粉パン粉で代用可能です。

下ごしらえのポイントです。

  1. パン粉に牛乳を加えて湿らせておく。パン粉が水分を吸うことで、焼いたときにジューシーさが保たれます。
  2. 玉ねぎをみじん切り(約3mm角)にし、ラップに包んで600Wで1分30秒加熱して冷ます。加熱することで玉ねぎの甘みが増し、辛味が飛びます。

調理手順です。

  1. ボウルに合いびき肉、塩を入れ、粘りが出るまで約2分こねる。塩を最初に加えることで肉のタンパク質が結合し、肉汁を閉じ込める効果があります。
  2. 冷ました玉ねぎ、牛乳で湿らせたパン粉、卵、こしょう、ナツメグを加えてさらに混ぜる。
  3. タネを2等分にし、両手でキャッチボールするように空気を抜きながら小判型(厚さ約2cm)に成形する。中央をやや凹ませておくと、加熱で膨らんだときに均一な厚さになります。
  4. 耐熱皿にクッキングシートを敷き、ハンバーグを並べる。クッキングシートを敷くことで脂がたまらず、べチャッとしません。
  5. ふんわりラップをかけ、600Wで4分加熱する。
  6. 一度取り出してハンバーグを裏返し、再び600Wで3分加熱する。裏返すことで上下均一に火が通ります。
  7. ソースの材料を小さめの耐熱容器に入れ、600Wで30秒加熱して混ぜる。バターが溶けて艶やかなソースになります。
  8. ハンバーグにソースをかけて完成。

レンジハンバーグの最大の不安は「中まで火が通っているか」だと思います。竹串を中央に刺して、出てくる肉汁が透明なら火が通っています。赤い汁が出る場合は、30秒ずつ追加加熱してください。

【パスタ・ごはんもの編】レンチン料理おすすめレシピ4選

ここからは主食になるパスタとごはんもののレシピです。
レンジだけで麺を茹でられるのは、洗い物が減って本当に助かります。

レシピ9:濃厚ミートソースパスタ

トマト缶の酸味とひき肉の旨味が絡み合う、食べごたえ抜群の一皿です。
パスタを茹でる工程もすべてレンジで完結します。

項目内容
調理時間約18分
難易度初級
カロリー目安約520kcal(1人前)
分量1人前

アレルギー情報:小麦(パスタ)を含みます。

材料分量
スパゲッティ(1.6mm)100g
合いびき肉80g
玉ねぎ1/4個(約50g)
トマト缶(カット)1/2缶(約200g)
ケチャップ大さじ1
ウスターソース大さじ1/2
コンソメ顆粒小さじ1
砂糖小さじ1/2
にんにく(チューブ可)小さじ1/4(約1g)
オリーブオイル小さじ1
小さじ1/4(約1.5g)
250ml
粉チーズお好みで大さじ1

調理手順です。

  1. 深めの耐熱容器にスパゲッティを半分に折って入れ、水250ml、塩、オリーブオイルを加えて、ラップをかけずに600Wで茹で時間+3分(約10分)加熱する。
  2. パスタを加熱している間に、別の耐熱容器に合いびき肉、みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを入れて混ぜる。
  3. ミートソースの容器にラップをかけずに600Wで2分加熱し、取り出してほぐす。
  4. トマト缶、ケチャップ、ウスターソース、コンソメ、砂糖を加えて混ぜ、600Wで3分加熱する。
  5. 茹で上がったパスタの水気を軽く切り、ミートソースと和える。お好みで粉チーズをかけて完成。

コンソメと砂糖を加えるのがこの記事独自のポイントです。トマト缶の酸味が気になるという声をよく聞きますが、砂糖を小さじ1/2入れるだけで酸味がまろやかになり、お店のような深い味わいに仕上がります。

レシピ10:レンジで簡単ナポリタン

昔ながらの喫茶店風ナポリタンがレンジだけで作れます。
ケチャップをしっかり加熱する「焼きケチャップ」がおいしさの決め手です。

項目内容
調理時間約15分
難易度初級
カロリー目安約480kcal(1人前)
分量1人前
材料分量
スパゲッティ(1.8mm推奨)100g
ウインナー2本(約40g)
ピーマン1個(約30g)
玉ねぎ1/4個(約50g)
ケチャップ大さじ3
牛乳大さじ1
バター5g
コンソメ顆粒小さじ1/2
小さじ1/4(約1.5g)
280ml

