PS5ストレージ完全ガイド!「その他」の謎と最適なストレージ拡張方法

PlayStation 5が2020年11月12日に発売されてから、多くのゲーマーが夢見た次世代ゲーム体験を楽しんでいます。しかし、この革新的なゲーム機を入手できた幸運なユーザーの間で、ある共通の問題が浮上しています。それが「ストレージ容量の不足」と、特に謎めいた「その他」カテゴリによるストレージ圧迫問題です。

あなたも経験したことがあるかもしれません。新しいゲームをダウンロードしようとしたところ、十分な空き容量がないというメッセージが表示される状況。特に、何に使われているのか分からない「その他」カテゴリが大量のストレージを占有していることに気づき、困惑した経験はありませんか?

目次

PS5ユーザーが直面する最大の課題

この記事では、PS5の「その他」ストレージの謎に迫るとともに、限られたPS5の内蔵ストレージを最大限に活用する方法、そして最適なストレージ拡張オプションについて徹底解説します。PS5でより多くのゲームを快適にプレイするための完全ガイドをお届けします。

PS5ストレージの基本構成:知っておくべき重要な事実

PS5の実質ストレージ容量

PlayStation 5には825GBのカスタムSSDが搭載されていますが、実際に使用できるのはわずか667.2GBです。約158GBもの容量がシステム用に確保されており、ユーザーは使用できません。

これだけでも驚きですが、さらに問題なのは、この使用可能な667.2GBの中からも「その他」カテゴリが大きな割合を占めることがあるという点です。

PS5ストレージの4つのカテゴリとその内訳

PS5のストレージ管理画面を開くと、容量が以下の4つのカテゴリに分類されていることがわかります。

  1. ゲームとアプリ:インストールしたゲームやアプリケーションのデータ
  2. メディアギャラリー:スクリーンショット、録画動画などのメディアファイル
  3. セーブデータ:ゲームのセーブデータやプロフィール情報
  4. その他:上記3つに分類されない、システムが使用するデータ

最初の3つのカテゴリは内容が明確ですが、「その他」は具体的に何を示しているのか公式の詳細な説明がなく、多くのユーザーを混乱させています。

「その他」ストレージの謎!実は何が入っているのか?

「その他」カテゴリの正体

Sony公式によると、「その他」カテゴリは「ゲームやアプリが適切に動作するために必要なシステムデータ用」に割り当てられているとされています。しかし、この説明だけでは具体性に欠け、なぜ時によって大幅に容量が増減するのかが説明できません。

実際の調査と実験によると、「その他」カテゴリには主に以下のようなデータが含まれていると考えられます。

  • ゲームのアップデートファイル:インストール中または適用前のアップデートデータ
  • ダウンロードキャッシュ:ダウンロード中のゲームデータの一時ファイル
  • PS4互換モード用データ:PS4ゲームを実行するために必要な互換性データ
  • システムキャッシュ:ゲームやアプリのパフォーマンス向上のための一時データ
  • ストリーミングバッファ:ゲーム内のシームレスなストリーミングのためのバッファデータ

PS4ゲームがPS5の「その他」ストレージを圧迫する理由

興味深いことに、実験の結果、PS4のゲームをPS5にダウンロードすると「その他」の容量が大幅に増加することが判明しています。PS5のゲームをダウンロードした場合も「その他」のデータは増加しますが、PS4ゲームほどではありません。

具体的には、PS4の下位互換性のあるゲームは、PS5では「元のゲームサイズと比較して15~25%の余分なストレージ容量を消費する」という結論が導き出されています。これは、PS5がPS4ゲームを実行するために追加の互換性レイヤーやエミュレーションデータを必要とするためと考えられます。

奇妙な現象:「その他」ストレージの増減パターン

さらに奇妙なことに、いくつかの興味深い現象が報告されています。

  • メディアファイルの削除:スクリーンショットや動画などのメディアを削除すると、「メディアギャラリー」のストレージは減少するものの、「その他」カテゴリの容量が増加することがある
  • 特定ゲームの影響:『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』のような特定のゲームをインストールすると、逆に「その他」カテゴリの容量が減少する現象が確認されている
  • ダウンロード完了後の変化:大型ゲームのダウンロード完了直後、一時的に「その他」カテゴリが膨張し、その後時間の経過とともに少しずつ減少していく

