【コナン映画】劇場版名探偵コナン全作品ランキング|歴代おすすめ&最新作情報

「劇場版名探偵コナンの映画って、全部で何作あるの?」「どの作品から見ればいいか迷っている」「人気ランキングで評価の高い傑作を知りたい」

そんな疑問を持つ方に向けて、本記事では劇場版名探偵コナン全作品ランキングを徹底的に解説します。

1997年の第1作目から2026年公開の第29作目まで、興行収入・ファン評価・ストーリー性を総合的に分析したおすすめランキングを作成しました。最新作『ハイウェイの堕天使』の情報もあわせて紹介します。

コナン映画ファンも初めて見る方も、この記事だけで十分な情報が手に入ります。ぜひ最後までご覧ください。

劇場版名探偵コナン全作品ランキング一覧【2026年最新】

まず、全29作品を興行収入・ファン評価・完成度を総合した独自スコアでランキング化した一覧表を掲載します。

劇場版名探偵コナン全29作品一覧表

作品番号タイトル公開年興行収入メインキャラ
第1作時計じかけの摩天楼1997年約11.5億円コナン・蘭
第2作14番目の標的1998年約18.0億円コナン・小五郎
第3作世紀末の魔術師1999年約22.0億円コナン・キッド
第4作瞳の中の暗殺者2000年約28.0億円コナン・蘭
第5作天国へのカウントダウン2001年約31.0億円コナン・灰原
第6作ベイカー街の亡霊2002年約32.0億円コナン・平次
第7作迷宮の十字路2003年約31.0億円コナン・平次
第8作銀翼の奇術師2004年約29.0億円コナン・キッド
第9作水平線上の陰謀2005年約25.0億円コナン・小五郎
第10作探偵たちの鎮魂歌2006年約28.0億円オールスター
第11作紺碧の棺2007年約25.0億円コナン
第12作戦慄の楽譜2008年約30.0億円コナン・園子
第13作漆黒の追跡者2009年約37.0億円コナン・黒の組織
第14作天空の難破船2010年約44.0億円コナン・キッド
第15作沈黙の15分2011年約32.5億円コナン・鈴木次郎吉
第16作11人目のストライカー2012年約45.0億円コナン・サッカー
第17作絶海の探偵2013年約36.0億円コナン・赤井
第18作異次元の狙撃手2014年約58.5億円コナン・安室
第19作業火の向日葵2015年約63.5億円コナン・キッド
第20作純黒の悪夢2016年約76.5億円コナン・黒の組織・赤井・安室
第21作から紅の恋歌2017年約68.0億円コナン・平次・キッド
第22作ゼロの執行人2018年約91.8億円コナン・安室
第23作紺青の拳2019年約93.2億円コナン・キッド
第24作緋色の弾丸2021年約67.5億円コナン・赤井
第25作ハロウィンの花嫁2022年約97.8億円コナン・安室
第26作黒鉄の魚影2023年約138.0億円コナン・灰原
第27作100万ドルの五稜星2024年約158.0億円コナン・平次・キッド
第28作隻眼の残像2025年約146.6億円コナン・小五郎・大和
第29作ハイウェイの堕天使2026年4月公開公開前コナン・萩原千速

コナン映画は1997年から毎年1作ペースで公開されており、最初の作品でさえ11.5億円の興行収入を記録したヒット作です。

その後は右肩上がりで成長を続け、2024年公開の『100万ドルの五稜星』がシリーズ最高興収となる158億円を記録し、年間トップを獲得しました。

コナン映画おすすめランキングTOP10【傑作選】

ここでは、興行収入だけでなくストーリー性・キャラクターの魅力・感動度を加味した独自のおすすめランキングを発表します。

第1位:ベイカー街の亡霊(2002年・第6作)

「コナン映画の最高傑作」として多くのファンに支持される名作です。

仮想現実ゲーム「コクーン」の中に閉じ込められた子供たちを救うため、コナンと少年探偵団が19世紀のロンドンを舞台に奮闘します。

ゲームの仮想世界と現実世界での謎解きが並行して進む、他のコナン映画とは一線を画す独自の世界観が高く評価されています。探偵の頂点を決めるという壮大なテーマ、そしてラストの感動的な結末は、初めて見た方でも強烈な印象を残します。