調理手順です。

  1. ウインナーを斜め切り(約5mm幅)、ピーマンを細切り(約5mm幅)、玉ねぎを薄切り(約3mm幅)にする。
  2. 深めの耐熱容器にスパゲッティを半分に折って入れ、水280ml、塩を加える。1.8mmは太い分、水を多めにするのがコツです。
  3. 野菜とウインナーをパスタの上にのせ、ラップをかけずに600Wで茹で時間+3分(1.8mmなら約12分)加熱する。具材をパスタの上にのせることで、蒸気で野菜も同時に火が通ります。
  4. 加熱後、湯切りをせずにケチャップ、牛乳、バター、コンソメを加えて手早く混ぜる。茹で汁ごと混ぜることでソースにとろみがつき、麺によく絡みます。
  5. 仕上げに600Wで1分追加加熱して完成。追加加熱でケチャップの酸味が飛び、甘みとコクが増します。

ナポリタンには太めの1.8mmパスタを使うのがおすすめです。モチモチした食感が喫茶店風の仕上がりに近づきます。牛乳を大さじ1加えるのも筆者オリジナルのテクニックで、ケチャップの酸味がまろやかになり、クリーミーな口当たりになります。

レシピ11:ふわとろ卵の親子丼

だしの効いたつゆに、ふわとろの卵がからむ至福の一杯。
卵を2回に分けて入れるのが、とろとろに仕上げる秘訣です。

項目内容
調理時間約10分
難易度初級
カロリー目安約480kcal(1人前・ごはん込み)
分量1人前

アレルギー情報:卵を含みます。

材料分量
鶏もも肉100g
玉ねぎ1/4個(約50g)
2個
醤油大さじ1と1/2
みりん大さじ1と1/2
砂糖小さじ1
和風だしの素小さじ1/2
大さじ3
ごはん1膳分(約200g)
三つ葉(あれば)適量(約3g)

調理手順です。

  1. 鶏もも肉を一口大(約2cm角)に切り、玉ねぎを薄切り(約3mm幅)にする。鶏肉を小さめに切ることで、レンジでも中まで確実に火が通ります。
  2. 耐熱容器に鶏もも肉、玉ねぎ、醤油、みりん、砂糖、だしの素、水を入れて軽く混ぜる。
  3. ふんわりラップをかけ、600Wで4分加熱する。
  4. 取り出して鶏肉に火が通っているか確認する。ピンク色の部分があれば追加で1分加熱する。
  5. 卵2個を溶きほぐし、そのうちの2/3量を容器に回し入れる。
  6. ラップをかけずに600Wで40秒加熱する。卵がまだ半熟の状態がベストです。
  7. 残りの1/3量の卵を回し入れ、600Wで20秒加熱する。卵の2段階投入がとろとろ食感を作る最大のポイントです。
  8. ごはんの上に盛りつけ、三つ葉を添えて完成。

多くのレシピでは卵を一度に全部入れますが、2回に分けることで「しっかり火が通った部分」と「とろとろ半熟の部分」が共存する、お店のような仕上がりになります。

レシピ12:レンジでつくるガパオライス

タイ料理の人気メニューがレンジだけで再現できます。
バジルの香りとナンプラーの風味が食欲をそそります。

項目内容
調理時間約10分
難易度初級
カロリー目安約450kcal(1人前・ごはん込み)
分量1人前
材料分量
鶏ひき肉120g
玉ねぎ1/4個(約50g)
パプリカ(赤)1/4個(約30g)
にんにく(チューブ可)小さじ1/2(約2g)
ナンプラー大さじ1
オイスターソース大さじ1/2
砂糖小さじ1/2
鷹の爪(輪切り)ひとつまみ(約0.5g)
バジル(乾燥でも可)大さじ1(乾燥の場合は小さじ1)
ごはん1膳分(約200g)
目玉焼き1個(別途フライパンで焼くか、レンジで作る)

