「うちの子、まだオムツが外れていないけど大丈夫?」「トイトレを始めたいけど、いつからがいいの?」こうした疑問を持つ保護者の方は多くいます。
トイトレ(トイレトレーニング)は、子育ての中でも特に悩みが多いテーマです。開始時期の見極めから、うまくいかないときの対処法まで、判断に迷う場面は少なくありません。
この記事では、トイトレはいつから始めるべきかを中心に、準備のポイントや進め方、よくあるつまずきへの対処法を詳しく解説します。小児科医や保育士の知見をもとに、信頼性の高い情報をお届けします。「これだけ読めばわかる」と感じていただける内容を目指しました。
トイトレはいつから始めるべき?開始時期の目安
一般的な開始時期は1歳半〜2歳半ごろ
トイトレの開始時期として多くの育児書や医療機関が示しているのは、1歳半〜2歳半ごろです。ただし、これはあくまでも目安です。子どもの発達には個人差があるため、月齢だけで判断するのは適切ではありません。
日本小児科学会や保育の現場でも、「月齢より発達のサイン」を重視することが推奨されています。早く始めれば早く外れるわけではなく、子どもの準備ができていないうちに始めると、かえって長引くケースもあります。焦らず子どもの様子をよく観察することが大切です。
開始に適した季節は春〜夏
時期の観点からは、春から夏にかけてのスタートが成功しやすいとされています。衣類が薄く、脱ぎ着がしやすいためです。失敗してもすぐに洗濯・乾燥できる点も大きなメリットです。
また、子どもが体調を崩しにくい季節であることも理由のひとつです。風邪やインフルエンザが流行しやすい冬は、体調の変化でトイトレが中断しやすくなります。可能であれば、温かい時期を狙って始めるのがおすすめです。
開始のタイミングとして避けたほうがよい時期
以下のような時期はトイトレの開始を避けたほうがよいとされています。
- 引越しや入園など、生活環境が大きく変わるとき
- 弟や妹が生まれたばかりのとき
- 子どもが体調を崩しているとき
- 家庭の中で大きなストレスイベントがあるとき
- 旅行や帰省の直前・直後
環境の変化は子どもに精神的な負担をかけます。安定した日常の中でトイトレを進めることが、スムーズな成功につながります。
トイトレを始める前に確認すべき「準備ができているサイン」
身体的な発達のサイン
トイトレを始める前に、子どもの身体的な準備が整っているかを確認しましょう。以下のサインが複数見られる場合、トイトレを始めるよいタイミングです。
- オムツが2時間以上濡れない時間帯がある(膀胱容量の発達)
- 自分でトイレや洗面所まで歩いていける
- 便意・尿意を感じた際に、表情や行動で示せる(もじもじする、しゃがむなど)
- ズボンや下着の上げ下ろしがある程度できる
特に重要なのは「オムツが2時間以上濡れない時間帯がある」という点です。これは膀胱がある程度の量の尿をためられるようになったサインであり、トイトレの前提条件と言えます。
認知・言語的な発達のサイン
身体的な発達に加え、以下の認知・言語面のサインも重要です。
- 「おしっこ」「うんち」などの言葉を理解できる
- 大人がトイレで用を足す行動を理解・模倣しようとする
- 簡単な指示(「ここに座って」など)に従える
- 「いやだ」「したい」などの意思表示ができる
言語理解が進んでいると、保護者が言葉でトイトレのプロセスを説明しやすくなります。コミュニケーションが取れると、子どもも安心してトイトレに取り組めます。
心理・感情面のサイン
- 自分でやりたがる(自律心の芽生え)
- 濡れたオムツを不快と感じて知らせる
- トイレや補助便座への興味・関心を示す
「自分でやりたい」という気持ちが芽生えているタイミングは、トイトレに非常に向いています。子どもの「やる気」を大切にすることが、スムーズな成功の鍵です。
発達のサインをチェックリストで確認
| チェック項目 | できている | まだ |
|---|---|---|
| オムツが2時間以上濡れない時間帯がある | ✓ | |
| 自分でトイレまで歩ける | ✓ | |
| 便意・尿意をしぐさで伝えられる | ✓ | |
| ズボンの上げ下ろしがある程度できる | ✓ | |
| 「おしっこ」「うんち」の言葉を理解している | ✓ | |
| 簡単な指示に従える | ✓ | |
| 濡れたオムツを不快に感じて知らせる | ✓ | |
| トイレや便座に興味を示す | ✓ |
6〜8項目にチェックがつくようであれば、トイトレを始めるよいタイミングです。