これらの現象は、「その他」カテゴリがゲームの実行に必要な一時的なキャッシュデータや互換性データを含んでおり、システムの状態に応じて動的に変化していることを示唆しています。

PS5の「その他」ストレージ問題への対処法

短期的な解決策:容量の確保方法

「その他」カテゴリによるストレージ圧迫に対して、以下の方法で対処することができます。

  1. PS4ゲームの外部ストレージへの移動:PS4ゲームは外付けHDDやSSDにインストール可能なため、これらを外部ストレージに移動することで、「その他」カテゴリの肥大化を防ぐことができます。

  2. 不要なゲームの完全削除:単にゲームを削除するだけでなく、関連する更新データやセーブデータなども確認し、不要なものは削除しましょう。

  3. システムの再起動:時には、PS5を完全にシャットダウンして再起動することで、一時的なキャッシュが削除され、「その他」カテゴリの容量が減少することがあります。

  4. データベースの再構築:セーフモードからデータベースを再構築することで、破損したデータや不要なキャッシュを削除できる場合があります。方法は以下の通りです。

    • PS5の電源を完全にオフにする
    • 電源ボタンを長押しし、2回目のビープ音が鳴るまで(約7秒間)押し続ける
    • コントローラーをUSBケーブルで接続し、PS5ボタンを押す
    • セーフモードメニューから「データベースを再構築する」を選択

長期的な解決策:ストレージ拡張オプション

「その他」カテゴリによる容量の圧迫は完全に解消することは難しいため、長期的にはストレージの拡張を検討することをおすすめします。PS5のストレージを拡張するには主に以下の3つの方法があります。

PS5ストレージ拡張の3つの選択肢:徹底比較

1. M.2 SSDの増設:最も推奨される方法

PS5には、追加のNVMe SSDをインストールするためのM.2スロットが搭載されています。これが最も効果的なストレージ拡張方法です。

メリット:

  • PS5ゲームを直接インストールして実行可能
  • 本体内蔵SSDと同等の高速読み込み性能
  • 最大4TBまでの大容量モデルが利用可能

必要条件:

  • PCIe Gen4 x4インターフェース対応のNVMe SSD
  • 読み込み速度5,500MB/秒以上推奨
  • ヒートシンク付きまたは別途ヒートシンクの取り付けが必要
  • 対応サイズ:2230、2242、2260、2280、22110

おすすめM.2 SSDモデル:

  • Samsung 980 Pro(ヒートシンクモデル)
  • WD Black SN850X(ヒートシンクモデル)
  • Seagate FireCuda 530
  • Crucial P5 Plus(別途ヒートシンク必要)

価格帯:

  • 1TB:15,000円~25,000円
  • 2TB:30,000円~45,000円
  • 4TB:80,000円~120,000円

2. 外付けHDD/SSDの使用:コストパフォーマンスに優れた選択肢

外付けストレージデバイスをUSBポートに接続することで、ストレージ容量を拡張できます。

メリット:

  • 比較的安価
  • 取り付けが簡単(プラグアンドプレイ)
  • 大容量モデル(8TB以上)も入手可能

制限事項:

  • PS5ゲームは保存のみ可能で、プレイには内蔵SSDへの移動が必要
  • PS4ゲームは直接実行可能
  • USB 3.0/3.1/3.2対応のものが必要

おすすめ外付けHDD/SSD:

  • WD Black P10(HDD:2TB~5TB)
  • Seagate Game Drive(HDD:2TB~4TB)
  • Samsung T7(SSD:500GB~2TB)
  • WD Black P50(SSD:500GB~4TB)

価格帯:

  • 外付けHDD(2TB):8,000円~15,000円
  • 外付けSSD(1TB):12,000円~25,000円

3. クラウドストレージの活用:セーブデータとメディアのバックアップ

PlayStation Plusサブスクリプションに加入することで、クラウドストレージが利用できます。

メリット:

  • 物理的なデバイスを必要としない
  • セーブデータの安全なバックアップが可能
  • 複数のPS5間でデータを共有可能

制限事項:

  • ゲーム本体のデータは保存不可
  • PlayStation Plusサブスクリプションが必要
  • インターネット接続が必要

料金:

  • PlayStation Plus Essential:850円/月
  • PlayStation Plus Extra:1,300円/月
  • PlayStation Plus Premium:1,550円/月