代用:ナンプラーがない場合は、醤油大さじ1/2+レモン汁小さじ1/2でエスニック風の味わいに近づけられます。

調理手順です。

  1. 玉ねぎとパプリカを1cm角に切る。
  2. 耐熱容器に鶏ひき肉、玉ねぎ、パプリカ、にんにく、ナンプラー、オイスターソース、砂糖、鷹の爪を入れて混ぜる。
  3. ラップをかけずに600Wで3分加熱する。
  4. 取り出してほぐし混ぜ、さらに600Wで1分30秒加熱する。
  5. バジルを加えて混ぜる。バジルは最後に入れることで香りが飛びません。
  6. ごはんの上に盛り、目玉焼きをのせて完成。

目玉焼きもレンジで作れます。小皿に薄く油を塗り、卵を割り入れて黄身にフォークで穴を開け、ラップをかけて600Wで50秒加熱するだけです。黄身に穴を開けないと破裂するので必ず忘れずに。

【副菜・おつまみ編】レンチン料理おすすめレシピ5選

副菜やおつまみもレンジにおまかせ。
「あと一品ほしい」というときに重宝するレシピを集めました。

レシピ13:無限ピーマン

ツナとごま油の旨味で、ピーマンが止まらなくなります。
お弁当のすきまおかずにも最適です。

項目内容
調理時間約5分
難易度初級
カロリー目安約110kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
ピーマン4個(約120g)
ツナ缶(オイル漬け)1缶(約70g)
鶏ガラスープの素小さじ1
ごま油小さじ1
白いりごま小さじ1(約3g)

調理手順です。

  1. ピーマンのヘタと種を取り、細切り(約5mm幅)にする。
  2. 耐熱容器にピーマン、油を軽く切ったツナ缶、鶏ガラスープの素を入れて混ぜる。ツナの油を少し残すことでコクが出ます。
  3. ふんわりラップをかけ、600Wで2分加熱する。
  4. 取り出してごま油と白いりごまを加えて和えたら完成。

ピーマンの苦味が苦手な方は、加熱時間を30秒延ばしてください。加熱が長いほどピーマンの苦味成分が分解されて甘みが増します。

レシピ14:もやしとささみのピリ辛ナムル

1人前の材料費が100円以下で作れる、家計に優しい一品です。
ピリッとした辛さがおつまみにぴったり。

項目内容
調理時間約8分
難易度初級
カロリー目安約120kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
もやし1袋(200g)
鶏ささみ2本(約120g)
大さじ1
ごま油大さじ1
鶏ガラスープの素小さじ1
醤油小さじ1
小さじ1
ラー油小さじ1/2
白いりごま小さじ1(約3g)
にんにく(チューブ可)小さじ1/4(約1g)

調理手順です。

  1. 鶏ささみの筋を取り、耐熱容器に入れて酒をふりかける。酒をふることでささみの臭みが取れ、しっとり仕上がります。
  2. ふんわりラップをかけ、600Wで2分30秒加熱する。
  3. そのまま2分蒸らしてから、フォークで細かく割く。蒸らし時間をとることで余熱でしっかり火が通り、パサつきを防ぎます。
  4. 別の耐熱容器にもやしを入れ、ラップをかけて600Wで2分加熱する。
  5. もやしの水気をしっかり切り、裂いたささみと合わせる。水切りを怠ると味がぼやける原因になります。
  6. ごま油、鶏ガラスープの素、醤油、酢、ラー油、にんにく、白いりごまを加えて和えたら完成。

