食欲がない日のレシピ|暑い日でも食べやすいさっぱりごはん25選

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食欲がない日のレシピは、無理に量を食べることよりも、少ない量でも主食・たんぱく質・水分を取り入れやすい形に整えることが大切です。暑い日が続くと、火を使う料理を見るだけで食べる気が失せたり、そうめんだけで済ませたくなったりすることがあります。しかし、炭水化物だけに偏ると、午後のだるさや栄養の偏りにつながりやすいため、冷たさ、のどごし、酸味、香りを上手に使いながら、食べやすい一皿を選びましょう。

この記事では、暑い日でも口に運びやすいさっぱりごはんを25品紹介します。ごはんもの、冷たい麺、たんぱく質を補えるおかず、雑炊やスープ、火をほとんど使わない料理まで幅広くそろえました。食欲がないときの献立の組み立て方、食べやすくするコツ、体調面で注意したいサインも解説するため、その日の状態に合う食事がすぐ見つかります。

目次

食欲がない日のレシピでまず押さえたい考え方

暑さによる食欲不振は、単に「食べる気がしない」だけではありません。汗をかくことで水分が失われたり、寝苦しさで睡眠が浅くなったり、冷房の効いた室内と屋外の温度差で疲れを感じたりすると、食事量が落ちやすくなります。食欲がない日は、胃に詰め込む発想ではなく、食べられる形に変えて栄養をつなぐ発想が重要です。

厚生労働省の熱中症対策資料では、脱水が進行すると消化液の分泌不足や消化管の血流不足によって、胃腸障害や食欲不振が起こり得るとされています。暑さによる不調を感じる日は、料理とあわせてこまめな水分補給も意識しましょう。

少量でも主食とたんぱく質を組み合わせる

食べる量が少ないときほど、「何を抜くか」ではなく「一口に何を入れるか」を考えると献立が整います。冷たい麺やおかゆだけではなく、卵、豆腐、鶏ささみ、ツナ、しらす、納豆などを組み合わせると、調理の負担を増やしすぎずにたんぱく質を補えます。

食べる目的取り入れやすい食材料理の例
エネルギーを補うごはん、うどん、そば、そうめん、じゃがいも茶漬け、冷やしうどん、雑炊
たんぱく質を補う卵、豆腐、鶏ささみ、ツナ、納豆、しらす温玉丼、冷ややっこ、蒸し鶏
水分を取り入れるだし、スープ、トマト、きゅうり、果物冷や汁、スープ、だし茶漬け
食べるきっかけを作る梅、大葉、みょうが、しょうが、レモン、酢梅しそごはん、香味だれ、酢の物
野菜を補うトマト、オクラ、なす、きゅうり、かぼちゃ冷やし浸し、ねばねば丼、ポタージュ

農林水産省も、暑い時期はそうめんやうどんなど炭水化物中心の食事に偏りやすいため、旬の食材やたんぱく質などを組み合わせる工夫を紹介しています。

冷たさだけに頼らず香りと酸味を味方にする

暑い日は冷たい料理が食べやすい一方、冷たすぎるものばかりでは胃腸に負担を感じる人もいます。その日の体調に合わせ、冷やしすぎない温度にする、温かい汁物を一緒に添える、薬味を使って風味を変えるといった調整が有効です。

大葉、みょうが、しょうが、梅、レモン、酢などは、料理に香りや酸味を加え、単調になりがちな夏の食事に変化をつけやすい食材です。農林水産省も、香味野菜や酸味、香辛料を料理に取り入れて食べやすさを工夫する方法を案内しています。

食べられない日に優先したいこと
まずは水分を少しずつ取り、次に食べられそうな主食を数口、その後に卵や豆腐などのたんぱく質を足す順番がおすすめです。食欲が戻るまで、完璧な栄養バランスを一食で完成させようとしなくてかまいません。

食事の工夫だけで様子を見ない方がよいサイン

食欲がない原因は暑さだけとは限りません。吐き気やおう吐、強いだるさ、頭痛、めまい、意識がぼんやりする、水分を自力で飲めないといった症状がある場合は、熱中症を含む体調不良の可能性があります。特に水分を自力で取れない、症状が改善しない場合は、速やかな対応が必要です。