トイレトレーニングに必要な準備とグッズ
補助便座か、ステップ台つきトイレか
トイトレグッズの中でまず検討が必要なのが、「補助便座」か「ステップ台つきトイレ(おまる)」かの選択です。
補助便座のメリット・デメリット
- メリット:大人のトイレをそのまま使える、後片付けが楽
- デメリット:足が浮いて力みにくい、慣れるまで怖がる子もいる
おまるのメリット・デメリット
- メリット:足がしっかりつくので力みやすい、子どもが自立して使いやすい
- デメリット:中身を捨てる手間がある、置き場所が必要
どちらが合うかは子どもの性格や家の環境によります。最初はおまるで始め、慣れたら補助便座に移行する方法も効果的です。
必要なグッズのリスト
- 補助便座またはおまる
- ステップ台(足がつくよう高さを調整するため)
- トレーニングパンツ(何枚か用意しておく)
- 防水シーツや防水マット(おもらし対策)
- 子どもが好きなキャラクターのパンツ(モチベーションアップ)
- トイレトレーニング絵本やシール帳(ご褒美システムに活用)
特にステップ台は必須アイテムです。足がしっかりとつくことで、力みやすくなり、排便がスムーズになります。補助便座と合わせてセットで使うことをおすすめします。
トイレ環境を子どもが好きな空間にする
子どもがトイレを「怖い場所」「嫌な場所」と感じると、トイトレは長引きます。お気に入りのキャラクターのポスターを貼ったり、子どもが好きなシールを飾ったりして、楽しい空間づくりをしましょう。
また、補助便座はぐらつきがないものを選ぶことが重要です。不安定な座り心地は子どもに恐怖感を与えます。しっかり固定できるタイプを選んでください。
トイレトレーニングの具体的な進め方
ステップ1:トイレに慣れさせる(準備期間)
最初から「トイレでおしっこして」と求めるのは難しいです。まずは「トイレという場所」に慣れさせることから始めましょう。
- 大人がトイレを使うときに一緒に連れて行く
- 絵本や動画でトイレのシーンを見せる
- 補助便座やおまるに座ってみる練習をする(服を着たままでOK)
- 「トイレに行こうか」と声をかける習慣をつける
この段階では、成功しなくても構いません。トイレへの抵抗感をなくすことが目的です。
ステップ2:定期的にトイレに連れて行く
準備ができたら、1〜2時間おきにトイレに誘う習慣をつけましょう。食事の前後、外出の前後、起床後、昼寝前後などのタイミングがおすすめです。
この時期のポイントは「失敗しても叱らない」こと。失敗は必ず起きます。「次はトイレでしようね」と穏やかに声をかけるだけで十分です。
ステップ3:トレーニングパンツに切り替える
オムツからトレーニングパンツへの移行は、子どもに「濡れた感覚」を教える重要なステップです。トレーニングパンツは、普通のパンツに近い感覚でありながら、ある程度の吸水性があります。
お気に入りのキャラクターのパンツを本人に選ばせると、「汚したくない」という気持ちが生まれやすくなります。「かっこいいパンツを汚さないようにしようね」という声かけも効果的です。
ステップ4:排泄のサインを見逃さない
子どもによって、排泄前に見せるサインは異なります。以下のようなサインを見つけたら、素早くトイレに誘いましょう。
- もじもじする、足をすり合わせる
- 急に動きを止める
- 下腹部を触る
- いつもと違う表情をする
このサインを親が見逃さずに対応することで、成功体験が積み重なっていきます。成功したら大げさなくらい褒めることが大切です。
ステップ5:昼間のオムツ卒業を目指す
昼間のトイレが安定してきたら、昼間のオムツを完全に外す段階です。この時期は外出先でのトイレ対応も必要になります。外出前にトイレを済ませる習慣、外出先のトイレを事前に把握しておく習慣をつけましょう。
ステップ6:夜のオムツ卒業
夜のオムツ卒業は、昼間が完全に安定してから取り組むのが基本です。夜間の排泄コントロールは脳の発達と深く関係しており、昼間よりも時間がかかります。
一般的に、夜の排泄コントロールが整うのは3〜5歳ごろと言われています。夜のオムツがなかなか外れなくても、焦る必要はありません。
夜間のトイレトレーニングには以下の取り組みが有効です。
- 夕食後の水分を控えめにする
- 就寝前にトイレを済ませる習慣をつける
- 朝起きたらすぐにトイレに連れて行く
- 朝のオムツが濡れていない日が増えてきたら、夜パンツに移行する
男の子と女の子のトイトレの違い
男の子は立ちション?座りション?
