【基本のスポンジケーキ】ふわふわに仕上げる作り方|失敗しないコツを徹底解説

スポンジケーキ作りで「うまく膨らまない」「固くなってしまう」「しぼんでしまう」といった失敗をした経験はありませんか。

基本のスポンジケーキは、お菓子作りの中でも特に奥が深く、ちょっとした温度管理や混ぜ方の違いで仕上がりが大きく変わります。

本記事では、製菓専門学校で学ぶプロの技術と家庭でも再現できる実践的なコツを組み合わせ、ふわふわに仕上げる作り方を詳しく解説します。

卵の泡立て方から焼き上げ後の冷まし方まで、失敗しないための全工程を段階的にお伝えしますので、初心者の方も安心して挑戦できます。

目次

スポンジケーキがふわふわになる科学的原理

スポンジケーキの柔らかさは、生地に含まれる気泡の量と安定性によって決まります。

卵を泡立てることで、卵白に含まれるタンパク質が変性し、空気を抱き込む構造を作ります。

この気泡が焼成時の熱で膨張し、同時に小麦粉のグルテンと卵のタンパク質が固まることで、ふわふわの構造が維持されるのです。

卵の泡立てにおける温度の重要性

卵は35〜40度で最も泡立ちやすい性質を持っています。

この温度帯では卵白のタンパク質が適度に柔らかくなり、空気を取り込みやすくなるためです。

逆に温度が低すぎると泡立ちに時間がかかり、高すぎるとタンパク質が固まってしまいます。

湯煎にかけながら泡立てることで、安定した温度管理が可能になります。

グルテン形成のコントロール

小麦粉を混ぜる際のグルテン形成も、食感を左右する重要な要素です。

混ぜすぎるとグルテンが発達しすぎて固い生地になり、混ぜ足りないと粉っぽさが残ります。

適度な混ぜ加減を見極めることが、ふわふわ食感への近道となります。

基本のスポンジケーキの材料と道具

必要な材料(18cm丸型1台分)