医療機関への相談を優先したいケース
高熱、繰り返すおう吐、激しい腹痛、意識の変化、歩けないほどのだるさ、急な体重減少、食欲不振が長く続く場合は、レシピだけで解決しようとせず、医療機関へ相談してください。持病がある人、妊娠中の人、高齢者、乳幼児は特に慎重な判断が必要です。

暑い日でも食べやすくなる献立づくりのコツ

食欲がない日に必要なのは、豪華な献立ではありません。買い物の手間、調理時間、後片付けを減らしながら、食べられる確率を上げる工夫が大切です。ここでは、さっぱりごはんを失敗しにくくするための基本を紹介します。

一皿で主食とおかずがそろう形にする

食欲がない日は、複数のおかずを用意すると食べる前に疲れてしまいます。丼、麺、雑炊、茶漬け、スープごはんのように、一皿で主食とたんぱく質を組み合わせられる料理が向いています。

たとえば、冷やしうどんに豚しゃぶと大根おろしをのせる、茶漬けにしらすと梅を加える、雑炊に卵と鶏ひき肉を入れるだけで、単品の主食より満足感が出やすくなります。

具材は小さく切り噛む負担を減らす

食欲が落ちているときは、噛む回数が多い料理や、口の中の水分を奪う料理が負担になることがあります。肉は薄切りやほぐし身にする、野菜は細切りや薄切りにする、根菜はやわらかく煮る、豆腐や卵を活用するなど、口当たりを整えましょう。

食材食べやすくする切り方や調理法
鶏むね肉、ささみ茹でて細く裂く、薄くそぎ切りにする
豚肉しゃぶしゃぶ用の薄切りを使う
トマト角切り、すりおろし、湯むき
きゅうり薄切り、たたき、細切り
なす薄切りにして電子レンジで加熱する
温泉卵、かきたま、半熟の炒り卵
豆腐絹ごし豆腐を使い、崩してのせる

香りの強い薬味は後からのせる

大葉、みょうが、しょうが、白ごま、刻みのり、かつお節などは、加熱の最後や盛りつけ後に加えると香りが立ちます。味つけを濃くしなくても満足感が出やすく、同じ食材でも飽きにくくなります。

ただし、胃の痛みや胸やけがあるとき、刺激物で具合が悪くなるときは、唐辛子、にんにく、香辛料を控えめにして、だしやごまの風味を中心にしましょう。

先に冷蔵庫を整えておく

暑い日に料理を作るなら、冷やす時間を短縮できる準備が役立ちます。めんつゆやだしは前日に冷やす、きゅうりや大葉は洗って水気をふく、蒸し鶏は小分けにして冷蔵するなど、すぐ食べられる状態にしておくと食事のハードルが下がります。

冷たい料理は食中毒対策も欠かせません。冷蔵や冷凍が必要な食品は速やかに保存し、調理した料理を室温に長く置かないことが基本です。食べ切れない場合は、箸をつける前に別容器へ取り分けて冷蔵し、早めに食べましょう。

食欲がない日に役立つさっぱりごはん25選

ここからは、暑い日でも食べやすく、主食やたんぱく質を補いやすいレシピを25品紹介します。分量は基本的に1人分です。食べられる量に合わせて、ごはんや麺を半量にしたり、具だけを先に食べたりして調整してください。

ごはんが進みやすい丼と茶漬け5選

1梅しそ冷やし茶漬け

材料1人分

  • ごはん150g
  • 冷たいだし180ml
  • 梅干し1個
  • 大葉2枚
  • しらす20g
  • 白ごま小さじ1
  • 刻みのり適量

作り方

  1. ごはんを器に盛り、熱いごはんが苦手なら水でさっと洗ってぬめりを落とします。
  2. 種を除いた梅干し、千切りの大葉、しらす、白ごま、刻みのりをのせます。
  3. 冷たいだしを注ぎ、全体を軽く混ぜて食べます。