男の子のトイトレでよく問われるのが、「最初から立って練習すべきか」という問題です。現在の主流は、最初は座って練習する方法です。
理由は以下の通りです。
- 小便と大便を同じ姿勢で練習できる
- 的を外して汚す失敗が少ない
- 保育園や幼稚園でも座ってする施設が増えている
立ちションへの移行は、座ってのトイレが安定してから行うのが一般的です。保育施設のルールに合わせることも考慮しておくとよいでしょう。
女の子は前から後ろへの拭き方を教える
女の子のトイトレで特に重要なのが、トイレットペーパーの拭き方です。必ず「前から後ろへ」拭くように教えてください。
後ろから前に拭くと、大腸菌が尿道に入りやすくなり、膀胱炎のリスクが高まります。衛生教育として、早い段階から丁寧に教えることが大切です。
男の子のほうが時間がかかる傾向がある
一般的に、男の子は女の子よりもトイトレに時間がかかると言われています。発達のペースに個人差があることに加え、男の子は立ちションの練習が必要になる場合もあります。
焦りは禁物です。男女問わず、子どものペースを尊重することが最も大切です。
保育園・幼稚園入園前にトイトレは終わらせるべき?
入園時にオムツが外れていなくても大丈夫
「入園前にオムツを外さないといけない」と焦る保護者の方は多いですが、多くの保育園・幼稚園では入園時にオムツが外れていなくても受け入れてもらえます。
保育士と連携してトイトレを進めることで、家庭だけで行うよりスムーズに進む場合も多いです。入園前に園側に状況を伝え、家庭と園で方針を合わせることが重要です。
入園がトイトレを加速させることも
集団生活の中で、友達がトイレを使う姿を見ることで、自然とトイトレが進むケースは珍しくありません。「〇〇ちゃんもトイレでしてるよ」という環境は、子どものやる気を引き出す効果があります。
入園を焦りの原因にするのではなく、トイトレを助けるきっかけとして捉えてみてください。
幼稚園入園(3歳ごろ)を目安にする家庭も多い
実際のところ、幼稚園入園(3歳前後)を目標にしている家庭が多くあります。ただし、これも絶対ではありません。個人差を尊重し、子どもの準備が整ってから進めることが最優先です。
トイレトレーニングがうまくいかない原因と対処法
うまくいかない理由①「始める時期が早すぎた」
原因:子どもの発達が追いついていない状態でスタートしてしまった。
対処法:いったんトイトレを休止し、2〜3ヶ月後に再開する。再開のタイミングは、発達のサインを再確認してから決める。「休憩した」という事実を前向きに捉えることが重要です。
うまくいかない理由②「失敗を叱ってしまった」
原因:失敗のたびに叱ることで、子どもがトイレを怖がるようになった。
対処法:まず叱ることをやめる。「失敗しても大丈夫」「次はトイレでしようね」と穏やかに伝える。子どもがトイレに対してネガティブな感情を持ってしまった場合は、楽しいトイレ体験を積み重ねることで徐々に改善できます。
うまくいかない理由③「環境の変化があった」
原因:引越し、入園、きょうだいの誕生などで子どもが精神的に不安定になっている。
対処法:環境が安定するまでトイトレを一時停止する。子どもの気持ちに寄り添い、まず安心感を与えることを優先する。環境が落ち着いてから改めてスタートすれば、スムーズに進むことが多いです。
うまくいかない理由④「ウンチだけトイレでできない」
原因:排便はおしっこより難しく、恐怖感を感じる子が多い。オムツの中でいきむことに慣れており、便座でいきむ感覚をつかめていない場合が多い。
対処法:
- 足がしっかりつくようにステップ台の高さを調整する
- 「ウンチをする絵本」を読んで、排便への理解を深める
- ウンチが出そうなタイミングを把握してトイレに誘う
- 「力を入れてみよう」など、具体的な言葉で誘導する
- 無理に便座に座らせず、まずはおまるで慣れさせる
ウンチのトイトレは長くかかることが多く、焦りは禁物です。
うまくいかない理由⑤「トイレに行くことを嫌がる」
原因:トイレへの恐怖感、遊びを中断したくない気持ちなど、様々な理由がある。
