サイバービートスタジオプロ【音楽作曲ツール】

このツールは、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の基本機能を凝縮した、プログレッシブなWebアプリケーションです。
目次
サイバービートスタジオプロのツール説明
- 名称: CYBER BEAT
- ジャンル: 16ステップ・シーケンサー / グルーヴボックス
- コンセプト: 「スマホで作り、その場ですぐにMP3化できる、未来のポケットスタジオ」
- 技術: HTML5, CSS3, Vanilla JS (Web Audio API), Lame.js (MP3エンコーダー)
主な機能と特徴
1. リアルタイム MP3 レコーディング機能(★新機能)
これまでブラウザでの録音は「WebM」形式が主流でしたが、このツールはプロ仕様のエンコーダー(LAME)を内蔵し、演奏内容をリアルタイムでMP3(44.1kHz / 128kbps / Stereo)に変換します。
- メリット: 保存したファイルは、iPhone、Android、PC、SNSなど、あらゆる環境で再生・共有が可能です。
2. 本格的な 8トラック・サウンドエンジン
サンプリング音声(録音された音)を読み込むのではなく、プログラムコードがリアルタイムに波形を生成(シンセサイズ)しています。これにより、読み込み待ち時間がゼロで、非常にクリアな音質を実現しています。
- Kick (キック): パンチのある低音バスドラム。
- Snare (スネア): ノイズとトーンを混ぜた鋭いスネア。
- Clap (クラップ): ハンドクラップ(手拍子)をシミュレート。
- HiHat (ハイハット): 高音域の金属的なリズム。
- Tom (タム): 音程が変化するドラムタム。
- Bass (ベース): ソウ波(Sawtooth)を使ったアシッドなベースライン。
- Chord (コード): 簡易的なポリフォニック・シンセサイザー。
- FX (エフェクト): 楽曲のアクセントになるスイープ音。
3. プロフェッショナル UI / UX
- サイバーパンク・デザイン: 没入感を高めるダークモード、ネオン発光、すりガラス風(Glassmorphism)のインターフェース。
- モバイル・ファースト: スマホのタッチ操作に完全最適化。誤タップを防ぎ、スライダーなども指で操作しやすいサイズに調整済みです。
- ビジュアライザー: 画面下部で、鳴っている音の周波数をリアルタイムに解析し、光の波として描画します。
4. 高機能なプロジェクト管理
作った曲を失わないよう、多彩な保存方法を用意しました。
- ブラウザ保存 (Save 1-3): ブラウザの中に一時的に保存します(手軽な保存)。
- JSON書き出し (⬇ JSON): 設定データをファイルとしてパソコンやスマホに保存します(バックアップや他人に渡す用)。
- JSON読み込み (⬆ JSON): 保存したファイルを読み込んで復元します。
使い方ガイド
基本操作
- 作曲する (ステップ入力):
- 中央の16個のボタンが並んでいるエリア(グリッド)をタップして点灯させます。
- 左から右へ時間が進み、点灯している場所で音が鳴ります。
- 再生 / 停止:
- 上部の ▶ PLAY ボタンを押すとループ再生が始まります。
- 音量バランス (ミックス):
- 各トラック名の横にあるスライダーで、その楽器の音量を調整できます。
- M ボタンを押すと、そのトラックだけミュート(消音)できます。
全体調整(フッターパネル)
- BPM: 曲の速さ(テンポ)を変更します。
- SWING: リズムに「ハネ(グルーヴ感)」を与えます。値を上げると、機械的なリズムからジャズやヒップホップのような人間味のあるノリに変化します。
- MASTER VOL: 全体の音量を調整します。
MP3 録音の手順
- 上部の ● MP3 REC ボタンを押します(ボタンが赤く点滅し、録音待機状態になります)。
- 曲が再生され、内部で録音が始まります。
- 好きなタイミングで、もう一度 ● STOP & SAVE を押します。
- 自動的に .mp3 ファイルが生成され、端末にダウンロードされます。
このツールが「プロ品質」である技術的な理由は以下の通りです。
- ScriptProcessor & Lame.js:
通常の MediaRecorder APIはブラウザ依存(WebM/Ogg)が激しいため使用せず、ScriptProcessorNode を使用してオーディオバッファを直接キャプチャ。それをJSライブラリ lamejs に渡してバイナリ変換することで、クロスブラウザなMP3生成を実現しています。 - 正確なスケジューリング:
JavaScriptの setInterval はタイミングがズレやすいため、Web Audio APIの currentTime と「Lookahead(先読み)」アルゴリズムを組み合わせることで、音楽的にヨレのない正確なリズムキープを実現しています。 - Canvas API ビジュアライザー:
AnalyserNode から周波数データを取得し、HTML5 Canvas APIを使って60fpsのアニメーションを描画しています。
このツール一つで、通勤中の電車でも、カフェでも、アイディアが浮かんだその瞬間にビートメイクを行い、MP3として世に出すことができます。ぜひお楽しみください。