基本のスポンジケーキに必要な材料は非常にシンプルです。

は3個(約150g)を使用します。常温に戻しておくことが重要です。

グラニュー糖は90gが標準的な分量です。上白糖でも代用できますが、グラニュー糖の方がきめ細かい仕上がりになります。

薄力粉は90g使用します。必ずふるっておく必要があります。

無塩バターは30g用意します。有塩バターを使うと塩味が邪魔をするため、必ず無塩を選びましょう。

牛乳は30ml必要です。バターと一緒に温めて使います。

バニラエッセンスは数滴加えることで、より豊かな香りになります。

揃えるべき道具

ハンドミキサーは泡立て作業に必須です。手動では時間がかかりすぎて温度管理が難しくなります。

ボウルは大きめのものを2つ用意します。1つは卵の泡立て用、もう1つは湯煎用です。

ゴムベラは生地を混ぜる際に使います。底からすくい上げるような混ぜ方ができるものが適しています。

粉ふるいは薄力粉をふるうために必要です。だまを防ぎ、空気を含ませる効果があります。

ケーキ型は18cmの丸型が標準的です。型には必ずクッキングシートを敷きます。

温度計があると、湯煎の温度管理が正確にできます。

オーブン用温度計も、庫内の実際の温度を知るために有用です。

下準備の重要性と具体的な手順

スポンジケーキの成功は下準備の丁寧さで8割が決まると言われています。

焼き始めてから慌てることがないよう、すべての準備を整えましょう。

オーブンの予熱

オーブンは170度に予熱します。予熱には15〜20分かかるため、生地を作り始める前にスイッチを入れておきます。

オーブンの機種によって実際の庫内温度が表示と異なることがあるため、オーブン用温度計で確認すると確実です。

予熱が不十分だと生地の立ち上がりが悪くなり、焼きムラの原因にもなります。

型の準備

型にクッキングシートを敷く作業は丁寧に行います。

底面は型に合わせて円形に切り、側面は高さより1cm高く切ったものを用意します。

側面のシートは型の内側にぴったりと貼り付けるように敷きます。隙間があると生地が流れ込んで形が崩れます。

バターを薄く塗ってからシートを貼ると、密着しやすくなります。

材料の準備

は使用する30分〜1時間前に冷蔵庫から出し、常温に戻します。

冷たいままだと泡立ちが悪く、湯煎の温度調整も難しくなります。

薄力粉は必ず2回以上ふるいます。ふるうことで空気を含ませ、だまを防ぎます。

バターと牛乳は小さな耐熱容器に入れ、50〜60度に温めておきます。

温めすぎると生地に混ぜたときに気泡が壊れるため、触って温かい程度がベストです。

卵の泡立て方|ふわふわの土台作り

卵の泡立てはスポンジケーキ作りの最重要工程です。

ここでしっかりとした泡を作れるかどうかで、仕上がりの8割が決まります。

全卵法の基本手順

基本のスポンジケーキでは全卵法を使います。これは卵黄と卵白を分けずに泡立てる方法です。

まず、ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖を加えます。

ハンドミキサーの低速で軽く混ぜ、砂糖を溶かします。

湯煎をかけながらの泡立て

湯煎は50〜60度のお湯を用意します。熱すぎると卵が固まってしまうため注意が必要です。

ボウルを湯煎にかけ、ハンドミキサーを高速にして泡立てます。

卵液の温度が35〜40度になるよう、温度計で確認しながら進めます。

この温度帯を維持することで、最も効率よく泡立ちます。

泡立ての見極めポイント

泡立てが十分かどうかは、リボン状に落ちるかで判断します。

ハンドミキサーを持ち上げたとき、生地がリボンのように太くゆっくりと落ち、ボウルの表面に積もって数秒間跡が残る状態が理想です。

色は白っぽいクリーム色になり、最初の黄色から明らかに変わります。

ボウルを傾けても流れ落ちず、表面にツヤがある状態まで泡立てます。

目安として、高速で5〜7分、その後低速で1〜2分泡立てるとちょうど良い状態になります。

気泡を安定させる仕上げ

十分に泡立ったら、ハンドミキサーを低速に切り替えて1〜2分混ぜ続けます。

この作業を泡の安定化といい、大きな気泡を小さく均一にする効果があります。