脚本は野沢尚氏が担当し、文学的な深みとエンターテインメント性を高度に融合させた傑作に仕上がっています。コナン映画の中で唯一「大人向けの名作」と呼ばれることが多く、アニメファン以外にも高い評価を受けています。

こんな方におすすめ:

  • 単なるアクションより深みのある物語が好きな方
  • 仮想現実やゲームの世界観に興味がある方
  • 初めてコナン映画を見る大人の方

第2位:瞳の中の暗殺者(2000年・第4作)

コナンと蘭の関係性が最も美しく描かれた作品として、根強い人気を誇ります。

狙撃犯を目撃した蘭が記憶喪失になり、命を狙われ続けます。記憶を失った蘭を守るコナンの想いが胸を打つハードサスペンスです。

遊園地「トロピカルランド」での終盤シーンは、「涙腺崩壊シーン」として今もファンの間で語り継がれています。コナン(工藤新一)の蘭への純粋な気持ちが、これほどストレートに描かれた作品は他にありません。

2020年の「金曜ロードSHOW!」人気作品投票でもトップになったほど、長年にわたって支持され続けています。

こんな方におすすめ:

  • コナンと蘭のラブストーリーが好きな方
  • サスペンス要素の強い映画が好きな方
  • 感動的なシーンを求める方

第3位:名探偵コナン ゼロの執行人(2018年・第22作)

シリーズの転換点となった安室透大ブレイク作品です。

安室透(降谷零)が大活躍する第22作は、公開当時91.8億円という驚異的な興行収入を記録しました。それまでのコナン映画の常識を覆した一作と言えます。

国家的陰謀に巻き込まれるコナンと安室の対立・共闘の構図が、観客の心をつかみました。「安室透」という人気キャラクターの魅力を最大限に引き出しつつ、政治・陰謀という重厚なテーマも描いています。

2018年の邦画興行収入ランキングで『鬼滅の刃』以前のアニメ映画としては突出した成績を残し、コナン映画の新時代を切り開いた歴史的作品でもあります。

こんな方におすすめ:

  • 安室透(降谷零)ファンの方
  • 政治・陰謀・スパイものが好きな方
  • ド迫力アクションシーンを楽しみたい方

第4位:純黒の悪夢(2016年・第20作)

シリーズ20周年記念の集大成にふさわしいオールスター作品です。

黒ずくめの組織・FBI・公安警察・コナンたちが一堂に会する壮大な展開が最大の魅力です。赤井秀一と安室透(降谷零)の直接対決というファン垂涎のシーンも収録されています。

シリーズの人気キャラクターが全員集合する豪華さと、緊張感あふれるスパイアクションの融合が高い評価を受けた作品です。

こんな方におすすめ:

  • 赤井秀一・安室透の両ファンの方
  • 黒ずくめの組織の謎を追いかけているコアなコナンファンの方
  • 大規模なスパイアクション映画が好きな方

第5位:黒鉄の魚影(2023年・第26作)

シリーズ初となる100億円を突破した歴史的な作品です。

灰原哀がメインのヒロインとなり、彼女の正体(シェリー=宮野志保)に迫る黒の組織との攻防が描かれます。「灰原哀の映画」として長年のファンが求めていた作品が、ついに実現しました。

海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台にした潜水艦アクションも見ごたえ抜群です。灰原哀とコナンの関係性がかつてないほど深く掘り下げられており、感情移入度が非常に高い作品に仕上がっています。

こんな方におすすめ:

  • 灰原哀ファンの方
  • 黒の組織の謎が好きな方
  • 歴史的な大ヒット作を押さえておきたい方

第6位:100万ドルの五稜星(2024年・第27作)

2024年公開で興行収入158億円となり、シリーズ最高記録を更新した最新の「記録王」です。

北海道・函館を舞台に、怪盗キッドと服部平次の激突というこれまでにない組み合わせが実現しました。また、キッドと工藤新一の関係性に関する衝撃的な事実が初めて明かされ、ファンを驚かせました。

観客動員数も初の1000万人を突破し、コナン映画の新しい歴史を刻んだ作品です。

こんな方におすすめ:

  • 怪盗キッド・服部平次の両ファンの方
  • キッドの正体に迫る謎が好きな方
  • 話題の最高興収作品をチェックしたい方

第7位:ハロウィンの花嫁(2022年・第25作)