対処法:
- トイレをキャラクターや好きな絵で飾り、楽しい空間にする
- 遊びの区切りに合わせてトイレに誘う
- シールを貼るご褒美システムを導入する
- 「トイレに行ったらまた遊べるよ」と見通しを伝える
- 強制せず、子どもが自分から行きたいと思える雰囲気をつくる
うまくいかない理由⑥「一度成功したのに後退した」
原因:精神的なストレス、環境の変化、体調不良などが引き金になることが多い。
対処法:「退行(退行現象)」は子どもに非常によく見られます。叱ったり焦ったりせず、穏やかに対応することが最善策です。一時的にオムツに戻すことも選択肢のひとつです。子どもが安心できる環境を整えれば、多くの場合、再び前進できます。
効果的な声かけとNG声かけ
成功を促す声かけの例
- 「トイレ行ってみようか?一緒に行こうね」(強制でなく誘いかける)
- 「できた!すごいね!」「やったね!」(成功を盛大に褒める)
- 「次はトイレでしようね」(失敗後に穏やかに伝える)
- 「お兄さんパンツ(お姉さんパンツ)を汚さないようにしようね」(主体性を引き出す)
- 「先生にもできたこと話しに行こうね」(第三者の存在を活用する)
避けるべきNG声かけ
- 「なんでできないの!」(叱責)
- 「もう〇歳なのに」(年齢によるプレッシャー)
- 「汚い!」(恥の感情を与える)
- 「いつまでオムツしてるの」(自己否定につながる)
- 「早くして!」(焦りを伝染させる)
子どものペースを尊重した声かけが、最終的には最速の近道です。叱責は子どもにトイレへの恐怖や羞恥心を植え付け、かえって長期化につながります。
ご褒美システムの活用法
シール帳・スタンプカード法
トイレに成功するたびにシールを貼るシールシステムは、多くの家庭で効果を発揮しています。子どもが達成感を視覚的に感じられるため、モチベーション維持に有効です。
実践のポイントは以下の通りです。
- シールは子どもが自分で選ぶ(好きなキャラクターなど)
- 成功しなくても「座れた」「チャレンジできた」だけでシールを貼るケースも有効
- ある程度貯まったら小さなご褒美を設定する(お気に入りのシール、好きな絵本を読んでもらうなど)
- ご褒美は「もの」より「体験」(一緒に遊ぶ時間、好きな場所に行くなど)が推奨される
ご褒美シールを使う際の注意点
ご褒美システムはあくまでも補助的な手段です。「ご褒美がないとやらない」状態にならないよう、徐々にご褒美なしで自主的にできる状態を目指しましょう。成功の喜びや達成感そのものが、子どもの内発的動機となるよう働きかけることが大切です。
発達に関する心配がある場合のトイトレ
発達障害とトイトレ
ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)など、発達に特性がある子どもは、トイトレに時間がかかることがあります。感覚の過敏さからトイレの水音や便座の感触を嫌がるケースもあります。
このような場合は、以下のアプローチが効果的です。
- 子どもの感覚特性に合わせた環境調整(水音が怖い場合は小さな音にする工夫など)
- 視覚的なスケジュールを使ってトイレの流れを伝える
- 専門家(発達支援センター、療育士など)に相談する
- 主治医や専門家と連携してトイトレを進める
早期に専門家に相談することで、子どもに合ったアプローチを見つけやすくなります。「一般的なやり方がうまくいかない」と感じた場合は、躊躇わずに相談することをおすすめします。
医療機関への相談の目安
以下の状況が続く場合は、小児科や専門医への相談を検討してください。
- 3歳を過ぎても昼間のオムツがまったく外れる気配がない
- 5歳を過ぎても夜間の排尿コントロールができない(夜尿症の可能性)
- 極端にトイレを怖がり、強い不安反応を示す
- 排便が極端に少ない・便秘が続いている
- 一度完了したトイトレが明らかに後退し、長期間続いている
特に夜尿症(おねしょ)については、5〜6歳以降も続く場合は治療の対象となります。専門医(泌尿器科・小児科)に相談することで、適切なサポートを受けられます。