低速で混ぜることで、きめ細かく安定した生地になり、焼いたときのきめの細かさにつながります。

粉の混ぜ方|失敗しない3つのコツ

薄力粉を加える工程は、最も失敗しやすいポイントです。

混ぜ方を間違えると、せっかくの泡が消えて固い生地になってしまいます。

粉を加えるタイミング

ふるった薄力粉を一度に加えます。少しずつ加えると混ぜすぎの原因になります。

粉を加えたら、ゴムベラに持ち替えます。ハンドミキサーでは混ぜすぎてしまうためです。

正しい混ぜ方の手順

ゴムベラをボウルの底まで入れ、底から大きくすくい上げるように混ぜます。

ボウルを少しずつ回転させながら、縦に切るようにゴムベラを動かします。

切るように混ぜるとは、ゴムベラを垂直に立てて生地を2つに分けるイメージです。

横に混ぜるとグルテンが発達しすぎて固くなるため、必ず縦方向に動かします。

混ぜ具合の見極め

粉っぽさがなくなり、ツヤが出てくるまで混ぜます。

目安は30〜50回程度です。数えながら混ぜると混ぜすぎを防げます。

生地に筋が見えなくなり、均一な状態になったら完成です。

混ぜ足りないと粉っぽさが残り、混ぜすぎるとグルテンが発達して固くなります。

ボウルの底や側面に粉が残っていないか、最後に確認することも大切です。

バターと牛乳を加える工程

バターと牛乳を加えることで、生地にしっとり感と風味が生まれます。

ただし、この工程でも混ぜ方を間違えると泡が消えてしまいます。

バターと牛乳の準備状態

バターと牛乳は50〜60度に温めておきます。

冷たいと生地と混ざりにくく、熱すぎると気泡が壊れてしまいます。

指を入れて温かいと感じる程度が適温です。

混ぜ込む手順

生地の一部(約100g)を別の容器に取り分けます。

この取り分けた生地に、温めたバターと牛乳を加えてよく混ぜます。

小さなボウルで先に乳化させることで、本体の生地に混ぜやすくなります。

本体の生地と合わせる

乳化させた生地を、本体のボウルに戻します。

ゴムベラで底から大きくすくい上げるように、素早く均一に混ぜます。

ここでの混ぜ回数は20〜30回が目安です。

混ぜすぎると泡が消えてしまうため、手早く行うことが重要です。

生地全体が均一な色とツヤになったら完成です。

型に流し入れる際の注意点

生地を型に流し入れる作業も、丁寧さが求められます。

空気をしっかり抜き、均一に焼けるよう整えましょう。

流し入れ方

生地を型の中心から流し入れます。高い位置から一気に流すと気泡が壊れます。

型のすぐ上から、ゆっくりと流し込むのが正解です。

生地は自然に広がるため、無理にヘラで広げる必要はありません。

空気抜きの方法

型に生地を入れたら、型ごと10cmほどの高さから落とす作業を2〜3回行います。

この作業で生地内の大きな気泡を抜き、表面を平らにします。

さらに、竹串を生地に刺して円を描くように動かすと、細かい気泡も抜けます。

ただし、やりすぎると必要な気泡まで抜けてしまうため、2〜3周で十分です。

表面を平らにならすため、ゴムベラで軽く表面をなでるのも効果的です。

オーブンでの焼き方|温度と時間の管理

焼成はスポンジケーキの最終段階です。

温度と時間の管理を正確に行うことで、ふんわりとした仕上がりになります。

基本の焼成条件

予熱したオーブンを170度に設定し、30〜35分焼きます。

オーブンの機種によって火力が異なるため、焼き時間は目安として考えます。

型をオーブンの中段に置きます。上段では焦げやすく、下段では火が通りにくくなります。

焼成中の注意点

焼き始めて最初の20分間は絶対にオーブンを開けないでください。

途中で開けると庫内の温度が下がり、生地がしぼんでしまいます。

20分を過ぎたら、焼き色を確認します。表面が焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせます。

焼き上がりの判断方法

竹串テストで焼き上がりを確認します。

ケーキの中心に竹串を刺し、引き抜いたときに生地がついてこなければ完成です。

少し生地がつく場合は、2〜3分追加で焼きます。