梅の酸味、大葉の香り、しらすのうま味で、少量のごはんでも食べやすい一品です。だしは市販の白だしを表示どおりに薄めても作れます。

2しらすと大葉のレモンごはん

材料1人分

  • ごはん150g
  • しらす30g
  • 大葉3枚
  • レモン汁小さじ1
  • ごま油小さじ1
  • しょうゆ小さじ1
  • 白ごま少々

作り方

  1. ごはんにしらす、千切りの大葉、白ごまをのせます。
  2. レモン汁、ごま油、しょうゆを混ぜて回しかけます。
  3. 食べる直前に全体を混ぜます。

魚を焼く余裕がない日でも、しらすなら手軽にたんぱく質を足せます。レモンの酸味が強すぎると感じたら、量を半分にしてください。

3ツナとトマトの塩昆布丼

材料1人分

  • ごはん150g
  • ツナ水煮缶1缶の半量
  • トマト1個
  • 塩昆布ひとつまみ
  • ごま油小さじ1
  • 大葉1枚

作り方

  1. トマトは角切りにし、ツナ、塩昆布、ごま油と混ぜます。
  2. ごはんにのせ、千切りの大葉を散らします。
  3. 塩昆布の塩味を見て、足りなければしょうゆを少量加えます。

トマトの水分とツナのうま味で、ぱさつきにくい丼になります。ごはんを半量にして、冷ややっこを添える献立にも向いています。

4鶏ささみの冷やしだしごはん

材料1人分

  • ごはん150g
  • 鶏ささみ1本
  • きゅうり3cm
  • みょうが2分の1個
  • 冷たいだし120ml
  • しょうゆ小さじ1
  • すりおろししょうが少々

作り方

  1. 鶏ささみは酒少々をふり、電子レンジで中心まで加熱して粗熱を取り、細く裂きます。
  2. きゅうりは細切り、みょうがは薄切りにします。
  3. ごはんに具材をのせ、だし、しょうゆ、しょうがを混ぜたつゆを注ぎます。

鶏肉は中心まで十分に火を通してください。冷やしだしごはんは、食べる直前に仕上げると香りがよくなります。

5豆腐とオクラのねばねば温玉丼

材料1人分

  • ごはん150g
  • 絹ごし豆腐100g
  • オクラ3本
  • 温泉卵1個
  • 納豆1パック
  • めんつゆ少々
  • かつお節適量

作り方

  1. オクラはさっと茹でるか電子レンジで加熱し、小口切りにします。
  2. ごはんに豆腐、オクラ、納豆、温泉卵を順にのせます。
  3. めんつゆを少量かけ、かつお節を散らします。

やわらかい食材が中心なので、噛む負担を減らしたい日にも向いています。納豆のにおいが気になる場合は、しらすやツナに替えてもおいしく作れます。

ごはんものの献立例
梅しそ冷やし茶漬けに、冷ややっこときゅうりの酢の物を添えると、火をほとんど使わずに主食、たんぱく質、野菜をそろえられます。

のどごしのよい冷たい麺5選

6豚しゃぶおろし冷やしうどん

材料1人分

  • 冷凍うどん1玉
  • 豚しゃぶしゃぶ用肉80g
  • 大根おろし80g
  • きゅうり3cm
  • 大葉2枚
  • めんつゆ適量
  • ぽん酢しょうゆ小さじ1

作り方

  1. うどんは表示どおりに加熱し、冷水でしめて水気を切ります。
  2. 豚肉は湯を沸かしすぎない状態で茹で、色が変わったら取り出して冷まします。
  3. うどんに豚肉、大根おろし、細切りきゅうり、大葉をのせ、めんつゆとぽん酢しょうゆをかけます。

豚肉は疲れた日に食べ応えを出したいときに便利です。脂が気になる場合は、ロースやもも肉を選び、茹で汁は使わず肉だけをのせましょう。

7ささみ梅ごまそうめん

材料1人分

  • そうめん2束
  • 鶏ささみ1本
  • 梅干し1個
  • きゅうり3cm
  • 大葉2枚
  • めんつゆ適量
  • すりごま大さじ1

作り方

  1. ささみは電子レンジで中心まで加熱し、粗熱が取れたら裂きます。
  2. そうめんを茹でて冷水で洗い、水気を切ります。
  3. そうめんにささみ、たたいた梅、細切りきゅうり、大葉をのせ、めんつゆとすりごまをかけます。