安室透・松田陣平・萩原研二・諸伏景光・降谷零という「警察学校組」が主役の胸熱な作品です。

97.8億円の興行収入でシリーズ記録を更新(当時)した作品で、警察学校出身のキャラクターたちの絆と過去が描かれます。ハロウィン期間の渋谷を舞台にした爆破テロ阻止のアクションが圧倒的なスケール感を演出します。

後の第29作『ハイウェイの堕天使』に登場する萩原千速の兄・萩原研二の姿も確認できる、ファンにとって重要な作品です。

こんな方におすすめ:

  • 安室透・松田陣平ファンの方
  • 警察キャラクターの友情と絆に泣きたい方
  • スケールの大きいアクションが好きな方

第8位:から紅の恋歌(2017年・第21作)

服部平次と遠山和葉の関係が最も輝いた恋愛×ミステリー作品です。

百人一首の世界と現代の殺人事件をリンクさせた独自の世界観が印象的です。平次と和葉のラブストーリーは、コナンと蘭の関係にも引けを取らないほどの感動を生み出します。怪盗キッドも登場し、アクション面も充実しています。

こんな方におすすめ:

  • 服部平次・遠山和葉ファンの方
  • 恋愛要素の強いコナン映画が好きな方
  • 百人一首などの古典文化に興味がある方

第9位:天国へのカウントダウン(2001年・第5作)

黒の組織が劇場版に初登場した記念碑的作品です。

富士山を望む超高層ツインタワーを舞台に、連続殺人事件と黒の組織という二つの軸でストーリーが展開します。灰原哀の命が狙われる緊迫感と、ビルからビルへの脱出アクションが見ごたえ十分です。少年探偵団の活躍も光ります。

こんな方におすすめ:

  • 黒の組織の登場シーンを初めて見たい方
  • 灰原哀ファンの方
  • アクション×本格謎解きのバランスが好きな方

第10位:緋色の弾丸(2021年・第24作)

赤井秀一が圧倒的な存在感で活躍する赤井ファン待望の作品です。

リニア新幹線を舞台にしたスピード感あふれる展開と、赤井秀一の狙撃手としての超人的な能力が見どころです。緊迫したアクションシーンの連続で、最後まで息つく暇がありません。

こんな方におすすめ:

  • 赤井秀一ファンの方
  • スリリングなアクション映画が好きな方
  • 最先端の乗り物を舞台にした映画が好きな方

歴代コナン映画を興行収入ランキングで見る

興行収入は作品の人気を客観的に示す重要な指標です。コナン映画の興行収入推移を時代別に解説します。

第1期(1997〜2001年):シリーズ確立期

第1作『時計じかけの摩天楼』から始まった劇場版コナンシリーズは、着実に興行収入を伸ばしました。10億円超えはアニメ映画として立派な成績であり、毎年安定した成績を残していました。

第4作『瞳の中の暗殺者』が約28億円を記録し、当時としては大きな飛躍を見せました。この頃からコナン映画が「毎年春の一大イベント」として定着し始めます。

第2期(2002〜2010年):安定した人気確立期

第6作『ベイカー街の亡霊』で約32億円、第7作『迷宮の十字路』で約31億円と、30億円前後で安定した成績を維持しました。この時期のコナン映画は「クオリティが高いが興行的には中規模」という評価でした。

2010年公開の第14作『天空の難破船』が約44億円を記録し、シリーズに新しい風が吹き始めます。怪盗キッドと飛行船という組み合わせがファンに刺さった作品です。

第3期(2012〜2017年):急成長期

2012年の第16作『11人目のストライカー』が約45億円、2014年の第18作『異次元の狙撃手』が約58.5億円と、急速に拡大しました。

特筆すべきは2018年の第22作『ゼロの執行人』で達成した91.8億円です。安室透ブームがコナン映画の規模を一段階引き上げました。

第4期(2018年〜現在):100億円超えの時代

2022年の第25作『ハロウィンの花嫁』が約97.8億円でさらに記録を更新。2023年の第26作『黒鉄の魚影』がついに100億円の壁を突破し138億円を達成しました。

2024年の第27作『100万ドルの五稜星』は158億円で年間邦画ランキング1位を獲得。現在のコナン映画は日本映画界でも屈指の大型作品シリーズとなっています。

2025年公開の第28作『隻眼の残像』も146.6億円を記録し、2025年邦画ランキングで3位に入る大ヒットとなりました。

コナン映画を見る順番はどれが正解?