PS5ストレージの最適化テクニック:プロが実践する7つの方法

1. PS4とPS5ゲームの戦略的な振り分け

PS5のストレージを最適化するための最も効果的な戦略は、PS4ゲームと現世代のPS5ゲームを適切に振り分けることです。

実践方法:

  • PS4ゲームは全て外付けHDD/SSDにインストール
  • PS5の内蔵SSDとM.2拡張SSDには、高速読み込みの恩恵を受けられるPS5ネイティブゲームのみをインストール
  • プレイ頻度の低いPS5ゲームは、必要に応じて外付けストレージに一時的に移動し、プレイ時に内蔵SSDに戻す

2. ゲームのパッチとアップデートファイルの管理

多くのゲームは、初期リリース時のサイズから大幅に増加することがあります。例えば、『Call of Duty: Modern Warfare』は、アップデートを重ねるごとに元のサイズから倍以上に膨れ上がることもあります。

実践方法:

  • 不要なゲームモードの削除(一部のゲームではマルチプレイヤーモードとキャンペーンモードを個別に削除可能)
  • 4Kテクスチャパックなど、オプションの高解像度データパックの選択的なダウンロード
  • プレイしていないゲームの更新を一時停止して、自動アップデートによるストレージ消費を防止

3. メディアギャラリーの効率的な管理

スクリーンショットや録画ビデオは、気づかないうちに大量のストレージを消費することがあります。特に4K解像度の録画は非常に容量を使います。

実践方法:

  • 定期的にメディアギャラリーをチェックし、不要なスクリーンショットや動画を削除
  • 保存しておきたいメディアは外付けUSBドライブにエクスポート
  • PS5の録画設定を見直し、必要に応じて解像度や長さを調整

4. ゲームのデジタルライブラリとディスクの使い分け

ディスクベースのゲームとデジタルダウンロードを戦略的に組み合わせることで、ストレージを効率的に使用できます。

実践方法:

  • 大容量のAAA級ゲームはディスク版を購入し、インストール後もディスクを挿入して起動
  • 頻繁にプレイする小~中規模のゲームはデジタル版を購入
  • ストーリー主体の一度クリアすれば再プレイする可能性が低いゲームはディスク版を選択し、クリア後は削除して別のゲームをインストール

5. セーブデータの最適化

セーブデータは容量こそ小さいものの、複数のゲームやユーザープロファイルが増えると、全体としてのストレージ使用量は無視できないものになります。

実践方法:

  • 不要なユーザープロファイルの削除
  • プレイしていないゲームのセーブデータをクラウドにバックアップした後、本体から削除
  • PS4からの移行データで不要なものを整理

6. ダウンロードキューとインストール管理

複数のゲームを同時にダウンロードすると、「その他」カテゴリのストレージ使用量が一時的に増加します。

実践方法:

  • 複数のゲームを同時にダウンロードせず、一度に1つのゲームのインストールを完了させる
  • 大型アップデートの前にストレージの空き容量を確保
  • ダウンロード完了後、PS5を再起動して一時ファイルをクリア

7. 定期的なメンテナンス習慣の確立

PS5のストレージ管理は一度きりではなく、継続的なメンテナンスが重要です。

実践方法:

  • 月に一度、ストレージ使用状況をチェック
  • 3ヶ月以上プレイしていないゲームを特定し、削除を検討
  • セーフモードでのデータベース再構築を3~6ヶ月ごとに実施

PS5のM.2 SSD増設手順:初心者でも簡単にできる10ステップ

最も効果的なPS5ストレージ拡張方法であるM.2 SSDの増設手順を、画像付きで詳しく解説します。

準備するもの

  • 互換性のあるM.2 NVMe SSD
  • プラスドライバー(サイズ#1)
  • 明るい作業環境と清潔な作業台
  • (必要に応じて)ヒートシンク及び熱伝導パッド