梅とごまを合わせると、酸味だけが立ちすぎず、まろやかな味に仕上がります。食欲がかなり落ちている日は、そうめんを1束に減らしてもかまいません。

8納豆オクラとろろそば

材料1人分

  • そば1人分
  • 納豆1パック
  • オクラ3本
  • 長いも80g
  • 卵黄1個分
  • めんつゆ適量
  • 刻みのり適量

作り方

  1. そばを茹でて冷水でしめます。
  2. オクラは加熱して小口切り、長いもはすりおろします。
  3. そばに納豆、オクラ、とろろ、卵黄、刻みのりをのせ、めんつゆをかけます。

粘りのある具材が麺に絡み、つるっと食べやすいレシピです。長いもは生で食べると口の周りがかゆくなる人もいるため、体質に合わない場合は省いてください。

9トマトツナの冷製パスタ

材料1人分

  • パスタ80g
  • トマト1個
  • ツナ水煮缶1缶の半量
  • オリーブ油小さじ2
  • レモン汁小さじ1
  • 塩少々
  • こしょう少々
  • バジルまたは大葉適量

作り方

  1. トマトは角切りにし、ツナ、オリーブ油、レモン汁、塩、こしょうと混ぜて冷やします。
  2. パスタは表示より少し長めに茹で、冷水でしっかり冷やして水気を切ります。
  3. パスタと具材を和え、バジルまたは大葉をのせます。

油を使いすぎると重く感じることがあるため、オリーブ油は少量で十分です。冷やしすぎたと感じる場合は、冷蔵庫から出して数分置いてから食べましょう。

10豆乳ごま冷やしうどん

材料1人分

  • 冷凍うどん1玉
  • 無調整豆乳120ml
  • めんつゆ小さじ2
  • すりごま大さじ1
  • 蒸し鶏またはサラダチキン50g
  • きゅうり3cm
  • ラー油少々

作り方

  1. 豆乳、めんつゆ、すりごまを混ぜてつゆを作り、冷蔵庫で冷やします。
  2. うどんを加熱して冷水でしめ、水気を切ります。
  3. うどんに蒸し鶏、きゅうりをのせ、豆乳ごまだれをかけます。好みでラー油を数滴たらします。

まろやかな豆乳だれは、酸味が苦手な人にも食べやすい味です。胃が弱っているときはラー油を省き、しょうがや大葉を少量のせる程度にしましょう。

冷たい麺の栄養を底上げする足し算
麺だけで終えず、卵、豆腐、鶏肉、豚しゃぶ、ツナ、納豆のどれか一つを加えるだけで、食事の満足感が変わります。野菜はトマト、きゅうり、オクラのように切ってすぐ使えるものが便利です。

さっぱり食べられるたんぱく質おかず5選

11鮭のレモン包み蒸し

材料1人分

  • 生鮭1切れ
  • 玉ねぎ4分の1個
  • しめじ30g
  • レモン薄切り2枚
  • 酒小さじ1
  • 塩少々
  • こしょう少々

作り方

  1. 玉ねぎは薄切り、しめじはほぐします。
  2. 耐熱皿に玉ねぎ、しめじ、鮭をのせ、酒、塩、こしょうをふってレモンをのせます。
  3. ふんわりラップをかけ、電子レンジで鮭に火が通るまで加熱します。

レモンの香りで魚の風味が軽くなり、暑い日でも食べやすいおかずです。ごはんが重く感じる日は、冷やし茶漬けの副菜にしてもよく合います。

12鶏むね肉の香味ぽん酢

材料1人分

  • 鶏むね肉120g
  • 酒小さじ1
  • 塩少々
  • みょうが1個
  • 大葉2枚
  • ぽん酢しょうゆ大さじ1
  • ごま油小さじ1

作り方

  1. 鶏むね肉はそぎ切りにし、酒と塩をなじませます。
  2. 電子レンジで中心まで加熱し、粗熱を取ります。
  3. 薄切りみょうが、千切り大葉、ぽん酢しょうゆ、ごま油を混ぜて鶏肉にかけます。

鶏むね肉は加熱しすぎるとかたくなるため、様子を見ながら加熱してください。冷蔵庫で冷やす場合は、たれをかける前に肉だけを冷やすと水っぽくなりにくくなります。

13豆腐とトマトのしそカプレーゼ風

材料1人分

  • 絹ごし豆腐150g
  • トマト1個
  • 大葉3枚
  • オリーブ油小さじ1
  • しょうゆ小さじ1
  • 塩少々
  • 黒こしょう少々

作り方

  1. 豆腐は軽く水気を切り、食べやすい大きさに切ります。
  2. トマトを切り、豆腐と交互に盛ります。
  3. 千切り大葉をのせ、オリーブ油、しょうゆ、塩、黒こしょうをかけます。