「コナン映画を全部見たい」「どこから始めれば良い?」という疑問に答えます。

初めて見る方へのおすすめ順番

コナン映画は基本的に1作品で完結する構成になっているため、どの作品から見ても楽しめます。ただし、キャラクターの関係性や世界観をより深く理解するためには、公開順に見ることをおすすめします。

完全初心者の方は以下の順番がおすすめです。

まず第1作『時計じかけの摩天楼』でシリーズの基本世界観を把握します。次にランキング上位の傑作をいくつか見て、気に入ったキャラクターが主役の作品を追いかける形が理想的です。

好きなキャラクター別おすすめ作品

安室透(降谷零)ファンにおすすめの作品

安室透の魅力が詰まった作品は複数あります。第22作『ゼロの執行人』(2018年)、第25作『ハロウィンの花嫁』(2022年)の順番で見ると、キャラクターの深みを理解できます。

怪盗キッドファンにおすすめの作品

第3作『世紀末の魔術師』(1999年)でキッドの初登場から始まり、第8作『銀翼の奇術師』(2004年)、第14作『天空の難破船』(2010年)、第19作『業火の向日葵』(2015年)の順で見ると、キッドの成長が追えます。最新では第27作『100万ドルの五稜星』(2024年)が見どころ満載です。

赤井秀一ファンにおすすめの作品

第17作『絶海の探偵』(2013年)でまず赤井の存在感を確認し、第20作『純黒の悪夢』(2016年)、第24作『緋色の弾丸』(2021年)の順で見ることをおすすめします。

服部平次ファンにおすすめの作品

第7作『迷宮の十字路』(2003年)から始まり、第21作『から紅の恋歌』(2017年)、第27作『100万ドルの五稜星』(2024年)の順がおすすめです。

灰原哀ファンにおすすめの作品

第5作『天国へのカウントダウン』(2001年)でまず灰原が組織に狙われる展開を確認し、第26作『黒鉄の魚影』(2023年)で最大の見せ場を楽しんでください。

黒の組織の謎を追いたい方へ

黒の組織が登場する作品を中心に見たい方は、以下の順番がおすすめです。

第5作『天国へのカウントダウン』→第13作『漆黒の追跡者』→第20作『純黒の悪夢』→第26作『黒鉄の魚影』という流れで見ると、黒の組織との攻防の歴史が追えます。

劇場版名探偵コナンの時代別おすすめ作品【詳細解説】

各時代を代表する作品を詳しく解説します。

1990年代の名作:コナン映画の原点

第1作『時計じかけの摩天楼』(1997年)

すべての始まりとなった記念すべき第1作です。米花ビルの爆破事件を巡り、コナンが「赤か青か」という究極の選択を迫られる爆弾解体シーンは、今も語り継がれる名シーンです。

コナンと蘭の「赤い糸の伝説」を描いたこのシーンは、劇場版シリーズ全体の方向性を決定づけました。ビルの最上階で蘭が口ずさむ口笛の旋律が、今も多くのファンの心に刻まれています。

第3作『世紀末の魔術師』(1999年)

怪盗キッドが初めて劇場版に本格登場した作品です。服部平次・遠山和葉・鈴木園子・中森銀三など、多くの人気キャラクターが初登場しており、ファンにとって思い出深い作品となっています。

ロマノフ王朝の秘宝とインペリアル・イースター・エッグを巡る歴史ミステリーの要素も見どころです。

2000年代の名作:黄金時代の幕開け

第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年)

多くのファンが「コナン映画の最高傑作」と呼ぶ作品です。仮想現実ゲームの中に閉じ込められた子供たちを救うため、コナンが19世紀のロンドンを舞台に孤独な戦いを繰り広げます。

「最後まで生き残った探偵が本物の名探偵」というゲームのルールが、コナン映画に哲学的な深みをもたらしました。脚本家・野沢尚の卓越した筆致が光る、コナン映画史上最もドラマティックな一作です。

第7作『迷宮の十字路』(2003年)