トイトレ中のよくある失敗エピソードとリアルな対処法
よくある失敗①「外出中に間に合わない」
外出先でのトイレ失敗は、多くの家庭が経験することです。対策として、以下を実践してみてください。
- 外出前に必ずトイレを済ませる習慣をつける
- 外出先のトイレの場所をあらかじめ確認しておく
- 替えの下着・ズボンを必ず持参する
- 防水シートをバッグに入れておく
- 長時間の外出は子どもの膀胱容量を考慮したスケジュールにする
失敗しても「大丈夫だよ、次はトイレに行こうね」と穏やかに伝えましょう。
よくある失敗②「保育園ではできるのに家ではしない」
保育園と家庭で環境が異なると、このような差が出ることはよくあります。保育園での方法を保育士に聞いて、家庭でも取り入れてみましょう。逆に、家庭でできても保育園ではできない場合も同様です。
保育士と情報共有しながら一貫した対応をすることが大切です。
よくある失敗③「トレーニングパンツを嫌がる」
好きなキャラクターのパンツを一緒に選ぶことで解決するケースが多いです。子どもが「これを履きたい」と思えるパンツを選ばせることで、トレーニングパンツへの移行がスムーズになります。
専門家が教えるトイトレの成功ポイント
小児科医・保育士が共通して強調すること
小児科医や保育士が口をそろえて言うことは、「焦らないこと」「叱らないこと」「子どものペースを尊重すること」の3点です。
「トイトレはマラソンです。短距離走で考えると失敗します。子どものペースを信頼して、長い目で見てあげてください」(保育士・監修者コメント)
特に保護者の方が焦りを感じると、その緊張が子どもに伝わりやすくなります。保護者自身が「いつかは必ず外れる」という余裕を持つことが、実は最大の成功ポイントです。
成功体験を積み重ねることが最重要
トイトレにおいて、成功体験の積み重ねが最も重要です。失敗を最小化するためのサポートをしながら、成功したときに思い切り褒めることで、子どもの自信が育ちます。
「できた!」という体験が、次のチャレンジへの意欲につながります。小さな成功を大切にしてください。
トイトレの完了にかかる平均的な期間
個人差が大きいが目安として参考に
| 項目 | 目安の期間 |
|---|---|
| トイトレ開始〜昼間の完了 | 3ヶ月〜1年程度 |
| 昼間の完了〜夜間の完了 | 6ヶ月〜2年程度 |
| 全体でのトイトレ期間 | 1〜3年程度 |
上記はあくまでも参考値です。数週間で完了する子もいれば、数年かかる子もいます。どちらも正常の範囲内です。
早く終わることよりも「自信を持って完了すること」が大切
トイトレは速さを競うものではありません。子どもが「できた」という自信を持って完了することが最も大切です。
焦って早期に完了させようとすると、子どもが「トイレに関してネガティブな感情」を持つリスクがあります。穏やかに、楽しくトイトレを進めることが、長い目で見たときの最善策です。
トイトレはいつから始めるかより「どう進めるか」が重要
この記事では、トイトレはいつから始めるべきかを中心に、準備のサインや具体的な進め方、うまくいかないときの対処法まで詳しく解説しました。
トイトレの開始時期の目安は1歳半〜2歳半ごろですが、最も重要なのは月齢ではなく子どもの発達のサインです。2時間以上オムツが濡れない時間帯がある、便意・尿意を表情で示せる、自分でトイレに歩いていけるなどのサインを確認してから始めましょう。
進め方のポイントをまとめると以下の通りです。
- 春〜夏の安定した時期に始める
- 子どもの発達のサインを確認してからスタートする
- 失敗しても叱らず、成功を大いに褒める
- うまくいかないときは休憩と再開を繰り返す
- 男の子・女の子の特性に合わせたアプローチを取る
- 専門家(保育士・小児科医)に相談する選択肢も持つ
トイトレは、子どもの成長の一部です。「いつかは必ず外れる」という余裕を持ちながら、子どもと一緒に楽しく取り組んでいきましょう。親子で笑顔でいられることが、トイトレ成功への最短ルートです。