火を使わずに作れて、見た目も涼やかな一皿です。豆腐だけでは物足りない場合は、ゆで卵やしらすを加えてください。

14たこときゅうりの梅酢あえ

材料1人分

  • ゆでだこ80g
  • きゅうり2分の1本
  • 梅干し1個
  • 酢小さじ1
  • 砂糖ひとつまみ
  • しょうゆ小さじ2分の1
  • 白ごま少々

作り方

  1. たこは薄切り、きゅうりは薄切りにして軽く塩をふき、水気を絞ります。
  2. 梅肉、酢、砂糖、しょうゆを混ぜます。
  3. たこときゅうりをたれで和え、白ごまを散らします。

噛み応えがあるため、口が疲れやすい日はたこを小さめに切るか、豆腐やわかめに替えてください。副菜として、冷やしうどんや雑炊と組み合わせるのがおすすめです。

15なすと豚しゃぶの冷やし浸し

材料1人分

  • 豚しゃぶしゃぶ用肉80g
  • なす1本
  • ピーマン2分の1個
  • めんつゆ大さじ1
  • 水大さじ2
  • 酢小さじ1
  • しょうがすりおろし少々

作り方

  1. なすは薄切り、ピーマンは細切りにして、電子レンジでやわらかく加熱します。
  2. 豚肉は茹でて火を通し、冷まします。
  3. めんつゆ、水、酢、しょうがを混ぜ、なす、ピーマン、豚肉を浸して冷蔵庫で冷やします。

作り置きする場合は、清潔な保存容器に入れ、室温に置かず冷蔵してください。暑い時期は特に、作った料理を早めに食べ切ることが大切です。

体をいたわりたい日の雑炊とスープ5選

16しょうが卵雑炊

材料1人分

  • ごはん120g
  • だし250ml
  • 卵1個
  • 長ねぎ5cm
  • しょうがすりおろし少々
  • しょうゆ小さじ1
  • 塩少々

作り方

  1. 鍋にだしとごはんを入れ、弱めの中火でごはんがやわらかくなるまで煮ます。
  2. しょうゆ、塩で味を整え、溶き卵を回し入れます。
  3. 卵がふんわり固まったら、ねぎとしょうがをのせます。

冷たい料理がつらい日や、胃腸を休めたい日に向く定番レシピです。暑い日でも、熱々ではなく少し冷ましてから食べると負担が減ります。

17鶏ひき肉と野菜のとろみ雑炊

材料1人分

  • ごはん120g
  • 鶏ひき肉50g
  • にんじん20g
  • しいたけ1枚
  • だし280ml
  • 片栗粉小さじ1
  • 水小さじ2
  • しょうゆ小さじ1

作り方

  1. にんじんとしいたけは細かく切ります。
  2. 鍋にだし、鶏ひき肉、野菜を入れ、鶏肉に十分火が通るまで煮ます。
  3. ごはんを加えて少し煮たら、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけます。

とろみがあると口当たりがなめらかになり、冷めにくいため、少しずつ食べたい日にも便利です。鶏ひき肉はかたまりが残らないよう、加熱中にほぐしてください。

18冷や汁風ごはん

材料1人分

  • ごはん150g
  • さば水煮缶1缶の半量
  • きゅうり3cm
  • 絹ごし豆腐80g
  • みそ小さじ2
  • すりごま大さじ1
  • 冷水または冷たいだし180ml
  • 大葉2枚

作り方

  1. みそとすりごまをよく混ぜ、冷水または冷たいだしで少しずつのばします。
  2. ごはんにさば、薄切りきゅうり、崩した豆腐をのせます。
  3. みそだしを注ぎ、大葉を散らします。