京都・奈良を舞台に、服部平次とコナンがバディを組む探偵映画の傑作です。和の文化・歴史と現代の謎解きが見事に融合しています。

平次の幼なじみ・遠山和葉への気持ちが描かれ、コナンと蘭の関係とも重なる青春ドラマとしても秀逸です。

第10作『探偵たちの鎮魂歌』(2006年)

シリーズ10周年記念の集大成作品です。怪盗キッド・服部平次・遠山和葉・妃英理・中森銀三など、人気キャラクターが勢揃いする豪華な顔ぶれが見どころです。

コナンの正体が一時的に第三者にバレるというサプライズ演出もあり、ファンを驚かせました。

2010年代前半の名作:スケールアップ期

第14作『天空の難破船』(2010年)

怪盗キッドと飛行船という黄金の組み合わせが実現した一作です。高所からのアクションシーンと、キッドのトリックが見事に融合しています。子供も大人も楽しめるエンターテインメント性の高い映画です。

第16作『11人目のストライカー』(2012年)

サッカーを題材にした珍しい作品で、日本代表の試合を舞台に大規模な爆破テロを防ぐストーリーです。スポーツの興奮と謎解きが融合した独自の魅力があります。

第18作『異次元の狙撃手』(2014年)

安室透が初めてメインキャラクターとして活躍した記念すべき作品です。公安警察という設定が加わり、コナン映画のスパイアクション路線が確立された転換点とも言えます。

2010年代後半の名作:「キャラ映画」の確立

第20作『純黒の悪夢』(2016年)

シリーズ20周年記念にふさわしい圧倒的なスケールの作品です。赤井秀一と安室透という二大人気キャラクターの対決に加え、黒の組織の全貌が一挙に明かされる展開がファンを熱狂させました。

第21作『から紅の恋歌』(2017年)

百人一首の世界と現代の殺人事件、そして平次と和葉の恋愛が見事に絡み合う感動作です。怪盗キッドも登場し、アクションと恋愛と推理のバランスが絶妙な名作です。

第22作『ゼロの執行人』(2018年)

安室透ブームの頂点と言える作品です。国家権力と正義の関係という重いテーマを扱いながら、エンターテインメント性も損なわない高水準の映画です。91.8億円という当時の記録は、コナン映画が国民的な大作映画になったことを証明しました。

2020年代の作品:記録更新の時代

第24作『緋色の弾丸』(2021年)

新型コロナウイルスの影響で2020年公開が翌年に延期された作品です。リニア新幹線を舞台にした超高速アクションと、赤井秀一の超人的な活躍が見どころです。

第25作『ハロウィンの花嫁』(2022年)

警察学校時代の仲間たちの絆を描いた感動作です。松田陣平・萩原研二・諸伏景光・降谷零(安室透)という警察学校組の過去と現在が交差する、ファン感涙の展開が印象的です。

第26作『黒鉄の魚影』(2023年)

138億円という当時のシリーズ最高記録を達成しました。灰原哀が主役という「ファン悲願の作品」が実現し、灰原の過去と現在、そして黒の組織との決死の攻防が描かれます。

第27作『100万ドルの五稜星』(2024年)

観客動員数初の1000万人突破、興行収入158億円というシリーズ最高記録を更新した作品です。服部平次と怪盗キッドの対決という夢の組み合わせに加え、キッドと新一の関係に関する衝撃の事実が明かされます。

第28作『隻眼の残像』(2025年)

長野県の雪山を舞台に、毛利小五郎と長野県警の大和敢助がキーパーソンとなる作品です。146.6億円の興行収入で2025年邦画3位となりました。

2026年最新作『ハイウェイの堕天使』情報

第29作の基本情報

2026年4月10日(金)公開予定の劇場版第29作目が、『名探偵コナンハイウェイの堕天使』です。

キャッチコピーは「振り落とされるなよ、少年——」。

基本スペック

項目情報
タイトル名探偵コナンハイウェイの堕天使
公開日2026年4月10日(金)
監督蓮井隆弘
脚本大倉崇裕
音楽菅野祐悟
主題歌MISIA「ラストダンスあなたと」
舞台横浜・みなとみらい