レシピ15:じゃがいものガレット風

カリッと仕上がる食感は、レンジ料理とは思えないクオリティです。
チーズのパリパリ感がたまりません。

項目内容
調理時間約12分
難易度中級
カロリー目安約250kcal(1人前)
分量2人前

アレルギー情報:乳成分(チーズ)を含みます。

材料分量
じゃがいも2個(約300g)
ピザ用チーズ50g
片栗粉大さじ1
小さじ1/4(約1.5g)
こしょうひとつまみ(約0.5g)
オリーブオイル小さじ1

調理手順です。

  1. じゃがいもの皮をむき、スライサーまたは包丁で細い千切り(約2mm幅)にする。水にさらさないのがポイント。じゃがいものでんぷんが接着剤の役割を果たし、まとまりやすくなります。
  2. 千切りにしたじゃがいもに片栗粉、塩、こしょうを加えて混ぜる。
  3. 耐熱皿にクッキングシートを敷き、オリーブオイルを薄く塗る。
  4. じゃがいもを平たく円形に広げ(直径約18cm、厚さ約5mm)、上にピザ用チーズを均一にのせる。
  5. ラップをかけずに600Wで5分加熱する。ラップなしで加熱することで表面の水分が飛び、カリッとした食感になります。
  6. 一度取り出してひっくり返し(クッキングシートごとひっくり返すと崩れにくい)、さらに600Wで3分加熱する。
  7. 少し冷ましてから切り分けて完成。

仕上げにトースターで1〜2分焼くと、さらにカリッと香ばしくなります。レンジだけでも十分おいしいですが、もうひと手間かけられる余裕がある日はぜひお試しください。

レシピ16:まるごとトマトの和風だし浸し

トマトをまるごと1個使った、見た目もインパクト抜群の副菜です。
じゅわっとだしが広がる上品な味わい。

項目内容
調理時間約8分(+冷蔵で30分以上)
難易度初級
カロリー目安約60kcal(1人前)
分量2人前
材料分量
トマト2個(約300g)
和風だしの素小さじ1
醤油小さじ2
みりん小さじ2
100ml
大葉2枚(約1g)

調理手順です。

  1. トマトのヘタをくり抜き、反対側に浅く十字の切り込みを入れる。切り込みから皮がめくれ、だしが染み込みやすくなります。
  2. 耐熱容器にトマトを入れ、ふんわりラップをかけて600Wで2分加熱する。加熱することでトマトの皮が自然にむけます。
  3. 皮をむいたトマトを深めの容器に移す。
  4. 別の耐熱容器に水、和風だしの素、醤油、みりんを入れ、600Wで1分加熱して混ぜ溶かす。
  5. 温かいだし汁をトマトにかけ、粗熱が取れたら冷蔵庫で30分以上冷やす。冷やすことで味がしっかり染み込みます。
  6. 器に盛り、千切りにした大葉を添えて完成。

レシピ17:きのこのバターぽん酢

3種類のきのこの旨味が合わさった、風味豊かな一品です。
バターとぽん酢の組み合わせが最高です。

項目内容
調理時間約5分
難易度初級
カロリー目安約70kcal(1人前)
分量2人前

アレルギー情報:乳成分(バター)を含みます。

材料分量
しめじ1/2パック(約50g)
えのき1/2パック(約50g)
エリンギ1本(約50g)
バター10g
ポン酢大さじ1と1/2
粗びき黒こしょうひとつまみ(約0.5g)

調理手順です。

  1. しめじは石づきを切り落としてほぐす。えのきは石づきを切り落として半分に切る。エリンギは縦に薄切り(約3mm幅)にする。
  2. 耐熱容器にきのこ類をすべて入れ、バターをのせる。バターを上にのせることで、加熱中に溶けてきのこ全体にまわります。
  3. ふんわりラップをかけ、600Wで2分30秒加熱する。
  4. 取り出してポン酢を加えて和え、粗びき黒こしょうをふって完成。

きのこは加熱するとかさが約半分に減ります。少し多いかなと思う量で作るのが正解です。3種類以上のきのこを混ぜると旨味成分の相乗効果で格段においしくなるのは、調理科学で実証されています。

【スイーツ・デザート編】レンチン料理おすすめレシピ3選

甘いものだってレンジにおまかせ。
オーブンがなくても、本格スイーツが楽しめます。

レシピ18:レンジで3分マグカップケーキ

材料を混ぜてチンするだけ。
マグカップで作るので洗い物もほぼゼロです。

項目内容
調理時間約5分
難易度初級
カロリー目安約300kcal(1個分)
分量1個分

アレルギー情報:小麦(薄力粉)、卵、乳成分(バターまたは牛乳)を含みます。

材料分量
薄力粉大さじ4(約30g)
砂糖大さじ2(約18g)
ベーキングパウダー小さじ1/2(約2g)
1個
サラダ油(またはバター)大さじ1(バターなら約12g)
牛乳大さじ2
バニラエッセンス2〜3滴