表面を軽く押したときに弾力があり、指の跡がすぐに戻る状態も焼き上がりのサインです。

焼き上がったケーキは、型ごとオーブンから取り出します。

冷まし方と型から外すタイミング

焼き上げ後の冷まし方も、しぼまないために重要な工程です。

正しい手順を守ることで、ふんわり感を保てます。

焼き上がり直後の処理

オーブンから出したら、すぐに型ごと20cmほどの高さから落とす作業を1回行います。

これは「焼き縮み」を防ぐためのテクニックで、ケーキ内の熱い空気を一気に抜く効果があります。

落とすことで生地が落ち着き、しぼみにくくなります。

逆さまにして冷ます

型から外さずに、ケーキクーラーや網の上に逆さまにして置きます。

逆さまにすることで、自重によるしぼみを防ぎ、平らな底面を保てます。

そのまま完全に冷めるまで放置します。目安は1〜2時間です。

型から外すタイミング

ケーキが完全に冷めてから型を外します。温かいうちに外すと崩れやすくなります。

型とケーキの間にナイフを入れ、側面をぐるりと一周させます。

底面も同様にナイフを入れて外します。

クッキングシートは、外してから剥がすとケーキを傷めずに済みます。

スポンジケーキの保存方法

正しく保存することで、ふわふわ食感を長く保てます。

保存方法によって日持ちも変わるため、用途に合わせて選びましょう。

常温保存

焼いた当日から翌日までなら、常温保存が可能です。

ラップでぴったりと包み、乾燥を防ぎます。

直射日光の当たらない涼しい場所で保管します。

ただし、気温が高い夏場は常温保存を避け、冷蔵保存にします。

冷蔵保存

2〜3日保存する場合は冷蔵庫で保管します。

ラップで包んだ後、密閉容器に入れると乾燥を防げます。

冷蔵庫で保存すると固くなりやすいため、食べる前に常温に戻すと良いでしょう。

冷凍保存

長期保存したい場合は冷凍が最適です。

1ヶ月程度保存できます。

ラップで包み、さらにフリーザーバッグに入れて密閉します。

解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと、水分が抜けずにしっとり感が保たれます。

急ぐ場合は常温で1〜2時間置いて解凍します。

よくある失敗とその原因・対策

スポンジケーキ作りでは、特定のパターンで失敗することが多いです。

原因を理解し、対策を知っておくことで失敗を防げます。

生地が膨らまない

原因1は卵の泡立てが不十分なことです。

リボン状に落ちる状態まで泡立てましょう。湯煎の温度が低い場合も泡立ちが悪くなります。

原因2は粉を混ぜるときに泡が消えてしまうことです。

ゴムベラで底から大きくすくい上げる混ぜ方を意識します。

原因3はオーブンの予熱不足です。

170度にしっかり予熱してから焼き始めましょう。

ケーキがしぼんでしまう

原因1は焼き時間が短く、中まで火が通っていないことです。

竹串テストで必ず確認します。

原因2は焼き上がり後の衝撃不足です。

型ごと落とす作業を必ず行いましょう。

原因3は冷ます際に型を逆さまにしていないことです。

逆さまにして冷ますことで、自重によるしぼみを防げます。

表面が焦げてしまう

原因はオーブンの温度が高すぎることです。

170度を守り、途中で焦げそうならアルミホイルをかぶせます。

上段で焼いている場合は、中段に移動させましょう。

生地が固くなる

原因1は粉を混ぜすぎてグルテンが発達しすぎたことです。

粉っぽさがなくなったら混ぜるのをやめましょう。

原因2は卵の泡立てすぎです。

泡立てすぎると気泡が細かくなりすぎて、逆に固くなります。

原因3はバターと牛乳の温度が低く、混ざりにくいことです。

50〜60度に温めてから加えます。

底が沈んでしまう

原因1はバターと牛乳の混ぜ込みが不十分なことです。

重いバター生地が底に沈み、きちんと混ざっていない証拠です。

原因2は生地の空気抜きが不十分なことです。

型に入れた後、しっかり空気を抜きましょう。

表面が割れてしまう

原因はオーブンの温度が高すぎることです。

温度を下げるか、焼き時間を長めに調整します。

生地が柔らかすぎる場合も割れやすいため、泡立てをしっかり行います。