さば缶を使えば火を使わず、魚のたんぱく質を取り入れられます。塩分が気になる場合は、みそやさば缶の汁の量を控えめにして調整しましょう。

19かぼちゃの冷製ポタージュ

材料2人分

  • かぼちゃ200g
  • 玉ねぎ4分の1個
  • 牛乳または無調整豆乳250ml
  • コンソメ少々
  • 塩少々
  • こしょう少々

作り方

  1. かぼちゃは種とわたを除き、薄切りにします。玉ねぎも薄切りにします。
  2. 耐熱容器に入れて電子レンジでやわらかくし、牛乳または豆乳の半量と一緒になめらかになるまでつぶします。
  3. 残りの牛乳または豆乳、コンソメ、塩、こしょうを混ぜ、冷蔵庫で冷やします。

固形物がつらいときでも、ポタージュなら野菜とエネルギーを取り入れやすくなります。冷たさが負担になる場合は、常温程度まで戻して飲んでください。

20トマトと卵のさっぱり中華スープ

材料1人分

  • トマト1個
  • 卵1個
  • 鶏がらスープの素小さじ1
  • 水250ml
  • 酢小さじ1
  • ごま油数滴
  • 小ねぎ適量

作り方

  1. 鍋に水、鶏がらスープの素、くし形切りのトマトを入れて加熱します。
  2. トマトが少しやわらかくなったら、溶き卵を回し入れます。
  3. 酢、ごま油を加え、小ねぎを散らします。

汁物だけで済ませたくなる日でも、卵を入れることでたんぱく質を補えます。ごはんを少量加えれば、簡単なスープごはんとしても食べられます。

胃腸に負担をかけにくい献立例
しょうが卵雑炊に、豆腐とトマトのしそカプレーゼ風を添えると、温度と食感に変化が出ます。温かい主食と冷たい副菜を少量ずつ並べると、食べやすい方から手をつけられます。

火をほとんど使わず作れる時短レシピ5選

21さば缶ときゅうりのごま酢丼

材料1人分

  • ごはん150g
  • さば水煮缶1缶の半量
  • きゅうり3分の1本
  • 酢小さじ1
  • しょうゆ小さじ1
  • すりごま大さじ1
  • 大葉2枚

作り方

  1. きゅうりは薄切りにし、さばは軽くほぐします。
  2. 酢、しょうゆ、すりごまを混ぜます。
  3. ごはんにさばときゅうりをのせ、たれをかけて大葉を散らします。

缶詰を使うと魚料理のハードルが下がります。さば缶の味つけによって塩分が異なるため、しょうゆは味を見ながら加えてください。

22レンジ蒸し鶏のねぎ塩レモン

材料1人分

  • 鶏ささみ2本
  • 酒小さじ1
  • 塩少々
  • 長ねぎ5cm
  • レモン汁小さじ1
  • ごま油小さじ1
  • 鶏がらスープの素少々

作り方

  1. ささみに酒と塩をふり、電子レンジで中心まで加熱します。
  2. 長ねぎをみじん切りにし、レモン汁、ごま油、鶏がらスープの素と混ぜます。
  3. ささみを裂き、ねぎ塩だれをかけます。

冷蔵庫に置いておくと、うどんやそうめんの具、サラダ、丼のたんぱく質として使い回せます。保存する場合は小分けにし、清潔な容器で冷蔵してください。

23絹豆腐のしらす梅おろし

材料1人分

  • 絹ごし豆腐150g
  • しらす20g
  • 大根おろし50g
  • 梅干し1個
  • 大葉1枚
  • しょうゆ少々

作り方

  1. 豆腐を器に盛り、大根おろしとしらすをのせます。
  2. たたいた梅肉と千切り大葉をのせます。
  3. しょうゆを少量たらして食べます。

食欲がかなり落ちている日は、まずこの一皿から始めるのもよい方法です。ごはんを少量添えれば、軽い食事としてまとまります。

24納豆キムチとアボカドの小丼

材料1人分

  • ごはん120g
  • 納豆1パック
  • キムチ30g
  • アボカド4分の1個
  • 卵黄1個分
  • ごま油数滴
  • 刻みのり適量

作り方

  1. 納豆は付属のたれと混ぜ、アボカドは角切りにします。
  2. ごはんに納豆、キムチ、アボカド、卵黄をのせます。
  3. ごま油を数滴たらし、刻みのりを散らします。