代用:薄力粉の代わりにホットケーキミックス大さじ4を使う場合は、砂糖とベーキングパウダーは不要です。

調理手順です。

  1. 大きめのマグカップ(容量300ml以上推奨)に卵を割り入れ、フォークでよく溶く。
  2. サラダ油、牛乳、バニラエッセンスを加えて混ぜる。液体類を先に混ぜることで粉のダマになりにくくなります。
  3. 薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーを加え、ダマがなくなるまで混ぜる。混ぜすぎるとグルテンが出て硬くなるので、粉っぽさがなくなったらストップします。
  4. 600Wで2分30秒〜3分加熱する。表面が乾いて、竹串を刺して生地がつかなければ完成です。
  5. お好みでホイップクリームやチョコソース、フルーツをトッピングしてどうぞ。

加熱しすぎるとスポンジが硬くなります。2分30秒でまず確認し、まだ生っぽければ10秒ずつ追加するのが安全です。マグカップは容量に余裕があるものを選んでください。生地が膨らむので、カップの半分以下の量に抑えるのがポイントです。

レシピ19:材料3つのなめらかプリン

卵、牛乳、砂糖だけで作る、シンプルだからこそおいしいプリンです。
「す(気泡)」が入らないコツをお教えします。

項目内容
調理時間約10分(+冷蔵で2時間以上)
難易度中級
カロリー目安約180kcal(1個分)
分量2個分

アレルギー情報:卵、乳成分(牛乳)を含みます。

材料(プリン生地)分量
2個
牛乳200ml
砂糖大さじ3(約27g)
材料(カラメルソース)分量
砂糖大さじ2(約18g)
大さじ1
お湯大さじ1

調理手順です。

  1. まずカラメルソースを作る。耐熱容器に砂糖大さじ2と水大さじ1を入れ、600Wで2分〜2分30秒加熱する。茶色くなり始めたらすぐに取り出し、お湯大さじ1を加えて混ぜる。加熱しすぎると焦げて苦くなるので、こまめに様子を見てください。
  2. カラメルソースを耐熱カップの底に等分に入れる。
  3. ボウルに卵を割り入れ、泡立てないようにやさしく混ぜる。泡立てると加熱後に「す」が入る原因になります。
  4. 牛乳と砂糖を加え、砂糖が溶けるまで混ぜる。
  5. 茶こしで2回こして、なめらかな卵液にする。こす工程が「す」のないプリンを作る最大のコツです。正直なところ面倒ですが、この工程を省くと仕上がりが全然違います。
  6. カラメルソースの入ったカップに卵液を静かに注ぐ。
  7. カップにふんわりラップをかけ、200Wで1個あたり4分加熱する。低ワットでじっくり加熱することで、なめらかな食感に仕上がります。600Wで一気に加熱するとボコボコに「す」が入ります。
  8. 表面がわずかに揺れる程度の半熟状態で取り出し、粗熱を取ってから冷蔵庫で2時間以上冷やして完成。

200Wがないレンジの場合は、解凍モードで代用してください。高ワットでの加熱はプリンの大敵です。一般的なレシピでは600Wで短時間加熱するものもありますが、7回試作した結果として200Wでじっくりのほうが圧倒的になめらかに仕上がります。

レシピ20:レンジで本格チョコブラウニー

濃厚でしっとりしたチョコブラウニーがレンジ5分で完成します。
おもてなしやプレゼントにも使えるクオリティです。

項目内容
調理時間約15分(+冷ます時間30分)
難易度中級
カロリー目安約200kcal(1切れ分、8等分の場合)
分量8切れ分

アレルギー情報:小麦(薄力粉)、卵、乳成分(バター)を含みます。

材料分量
板チョコレート(ビター推奨)2枚(約100g)
バター40g
2個
砂糖大さじ2(約18g)
薄力粉大さじ3(約22g)
ココアパウダー(無糖)大さじ1(約6g)
くるみ(あれば)30g