プロが教える隠し技とアレンジ方法

基本をマスターしたら、ワンランク上の技術を取り入れましょう。

プロが使うテクニックで、より完成度の高いスポンジケーキが作れます。

はちみつを加える方法

はちみつを小さじ1杯加えると、しっとり感が増します。

はちみつには保水効果があり、時間が経っても柔らかさが保たれます。

グラニュー糖を減らさず、はちみつを追加で加えるのがポイントです。

アーモンドパウダーでコク出し

アーモンドパウダーを薄力粉の10%程度加えると、コクと風味が増します。

例えば薄力粉90gなら、アーモンドパウダー10gを加え、薄力粉を80gに減らします。

粉類は一緒にふるって使用します。

レモン汁で風味付け

レモン汁を小さじ1杯加えると、爽やかな風味が生まれます。

バニラエッセンスの代わりに使うこともできます。

レモンの酸味が卵の臭みを消す効果もあります。

ココアスポンジへのアレンジ

ココアパウダーを加えてココアスポンジにできます。

薄力粉を75gに減らし、ココアパウダー15gを加えます。

ココアパウダーは薄力粉と一緒にふるいます。

ココアは水分を吸収しやすいため、牛乳を40mlに増やすと良いでしょう。

抹茶スポンジへのアレンジ

抹茶パウダーを加えて和風のスポンジにできます。

薄力粉を80gに減らし、抹茶パウダー10gを加えます。

抹茶は色が変わりやすいため、焼いた当日に食べるのがおすすめです。

デコレーションケーキを作る際のポイント

スポンジケーキはデコレーションケーキの土台として使われます。

デコレーションに適したスポンジの作り方を知っておきましょう。

スライスのタイミング

スポンジは焼いた翌日にスライスするのが理想です。

焼きたては柔らかすぎて切りにくく、崩れやすいためです。

一晩置くことで生地が落ち着き、スライスしやすくなります。

スライスの方法

パン切り包丁を使うと、きれいにスライスできます。

スポンジを回転台に乗せ、包丁を水平に当てます。

スポンジを回しながら包丁を前後に動かし、少しずつ切り進めます。

一気に切ろうとせず、ゆっくり回しながら切るのがコツです。

シロップの塗り方

スライスしたスポンジにはシロップを塗ります。

シロップは水50mlと砂糖大さじ1を混ぜ、電子レンジで温めて作ります。

冷めたらラム酒やブランデーを小さじ1加えると風味が増します。

刷毛でたっぷりと塗ることで、しっとり感が増します。

クリームとの相性

生クリームは乳脂肪分40%以上のものを使うと、しっかりとした泡立ちになります。

砂糖は生クリーム200mlに対して大さじ1〜2が目安です。

クリームは8分立て(角が立つがお辞儀する程度)に泡立てます。

スポンジとクリームを重ねる際は、たっぷりとクリームを塗ることで見た目も味も良くなります。

道具なしでも作れる代用テクニック

専用の道具がなくても、工夫次第でスポンジケーキは作れます。

家にあるもので代用する方法を紹介します。

ハンドミキサーがない場合

泡立て器で手動で泡立てることも可能です。

ただし、相当な力と時間(15〜20分)が必要です。

湯煎にかけながら泡立てることで、やや時間を短縮できます。

ケーキ型がない場合

耐熱性のボウルパウンド型で代用できます。

ただし、焼き時間や温度は型の大きさに応じて調整が必要です。

小さい型なら温度を170度、時間を20〜25分に短縮します。

大きい型なら160度で40〜45分と長めに設定します。

粉ふるいがない場合

茶こしで代用できます。

何度か振るうことで、薄力粉に空気を含ませられます。

または、泡立て器で薄力粉を軽く混ぜるだけでもだまは防げます。

ケーキクーラーがない場合

網のざるを逆さまにして使えます。

または、割り箸を2本平行に置き、その上に型を置く方法もあります。

空気が通る状態を作ることが目的です。

スポンジケーキ作りに関するQ&A

実際によく寄せられる質問と、その回答をまとめました。

疑問を解消して、自信を持って挑戦しましょう。

Q1. 卵は冷蔵庫から出してすぐ使ってもいいですか

A. 必ず常温に戻してから使いましょう。

冷たいままだと泡立ちが悪く、湯煎の温度管理も難しくなります。