ストーリーと見どころ

横浜を舞台に、コナンたちの目前を暴走する黒いバイクと、それを追う神奈川県警交通機動隊の白バイ隊員・萩原千速の激しい追跡劇から物語が幕を開けます。

キーパーソンは神奈川県警交通機動隊の白バイ隊員・萩原千速と、横溝重悟と毛利蘭です。

謎の黒いバイク「ルシファー」と、最先端技術搭載の白バイ「エンジェル」の対決がメインアクションとなります。「風の女神(エンジェル)VS黒き堕天使(ルシファー)」という構図で、高速道路を舞台にしたハイスピードバイクアクションが展開される見込みです。

亡き弟・萩原研二と松田陣平の面影、そして「11月7日」という意味深な日付が浮かび上がり、過去と現在をつなぐ事件の謎が深まっていきます。

第25作『ハロウィンの花嫁』で殉職した警察学校組のメンバーである萩原研二と松田陣平が、この作品でも重要な意味を持ちます。警察学校組のファンにとって非常に感情的な作品になることが予想されます。

キャスト情報

萩原千速の声優は沢城みゆきが担当。2024年8月に死去した田中敦子の後任を務めることとなりました。

ゲスト声優として横浜流星と畑芽育が出演することも発表されています。

コナン映画の歴史と進化

1997年:劇場版スタートの瞬間

名探偵コナンのアニメ放送が始まったのは1996年1月です。その翌年、1997年4月に第1作『時計じかけの摩天楼』が公開されました。

当初はテレビアニメの人気を活かした「ファン向けの映画」という位置づけでしたが、第1作から高いクオリティを誇り、11.5億円という好成績を記録しました。

2000年代:毎年春の恒例行事へ

2000年代になると、劇場版コナンは「毎年春の映画イベント」として定着しました。ゴールデンウィーク前後の公開が定例化し、ファン以外の一般層にも広く認知されるようになります。

第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年)や第7作『迷宮の十字路』(2003年)など、クオリティの高い作品が連続して製作され、シリーズの評価が確立されました。

2010年代:「キャラ映画」の確立

2018年の第22作『ゼロの執行人』が大きな転換点となりました。それまでのコナン映画は「謎解き主体」でしたが、この頃から人気キャラクターにフォーカスを当てた「キャラ映画」路線が確立されます。

安室透・赤井秀一・怪盗キッドなど、特定の人気キャラクターをメインに据えることで、そのキャラクターのファン層を映画に引き込む戦略が大成功を収めました。

2020年代:国民的大作映画へ

映画は興行収入が10億円を超えるとヒット作品と呼ばれますが、現代のコナン映画は100億円超えが当たり前の超大型作品となりました。

日本映画史においても、2023年から3年連続で100億円超えを達成した作品シリーズはほとんど存在しません。コナン映画は今や「日本映画界を代表するコンテンツ」の一つとなっています。

コナン映画が支持される理由【徹底分析】

毎年異なるキャラクターにフォーカス

劇場版コナンの最大の強みは、毎年異なるキャラクターや舞台を主役に据える柔軟な構造にあります。

安室透・赤井秀一・服部平次・怪盗キッド・灰原哀など、それぞれのキャラクターに熱狂的なファンが存在します。毎年その年のメインキャラクターが発表されるたびに話題となり、ファンの期待感が高まります。

一作完結型の安心感

映画は1作品で完結するストーリーとなっているため、どの作品から見ても楽しめます。

この構造が「映画だけ見たい」という一般層にも刺さります。アニメ本編を追っていなくても映画は楽しめるという設計が、幅広い観客層を引き込む要因となっています。

謎解き×アクション×感動の三位一体

コナン映画が特別な理由の一つは、「推理ミステリー」「大迫力アクション」「感動のドラマ」という三要素が高いレベルで融合していることです。

探偵映画としての謎解きの面白さを維持しながら、ハリウッド映画に引けを取らないアクション描写を実現。さらに、キャラクターたちの人間的な感情を丁寧に描くことで、観終わった後の満足感が極めて高い作品が揃っています。

春の公開時期と話題性の相乗効果

毎年4月頃に公開されるコナン映画は、春休みや進学・進級のシーズンと重なります。親子連れや学生グループなど、幅広い年齢層が映画館に集まりやすい時期という戦略的な公開時期も成功の要因です。