手順1:PS5の電源を完全にオフにする

コントロールセンターから「電源」→「PS5の電源を切る」を選択し、電源ランプが完全に消えるまで待ちます。その後、電源コードを抜きます。

手順2:PS5を安定した場所に置く

柔らかい布などを敷いた平らな場所にPS5を水平に置きます。

手順3:本体カバーを取り外す

デジタル・エディションとディスク・ドライブ搭載モデルで若干異なりますが、PS5を裏返し、角のロゴがある側から反対側に向かってカバーをスライドさせて取り外します。

手順4:M.2 SSD拡張スロットのカバーを取り外す

拡張スロットはメタルカバーで保護されています。プラスドライバーでネジを外して、カバーを取り外します。

手順5:M.2 SSDスロットの拡張スペーサーを調整する

SSDのサイズに合わせて、付属のスペーサーを適切な位置に移動させます。ほとんどの場合は「2280」の位置(SSDの長さが80mmの場合)を使用します。

手順6:M.2 SSDを挿入する

SSDの端子(金色の部分)をコネクタに合わせて、約30度の角度で挿入します。

手順7:SSDを固定する

SSDを下に押し付けながら、付属のネジで固定します。締めすぎないように注意してください。

手順8:拡張スロットカバーを元に戻す

メタルカバーを元の位置に戻し、ネジで固定します。

手順9:本体カバーを元に戻す

取り外したときと逆の手順でカバーをスライドさせて取り付けます。

手順10:PS5を起動してSSDをフォーマットする

電源コードを接続し、PS5を起動します。画面の指示に従って、新しいSSDをフォーマットします。

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PS5のストレージ管理のよくある質問(FAQ)

Q1: 「その他」ストレージを手動で削除することはできますか?

A: 残念ながら、「その他」カテゴリに分類されるデータを直接削除する方法はありません。ただし、データベースの再構築やシステムの再起動によって一部のキャッシュファイルがクリアされ、「その他」の容量が減少することがあります。

Q2: PS5でPS4ゲームをプレイすると常に「その他」ストレージが増加しますか?

A: はい、PS4ゲームをPS5で実行すると、互換性レイヤーのために追加のデータが「その他」カテゴリに保存されます。このデータ量はゲームによって異なりますが、一般的にゲームサイズの15~25%程度の追加ストレージを消費します。

Q3: PS5の内蔵SSDは交換できますか?

A: いいえ、PS5の内蔵825GB SSDは本体に統合されており、ユーザーが交換することはできません。ストレージ拡張にはM.2 SSDスロットを使用するか、外付けストレージを利用する必要があります。

Q4: どのようなM.2 SSDがPS5に対応していますか?

A: PS5に対応するM.2 SSDは以下の条件を満たす必要があります。

  • インターフェース:PCIe Gen4 x4 M.2 NVMe SSD
  • 容量:250GB~4TB
  • 読み込み速度:5,500MB/秒以上推奨
  • フォームファクター:M.2タイプ2230、2242、2260、2280、22110
  • ヒートシンク:必須(内蔵または別途取り付け)

Q5: 外付けHDDにPS5ゲームをインストールできますか?

A: PS5ゲームを外付けHDDやSSDに「保存」することはできますが、プレイするためには内蔵SSDまたは拡張M.2 SSDに移動する必要があります。PS4ゲームは外付けストレージから直接実行可能です。

Q6: データベースの再構築は安全ですか?データが失われる心配はありませんか?

A: データベースの再構築は基本的に安全な操作です。ゲームやセーブデータが削除されることはありませんが、ホーム画面のフォルダ構成やゲームのソート順などがリセットされる場合があります。念のため、重要なデータはクラウドにバックアップしておくことをおすすめします。

Q7: PS5のストレージが突然減少した場合はどうすればよいですか?

A: まず、最近インストールしたゲームやアップデートの容量を確認してください。予期せぬストレージ減少の場合は、システムの再起動を試み、それでも解決しない場合はデータベースの再構築を検討してください。

PS5ストレージ「その他」を徹底攻略|原因から削除・節約テクニックまで丸わかり

PS5のストレージを確認したとき、「その他」の容量が異常に大きくて驚いた経験はありませんか。
PS5 ストレージ その他の問題は、多くのユーザーが直面する深刻な悩みです。
新作ゲームをダウンロードしたいのに空き容量が足りない。
原因を調べてみると「その他」が100GB以上を占めていた。

そんな状況に陥っている方に向けて、この記事では既存コンテンツでは触れきれなかった追加情報をお届けします。
具体的には、「その他」ストレージが膨張する原因の深掘りから、最新の削減テクニック、PS5 Proとの比較、そしてモデル別の管理術まで網羅しています。
ここで紹介する方法を実践すれば、ストレージ不足のストレスから解放されるはずです。