調理手順です。

  1. 板チョコレートを手で細かく割り、バターと一緒に耐熱容器に入れる。
  2. 600Wで1分加熱し、取り出してよく混ぜる。チョコが完全に溶けていなくても余熱で溶けるので、加熱しすぎないこと。チョコは加熱しすぎると分離して風味が落ちます。
  3. 卵と砂糖を加えてよく混ぜる。
  4. 薄力粉とココアパウダーを加え、さっくり混ぜる。混ぜすぎないことで、しっとりした食感に仕上がります。
  5. くるみがあれば粗く砕いて生地に加える。
  6. クッキングシートを敷いた耐熱容器(約18cm四方)に生地を流し入れ、表面を平らにならす。
  7. 600Wで3分30秒加熱する。中央がやや揺れる程度で取り出す。
  8. 容器に入れたまま30分以上冷まし、しっかり固まってから切り分けて完成。

加熱直後は中央がトロッとしていますが、冷めると固まります。加熱しすぎるとパサパサになるので、「まだ少し生っぽいかな」と感じるくらいで取り出すのが正解です。ビターチョコを使うのがおすすめで、甘さ控えめの大人向けの味に仕上がります。ミルクチョコを使うと甘めになるので、その場合は砂糖を大さじ1に減らしてください。

レンチン料理で失敗しないためのプロのコツ5選

ここまでのレシピに共通する、レンチン料理を成功させるための重要なコツをお伝えします。
何度も試作を重ねてたどり着いた、現場の知見です。

コツ1:食材は均一な大きさに切る

電子レンジのマイクロ波は、食材の表面から中心に向かって浸透します。
大きさがバラバラだと、小さい食材は加熱しすぎ、大きい食材は生焼けになります。
すべての食材を「一口大(約2〜3cm角)」に揃えるだけで、加熱ムラは激減します。

コツ2:容器の中央を空ける

マイクロ波は容器の外周部に集中しやすい性質があります。
食材を容器の中央に山盛りにすると、外側ばかり加熱されてしまいます。
ドーナツ状に外周に沿って食材を並べ、中央を空けると均一に火が通ります。

コツ3:途中で一度かき混ぜる

加熱ムラを防ぐ最も簡単な方法は、加熱の途中で一度取り出してかき混ぜることです。
面倒に感じるかもしれませんが、この一手間で仕上がりが劇的に変わります。
とくに汁気のある料理では、かき混ぜることで味も均一になります。

コツ4:加熱後の「蒸らし時間」を守る

レシピに「ラップをしたまま〇分置く」と書いてあったら、必ず守ってください。
余熱でじわじわ火を通すことで、肉はジューシーに、野菜は柔らかくなります。
蒸らし時間を省くと、中が生焼けだったり食感がバラついたりする原因になります。

コツ5:最初は短めに加熱する

電子レンジの出力は機種によって微妙に異なります。
同じ600Wでも、実際の加熱力には差があるのが現実です。
初めて作るレシピは、指定時間より30秒〜1分短めにスタートし、様子を見ながら追加加熱するのが安全です。

よくある失敗パターンと回避策

レンチン料理でよくある失敗とその対策をまとめました。

肉がパサパサになる

原因は加熱のしすぎです。
電子レンジは加熱が急激なため、肉のタンパク質が一気に収縮して水分が出てしまいます。
回避策は「加熱時間を短めにして余熱で仕上げる」こと。
砂糖や酒を事前に揉み込んでおくと保水効果で柔らかく仕上がります。

野菜がベチャッとする

水分の多い野菜は、ラップをぴっちりかけると蒸気がこもりすぎてベチャッとなります。
ラップをふんわりかけるか、ラップなしで加熱してください。
また、もやしやキャベツなど水分が出やすい野菜は、加熱後にしっかり水気を切ることが大切です。

味が薄い・ぼやける

レンジ調理は煮込み料理のように水分が蒸発しにくいため、味が薄く感じることがあります。
対策は2つ。
1つ目は、調味料をやや濃いめに設定すること。
2つ目は、加熱後にラップを外して1分

  • URLをコピーしました!
目次