原作マンガとの絶妙な距離感

劇場版コナン映画は原作マンガのストーリーに密接に関連しつつも、映画オリジナルの展開が多く含まれます。原作ファンにとっては「知っているキャラクターが活躍する」喜びがあり、映画だけ見る人にとっても自己完結したエンターテインメントとして機能します。

コナン映画の楽しみ方:初心者から上級者まで

初心者向け:最初に見るべき3本

1本目:第1作『時計じかけの摩天楼』

コナンシリーズの基本設定と主要キャラクターを理解するために、まず第1作から始めましょう。蘭とコナン(工藤新一)の関係性が丁寧に描かれており、シリーズ全体を楽しむための土台ができます。

2本目:第6作『ベイカー街の亡霊』

ファンから最高傑作と呼ばれる作品を早めに体験することで、コナン映画の深みを知ることができます。このクオリティを基準に他の作品を鑑賞すると、各作品の特徴がよりよくわかります。

3本目:第22作『ゼロの執行人』または第27作『100万ドルの五稜星』

現代のコナン映画の到達点を体験してください。近年の大規模なアクション映画としての完成度の高さに驚かれることでしょう。

中級者向け:テーマ別鑑賞コース

コナン映画をある程度見た方には、テーマ別の鑑賞コースをおすすめします。

「黒の組織」完全鑑賞コース

第5作『天国へのカウントダウン』→第13作『漆黒の追跡者』→第20作『純黒の悪夢』→第26作『黒鉄の魚影』の順で見ると、黒の組織との攻防の歴史が体系的に理解できます。

「コナンと蘭の恋愛」鑑賞コース

第1作『時計じかけの摩天楼』→第4作『瞳の中の暗殺者』→第21作『から紅の恋歌』(平次と和葉のラブストーリーとの比較)の順がおすすめです。

「怪盗キッド」完全鑑賞コース

第3作『世紀末の魔術師』→第8作『銀翼の奇術師』→第14作『天空の難破船』→第19作『業火の向日葵』→第21作『から紅の恋歌』→第27作『100万ドルの五稜星』の順で見ると、キッドの魅力が全方向から理解できます。

上級者向け:細かい伏線と繋がりを楽しむ

コナン映画をすでに多く見ている方には、作品間の繋がりや伏線に注目した鑑賞をおすすめします。

例えば、第25作『ハロウィンの花嫁』と第29作『ハイウェイの堕天使』は「萩原研二・松田陣平の死」という共通のテーマで繋がっています。これらを並べて見ると、キャラクターたちの感情の連続性がより深く感じられます。

また、第20作『純黒の悪夢』から第26作『黒鉄の魚影』にかけての「黒の組織を徐々に追い詰めていく」という長期的な流れも、意識して見るとシリーズ全体の大きなドラマを感じられます。

コナン映画の視聴方法【2026年最新情報】

映画館で最新作を見る

現在公開中・近日公開の最新作は、全国の映画館で鑑賞できます。2026年4月10日公開の第29作『ハイウェイの堕天使』は、映画公開に合わせて全国各地のシネコンで上映予定です。

過去作を視聴する方法

現在、名探偵コナンの過去の映画作品を見るには、店舗に行ってレンタルするか、オンライン宅配レンタルサービスを利用する方法が主流です。

動画配信サービスでは、毎年新作映画の公開にあわせて期間限定で過去の映画作品を配信しています。2025年の場合も4月19日〜8月31日まで配信されていました。

次の配信期間は2026年春(4月公開時期)前後になると予想されます。

TSUTAYADISCASを活用する

宅配DVDレンタルのTSUTAYADISCASでは、劇場版シリーズの旧作を通年でレンタルできます。動画配信サービスで配信されていない時期でも、DVDで全作品を楽しむことができます。

テレビ放送で見る

日本テレビ系「金曜ロードショー」などで不定期に放送されることがあります。最新の放送情報は各テレビ局の公式サイトや番組表でご確認ください。

劇場版名探偵コナン全作品ランキング:カテゴリ別まとめ

アクション派におすすめのベスト5

アクションシーンの迫力・スケール・演出クオリティを重視したランキングです。

第1位:第22作『ゼロの執行人』(2018年)—国家的陰謀を背景にした安室透のスタント級アクション第2位:第27作『100万ドルの五稜星』(2024年)—函館の五稜郭を舞台にした大規模バトル第3位:第25作『ハロウィンの花嫁』(2022年)—渋谷ハロウィン×爆破テロの圧倒的スケール第4位:第26作『黒鉄の魚影』(2023年)—潜水艦vs海洋施設の海中アクション第5位:第29作『ハイウェイの堕天使』(2026年)—高速バイクチェイスの迫力(公開前)