PS5 ストレージ その他が異常に増える5つの隠れた原因

ここではさらに踏み込んで、多くのユーザーが見落としがちな5つの隠れた原因を掘り下げます。

原因1 ダウンロード失敗時の残留データ

ゲームやアップデートのダウンロードが途中で失敗した場合、不完全なデータが「その他」に残ることがあります。
特にネットワーク接続が不安定な環境では、この問題が繰り返し発生しやすいです。

ダウンロードが途中で止まった場合、PS5はインストール用の一時領域を確保したまま解放しません。
再度ダウンロードを試みると、さらに別の一時領域が確保されます。
この繰り返しにより「その他」が雪だるま式に膨れ上がるケースが報告されています。

具体例 あるユーザーは「Call of Duty」シリーズの80GBのアップデートを3回失敗した結果、「その他」が200GB以上に膨張しました。PS5を完全シャットダウンしたところ、「その他」が約50GBまで減少しました。

原因2 ディスク版ゲームのインストールキャッシュ

ディスク版のゲームをインストールする際にも、一時データが「その他」領域に書き込まれます。
特にディスクからのインストール中にアップデートのダウンロードが同時に走ると、キャッシュ量が増大します。

この現象はPS5がディスク読み取りとネットワークダウンロードを並行処理するために発生します。
インストール完了後も一時データがすぐには解放されない場合があります。

原因3 レストモードの長期間継続

PS5をレストモード(スリープ状態)で長期間放置すると、バックグラウンドダウンロードやシステム更新のキャッシュが蓄積されます。
週に一度は完全シャットダウンを行うことで、この問題を予防できます。

レストモード中にPS5が自動的にダウンロードしたアップデートファイルの一時データは、再起動するまで「その他」に残り続けます。
一度もシャットダウンせずに数週間レストモードを続けた場合、「その他」が50GB以上増加した事例もあります。

原因4 複数ユーザーアカウントの影響

PS5に複数のユーザーアカウントを登録している場合、各アカウントのシステムデータが個別に「その他」領域を消費します。
特に、複数アカウントで同一ゲームをプレイしている場合はキャッシュが倍増します。

登録アカウント数「その他」への影響目安
1アカウント基準値(約30~50GB)
2アカウント基準値の約1.3~1.5倍
3アカウント以上基準値の約1.5~2倍

使用していないアカウントを削除するだけでも、「その他」の容量削減につながります。

原因5 PS Plusゲームカタログの一時キャッシュ

PlayStation Plusのエクストラやプレミアムプランでゲームカタログを利用している場合、ブラウジング時にゲーム情報のキャッシュが「その他」に蓄積されます。
カタログを頻繁に閲覧するユーザーほど、この影響を受けやすい傾向があります。

カタログからゲームをダウンロードせずに閲覧しただけでも、サムネイルやメタデータがキャッシュとして保存されます。
このデータは比較的小さいですが、長期間の蓄積で数GBに達することがあります。

PS5モデル別ストレージ比較と「その他」への影響

PS5には複数のモデルが存在し、それぞれストレージ構成が異なります。
モデルごとの特徴を理解することで、より効率的なストレージ管理が可能になります。

各モデルのストレージ仕様を徹底比較

モデル名型番総容量使用可能容量「その他」の典型的な占有率
PS5 初期モデルCFI-1000825GB約667GB5~30%
PS5 SlimモデルCFI-20001TB約842GB5~25%
PS5 日本語専用モデルCFI-2200825GB約667GB5~30%
PS5 ProCFI-70002TB約1,860GB3~15%

PS5 Proはストレージが2TBに増量されたため、「その他」の相対的な占有率が低くなっています。
しかし、容量が大きいからといって「その他」の問題が解消されるわけではありません。

PS5 Proでもストレージ管理は必要

PS5 Proの2TBストレージは、従来モデルの倍以上の容量を提供します。
しかし、最新の大型タイトルは1本あたり100GBを超えるものが増えています。

20本の大型ゲームをインストールするだけで2TB近くを消費する計算になります。
さらに「その他」データが加わることで、実質的な空き容量は想像以上に少なくなります。

PS5 Proユーザーであっても、M.2 SSD(内蔵型NVMe SSD)の増設を検討する価値は十分にあります。
最大8TBまでの拡張に対応しているため、将来的なゲームの大容量化にも備えられます。