辛味や発酵食品が刺激になる場合は、キムチを省き、トマトやきゅうりに替えてください。胃痛、胸やけ、下痢があるときは、刺激物を避けた方が安心です。

25バナナヨーグルトのオートミールボウル

材料1人分

  • バナナ1本
  • プレーンヨーグルト150g
  • オートミール30g
  • はちみつ小さじ1
  • きな粉小さじ1
  • 好みの果物適量

作り方

  1. 器にヨーグルトとオートミールを入れます。
  2. 輪切りのバナナ、きな粉、好みの果物をのせます。
  3. 甘みが必要なら、はちみつを少量かけます。

朝に食欲がない日や、固形の食事が重く感じる日に向いています。乳製品でお腹がゆるくなる場合は、豆乳ヨーグルトなど体質に合うものを選んでください。1歳未満の乳児には、はちみつを与えないでください。

食欲がない日の状態別おすすめレシピ早見表

「何を選べばいいか分からない」ときは、今の体調から逆算すると決めやすくなります。食欲のなさは人によって違うため、無理に人気レシピを選ぶ必要はありません。

こんな状態の日最初に選びやすい料理避けたい工夫
ごはんは少し食べられる梅しそ冷やし茶漬け、しらすレモンごはん具材を増やしすぎること
麺なら食べられそう豚しゃぶおろしうどん、納豆オクラそば麺だけで食事を終えること
冷たいものがつらいしょうが卵雑炊、とろみ雑炊熱々のまま急いで食べること
噛むのが面倒豆腐のしらす梅おろし、ポタージュかたい肉や大きな生野菜
料理をする気力がないさば缶丼、冷ややっこ、小丼常温で長く置いた作り置き
たんぱく質を足したい蒸し鶏、鮭の包み蒸し、温玉丼脂の多い料理を一度に多く食べる
酸味が苦手豆乳ごまうどん、かぼちゃポタージュレモンや酢を無理に使うこと

迷ったときの決め方
主食が食べられそうなら茶漬けか雑炊、麺がよさそうなら肉や卵を足した冷やし麺、主食が難しいなら豆腐やスープから始める、と考えると選びやすくなります。

暑い日に食べやすい一日の献立例

食欲がない日でも、朝昼晩すべてをしっかり食べなければならないわけではありません。食べられるタイミングに、食べられるものを少しずつ入れていく方が現実的です。

朝は水分とやわらかい食事から始める

朝から食欲がない日は、バナナヨーグルトのオートミールボウル、冷製ポタージュ、豆腐のしらす梅おろしなどがおすすめです。起きてすぐに食べられない場合は、まず水分を取り、少し時間を置いてから数口だけ食べてみましょう。

昼は冷たい主食にたんぱく質を足す

昼食には、豚しゃぶおろしうどん、ささみ梅ごまそうめん、納豆オクラとろろそばなどが向いています。外出先や仕事の合間で時間がないときは、コンビニやスーパーでも、冷たい麺にゆで卵、豆腐、サラダチキンなどを組み合わせる考え方が使えます。

夜は温度を上げすぎない温かい料理を選ぶ

夜は、しょうが卵雑炊、とろみ雑炊、トマトと卵のスープなど、やわらかく消化しやすいものを少量にするのがおすすめです。冷たい料理ばかりで体が冷えたと感じる日は、温かいだしやスープを添えると食事が整いやすくなります。

一日の献立例
朝はバナナヨーグルトのオートミールボウル
昼は豚しゃぶおろし冷やしうどん
夜はしょうが卵雑炊と豆腐のしらす梅おろし

この組み合わせなら、暑い日でも食べやすい温度と食感を保ちながら、主食、たんぱく質、野菜や果物を分散して取り入れられます。

食欲がない日の食事で気をつけたいこと

さっぱりした料理は食べやすい反面、量が少なすぎたり、保存方法が不十分だったりすると、体調をさらに崩す原因になることがあります。暑い時期こそ、味だけでなく安全性も確認しましょう。

水分補給は食事と別に考える

汁物、トマト、果物などにも水分は含まれますが、食事だけで十分な水分を取れるとは限りません。暑い環境では、のどの渇きを感じる前から水分を補うことが推奨されています。発汗量が多いときは、水分とともに塩分補給が必要になる場合もありますが、塩分制限を受けている人や持病がある人は、自己判断で増やさず主治医の指示を優先してください。