ミステリー(謎解き)派におすすめのベスト5

推理・謎解きの完成度・驚きの真相を重視したランキングです。

第1位:第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年)—仮想現実×名探偵論争という知的な謎解き第2位:第4作『瞳の中の暗殺者』(2000年)—記憶喪失を絡めた複雑な犯罪構造第3位:第12作『戦慄の楽譜』(2008年)—音楽と殺人が絡む芸術的ミステリー第4位:第7作『迷宮の十字路』(2003年)—京都の歴史と謎解きが融合した和風ミステリー第5位:第21作『から紅の恋歌』(2017年)—百人一首を題材にした文化的なトリック

感動・ドラマ派におすすめのベスト5

ストーリーの感動度・キャラクターの心情描写を重視したランキングです。

第1位:第4作『瞳の中の暗殺者』(2000年)—コナンと蘭の愛の物語第2位:第25作『ハロウィンの花嫁』(2022年)—警察学校組の友情と別れ第3位:第21作『から紅の恋歌』(2017年)—平次と和葉のピュアな恋愛第4位:第26作『黒鉄の魚影』(2023年)—灰原哀の過去と守りたいものへの感情第5位:第6作『ベイカー街の亡霊』(2002年)—探偵とは何かを問う哲学的感動

劇場版名探偵コナン全作品ランキング【最終まとめ】

劇場版名探偵コナン全29作品のランキングを総合的にまとめます。

コナン映画は1997年から30年近くにわたって年1作のペースで公開を続けてきた、日本映画史に残る超長寿シリーズです。その中で「最高傑作」と呼ばれる作品が複数存在し、それぞれに熱狂的なファンがいます。

初めて見るなら:まず第1作でシリーズの原点を体験し、その後ファン評価の高い第6作『ベイカー街の亡霊』や第22作『ゼロの執行人』へ進むことをおすすめします。

興行収入で選ぶなら:第27作『100万ドルの五稜星』(158億円)、第28作『隻眼の残像』(146.6億円)、第26作『黒鉄の魚影』(138億円)という近年の3作品が特に大きな話題を集めました。

ファン評価で選ぶなら:第6作『ベイカー街の亡霊』、第4作『瞳の中の暗殺者』、第20作『純黒の悪夢』の評価が長年にわたって高いです。

最新作を楽しみたいなら:2026年4月10日公開の第29作『ハイウェイの堕天使』に向けて、前作にあたる第25作『ハロウィンの花嫁』を先に見ておくと、萩原千速・萩原研二の背景が理解しやすくなります。

コナン映画のシリーズは、2026年に放送30周年を迎え、さらなる進化を続けています。まだ見ていない作品がある方も、ぜひこのランキングを参考にして、最高の1本を見つけてみてください。

「真実はいつもひとつ」——その言葉通り、コナン映画の面白さは時代を超えて変わりません。

よくある質問(FAQ)

コナン映画は全部で何作ありますか?

2026年2月時点で全28作品が公開されており、2026年4月10日公開予定の第29作『ハイウェイの堕天使』を含めると全29作となります。

コナン映画の興行収入歴代1位は何ですか?

2024年公開の第27作『100万ドルの五稜星』が158億円でシリーズ最高記録となっています。

コナン映画はどこで見られますか?

コナン映画の歴代作品はTSUTAYADISCASでのみ視聴可能です(2026年2月現在)。動画配信サービスでは毎年4月〜8月頃に期間限定で配信される予定です。

初めてコナン映画を見るならどれがおすすめですか?

第1作『時計じかけの摩天楼』または、ファン評価の高い第6作『ベイカー街の亡霊』がおすすめです。どの作品も1作品で完結しているため、どこから見ても楽しめます。

2026年最新作のコナン映画はいつ公開ですか?

第29作『名探偵コナンハイウェイの堕天使』が2026年4月10日(金)に公開予定です。主題歌はMISIAの「ラストダンスあなたと」です。