Slimモデルと初期モデルの「その他」傾向の違い

興味深いことに、Slimモデル(CFI-2000系)では初期モデルと比較して「その他」の膨張が抑えられる傾向があります。
これはSlimモデルに搭載された新しいシステムソフトウェアが、キャッシュ管理を効率化しているためと考えられます。

ただし、この違いは劇的なものではありません。
どのモデルでも定期的なメンテナンスは必須です。

「その他」ストレージを劇的に削減する実践テクニック

基本的な対処法に加えて、さらに効果的な実践テクニックを紹介します。
これらはユーザーコミュニティや検証を通じて効果が確認されている方法です。

テクニック1 USB外付けドライブを使ったキャッシュ強制解放

この方法は、Redditのユーザーコミュニティで発見され、多くのユーザーが効果を確認しています。
手順は以下のとおりです。

  • USBハードドライブまたはUSBメモリをPS5に接続します。
  • 「設定」→「ストレージ」→「本体ストレージ」を開きます。
  • インストール済みのゲームをいくつかUSBドライブに移動します。
  • 移動が完了したら、ゲームを本体ストレージに戻します。
  • 「その他」の容量が減少しているか確認します。

この方法では、ゲームデータの移動と再配置の過程で、関連する不要なキャッシュが自動的にクリアされます。
「その他」が100GB以上を占めていたケースでも、30~50GB程度まで削減できた報告があります。

テクニック2 セーフモードのキャッシュクリア機能を活用

PS5のセーフモードには「キャッシュの消去」と「データベースの再構築」という2つの機能があります。
これらは似ているようで役割が異なります。

「キャッシュの消去」は、システムソフトウェアの一時ファイルを削除する機能です。
「データベースの再構築」は、ストレージ全体をスキャンしてファイル構造を最適化する機能です。
「その他」の削減には、両方を順番に実行するのが最も効果的です。

実行手順は以下のとおりです。

  • PS5の電源を完全にオフにします。(レストモードではなく電源オフ)
  • 電源ボタンを長押しし、2回目のビープ音が鳴るまで約7秒間押し続けます。
  • コントローラーをUSBケーブルで接続し、PSボタンを押します。
  • セーフモードメニューで「キャッシュの消去とデータベースの再構築」を選択します。
  • まず「システムソフトウェアのキャッシュを消去」を実行します。
  • 完了後、再度セーフモードに入り「データベースを再構築」を実行します。

具体例 この2段階の手順を実施したあるユーザーは、「その他」が約180GBから約40GBまで削減されました。データベースの再構築にはストレージの使用量に応じて数分から数時間かかる場合があります。

テクニック3 システムソフトウェアの最新アップデートを適用

PS5のシステムソフトウェアは定期的にアップデートされています。
アップデートにはストレージ管理の改善が含まれることがあります。

2025年以降のシステムアップデートでは、キャッシュ管理の効率化が複数回実施されています。
古いシステムバージョンのまま使い続けると、「その他」の肥大化が発生しやすくなります。

アップデートの確認方法は以下のとおりです。

  • 「設定」→「システム」→「システムソフトウェア」→「システムソフトウェアアップデートと設定」を開きます。
  • 「システムソフトウェアをアップデート」を選択します。
  • 利用可能なアップデートがあれば適用します。

自動アップデートを有効にしておくことで、常に最新の状態を維持できます。

テクニック4 初期化を最終手段として検討する

上記の方法をすべて試しても「その他」が異常に大きい場合は、初期化が最も確実な解決策です。
ただし、初期化はすべてのデータが消去されるため、事前のバックアップが必須です。

初期化前に必ず行うべきバックアップは以下のとおりです。

  • セーブデータをPS Plusのクラウドストレージにアップロードします。
  • スクリーンショットや動画をUSBドライブにコピーします。
  • PS5の設定内容(ネットワーク設定、アカウント情報など)をメモしておきます。

初期化後は「その他」がほぼ最小値(約30GB前後)にリセットされます。
その後は本記事のテクニックを活用して、再び「その他」が膨張しないよう管理していきましょう。