生ものと作り置きは温度管理を徹底する

刺身、加熱していない魚介類、半熟卵、作り置きの肉料理などは、暑い日の常温放置を避けましょう。冷蔵庫は10℃以下を目安に維持し、肉や魚の汁が生で食べる食品に触れないように保存することが、家庭での食中毒予防の基本です。

また、作った料理が余りそうなときは、食べる前に別容器に取り分けて冷蔵し、残りを何度も常温に出し入れしないことが大切です。においや味に違和感がある場合は食べないようにしてください。

食べられない自分を責めない

食欲がない日に、栄養バランスのよい食事を完璧に作れなくても問題ありません。おにぎり半分、豆腐数口、スープ一杯のように、小さな食事を積み重ねることにも意味があります。

一方で、食欲不振が続く、強い倦怠感や吐き気を伴う、通常より明らかに体重が減るといった変化がある場合は、別の原因が隠れていることがあります。体調を観察し、必要に応じて医療機関に相談しましょう。

食欲がない日のレシピに関するよくある質問

食欲がない日は何を食べればよいですか

まずは水分を少しずつ取り、次に食べやすい主食を少量選びます。茶漬け、雑炊、うどん、そうめんなどに、卵、豆腐、しらす、ツナ、鶏ささみなどを加えると、少ない量でも食事として整えやすくなります。

夏はそうめんだけでも問題ありませんか

一食だけそうめんだけになることはありますが、毎回そうめんだけで済ませると、たんぱく質や野菜が不足しやすくなります。温泉卵、ツナ、蒸し鶏、納豆、豆腐、トマト、きゅうりなどを一つでも加えるのがおすすめです。暑い時期は麺類に偏りやすいことが指摘されているため、具材を足す意識が役立ちます。

食欲がないときに冷たいものばかり食べてもよいですか

冷たい料理が食べやすいなら活用してかまいません。ただし、冷たさで胃腸がつらくなる人は、冷蔵庫から出して少し置く、常温の飲み物を選ぶ、温かいスープを一緒にするなどの調整がおすすめです。体調に合う温度を優先してください。

食欲がないときに梅干しやレモンは役立ちますか

梅、大葉、レモン、酢、しょうがなどは、料理に香りや酸味を加え、味に変化をつけやすい食材です。酸味が好みであれば、茶漬け、冷やし麺、蒸し鶏などに少量加えると食べやすくなることがあります。酸味で胃が痛くなる人は、無理に使わず、ごま、だし、豆乳などのまろやかな味を選びましょう。

食欲がない日にプロテインだけで済ませてもよいですか

プロテイン飲料はたんぱく質を補う選択肢の一つですが、それだけで主食や水分、他の栄養素を十分に取れるとは限りません。飲めるなら、バナナ、ヨーグルト、おにぎり、スープなどを少量組み合わせると、食事としてバランスを取りやすくなります。

子どもが暑さで食べないときはどうすればよいですか

一度にたくさん食べさせようとせず、小さなおにぎり、うどん、卵雑炊、果物、ヨーグルトなどを少量ずつ試してください。水分が取れない、ぐったりしている、おう吐を繰り返す、反応が鈍いなどの様子がある場合は、食事を優先せず医療機関や相談窓口へ連絡してください。子どもの急な病気や受診判断に迷う場合は、全国共通の子ども医療電話相談である#8000も利用できます。

食欲不振が何日も続くときは受診した方がよいですか

食欲不振は暑さや疲れだけでなく、消化器の病気、感染症、薬の影響、精神的な負担など、さまざまな要因で起こることがあります。長引く場合や、痛み、発熱、おう吐、体重減少、強いだるさなどを伴う場合は、早めに医療機関へ相談してください。

食欲がない日のレシピで暑い時期を無理なく乗り切る

食欲がない日のレシピは、無理に豪華な料理を作るためのものではありません。暑い日でも食べやすい温度、のどごし、香り、酸味、やわらかさを利用しながら、主食とたんぱく質を少しずつ取り入れるための工夫です。

まずは、茶漬け、冷やしうどん、豆腐、卵雑炊のように、今の自分が口にできそうな料理を一品選びましょう。食べられる量が少ない日は、卵、豆腐、しらす、ツナ、鶏ささみなどを少し足すだけでも十分です。水分補給と食材の温度管理も忘れず、体調の変化が強いときは食事だけで解決しようとせず、適切な相談先につなげてください。

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