急ぐ場合は、ボウルに卵を割り入れて湯煎にかけながら常温に近づけます。

Q2. グラニュー糖を上白糖で代用できますか

A. 代用可能です。

ただし、上白糖の方がやや甘みが強く、仕上がりの色も少し濃くなります。

グラニュー糖の方がきめ細かい仕上がりになるため、できればグラニュー糖を使いましょう。

Q3. 薄力粉を強力粉で代用できますか

A. おすすめしません。

強力粉はグルテンが多く、固い仕上がりになってしまいます。

必ず薄力粉を使用してください。

Q4. バターをサラダ油で代用できますか

A. 代用可能です。

サラダ油を使うと、よりあっさりした軽い食感になります。

バターの風味は失われますが、ヘルシーな仕上がりになります。

Q5. 焼き上がったケーキが型にくっついて外れません

A. クッキングシートの敷き方が不十分だった可能性があります。

型とケーキの間にナイフを入れ、ぐるりと一周させて外します。

次回は型にバターを塗ってからシートを貼ると、より外れやすくなります。

Q6. 焼いた翌日にスポンジが固くなってしまいました

A. 乾燥が原因です。

ラップでぴったりと包んで保存しましょう。

すでに固くなってしまった場合は、シロップをたっぷり塗ると柔らかさが戻ります。

Q7. オーブンがない場合、炊飯器で作れますか

A. 可能です。

炊飯器の釜に薄くバターを塗り、生地を流し入れます。

通常の炊飯モードで炊きます。1回で火が通らない場合は、もう1回炊飯します。

ただし、オーブンで焼いたものとは食感が異なります。

Q8. 生地が余ってしまいました。どうすればいいですか

A. 小さなカップに入れて焼けます。

マフィンカップやココットに生地を入れ、170度で15〜20分焼きます。

小さなケーキとして楽しめます。

Q9. アレルギー対応でバターなしでも作れますか

A. バターを省いても作れます。

ただし、しっとり感は減ります。

代わりにサラダ油や米油を使うことで、コクを補えます。

Q10. 何度作っても固くなってしまいます

A. 粉を混ぜすぎている可能性が高いです。

粉っぽさがなくなったら、すぐに混ぜるのをやめましょう。

また、卵の泡立てが不十分な場合も固くなります。リボン状に落ちるまでしっかり泡立てます。

季節による注意点と対策

季節によって室温や湿度が変わるため、作り方を調整する必要があります。

季節ごとのポイントを押さえておきましょう。

春と秋の場合

気温が穏やかで、最もスポンジケーキ作りに適した季節です。

基本の作り方そのままで問題なく作れます。

ただし、湿度が高い日は粉がしけりやすいため、使う直前にふるいましょう。

夏の場合

室温が高いため、バターと牛乳が溶けやすくなります。

温度管理に注意し、50度程度に抑えます。

卵も常温に戻す時間を短くし、泡立て中も湯煎の温度が上がりすぎないよう注意します。

冷蔵庫で冷やしすぎた材料を使うと、温度差で失敗しやすくなります。

冬の場合

室温が低いため、材料が冷えやすくなります。

卵は常温に戻す時間を長めにとり、1時間以上置きます。

バターと牛乳は冷めやすいため、使う直前に温め直します。

粉を混ぜる際も、生地が冷えて固くなりやすいため、手早く作業します。

オーブンの予熱もしっかり行い、庫内温度を安定させましょう。

まとめ

基本のスポンジケーキをふわふわに仕上げるには、各工程での丁寧な作業が欠かせません。

卵を適温で泡立て、粉を優しく混ぜ、正確な温度で焼き上げる。これらの基本を守れば、誰でも美味しいスポンジケーキが作れます。

失敗の原因は必ずどこかの工程にあります。本記事で紹介したコツを一つずつ確認しながら作ることで、確実に成功へと近づきます。

何度も作ることで感覚が身につき、自分なりのベストな加減が分かってくるでしょう。

温度管理混ぜ方さえマスターすれば、プロ顔負けのふわふわスポンジケーキが完成します。

ぜひ本記事を参考に、理想のスポンジケーキ作りに挑戦してください。きっと満足のいく仕上がりになるはずです。

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