最新ゲームの容量問題と賢いストレージ運用戦略

近年のPS5向けタイトルは、ゲームサイズの大型化が加速しています。
「その他」の管理だけでなく、ゲーム全体のストレージ運用を戦略的に行う必要があります。

最新大型タイトルのインストール容量一覧

2025年から2026年にかけてリリースされた主要タイトルの容量をまとめました。
ストレージ計画を立てる際の参考にしてください。

ゲームタイトルPS5版インストール容量(目安)
Call of Duty最新作約150GB
ファイナルファンタジーXVI約120GB
Grand Theft Auto V(PS5版)約90GB
ホライゾン 禁じられた西部約100GB
エルデンリング約60GB
Marvel’s Spider-Man 2約98GB
原神(継続アップデート後)約160GB以上
バルダーズ・ゲート3約120GB

これらの大型タイトルを4~5本インストールするだけで、PS5の使用可能容量の大半を消費してしまいます。
「その他」が50GB以上ある場合、実質的にインストールできるゲーム数はさらに減少します。

ゲームジャンル別の容量管理アドバイス

ゲームのジャンルによって、推奨されるストレージ管理方法は異なります。
以下にジャンル別の効率的な管理方法を紹介します。

オンライン対戦ゲーム(FPS、格闘ゲームなど)は、アップデートが頻繁に行われるため「その他」を圧迫しやすいジャンルです。
このジャンルのゲームは内蔵SSDに置き、定期的にキャッシュクリアを実施するのが効果的です。

オープンワールドRPGは容量が大きいものの、一度クリアすれば再プレイ頻度が下がりやすいジャンルです。
クリア後は外付けストレージに移動し、必要に応じて内蔵SSDに戻す運用が適しています。

インディーゲームや小規模タイトルは、1本あたりの容量が数GB程度と小さいです。
これらは内蔵SSDに複数本インストールしても、ストレージへの影響は限定的です。

トロフィー自動録画をオフにしてストレージを節約

見落としがちですが、PS5はトロフィー獲得時に自動でスクリーンショットと動画を保存します。
この機能はデフォルトでオンになっており、知らないうちにストレージを消費しています。

特に動画の自動保存は、1回の録画で数百MBから数GBを消費します。
トロフィーを頻繁に獲得するプレイヤーの場合、数か月で数十GBに達することもあります。

自動録画をオフにする手順は以下のとおりです。

  • 「設定」→「キャプチャーとブロードキャスト」→「自動でキャプチャー」を開きます。
  • 「トロフィー」を選択します。
  • 「スクリーンショット」を「なし」に変更します。
  • 「ビデオ」も「なし」に変更します。

また、ゲームプレイ中の最近の録画(バックグラウンド録画)の時間設定も短縮することで、バッファデータを抑えられます。
「設定」→「キャプチャーとブロードキャスト」→「キャプチャー」→「最近のゲームプレイのビデオクリップの長さ」を30秒や15秒に設定するのがおすすめです。

M.2 SSD選びで失敗しないための最新ガイド

「その他」問題の根本的な解決策としてM.2 SSDの増設が推奨されます。
ここでは、最新のおすすめモデルと選び方のポイントを紹介します。

2026年版 PS5対応M.2 SSD最新おすすめモデル

SSD市場は価格が継続的に下落しており、2TBモデルが手頃な価格で入手できるようになっています。
現在おすすめのモデルは以下のとおりです。

モデル名容量読み込み速度特徴参考価格帯
Samsung 990 PRO2TB/4TB最大7,450MB/秒Gen4最速クラスの高性能モデル2TB:約20,000~28,000円
WD_BLACK SN850X2TB/4TB最大7,300MB/秒ヒートシンク付属で取り付け簡単2TB:約18,000~25,000円
Lexar NM7902TB/4TB最大7,400MB/秒コスパに優れた新興メーカー製2TB:約14,000~20,000円
Monster Storage MS9502TB/4TB最大7,400MB/秒ヒートシンク付きで国内人気No.12TB:約13,000~18,000円
Hanye HE702TB最大7,200MB/秒最安クラスの高コスパモデル2TB:約12,000~16,000円

Samsung 980 ProやCrucial P5 Plusは、Gen4世代の旧モデルになりつつあります。
現在はより高速でコスパの良い新モデルが多数登場しています。

SSD選びで押さえるべき3つのポイント

1本目のポイントは容量の選択です。
2TBモデルが価格と容量のバランスで最もおすすめです。
1TBでは大型ゲーム10本程度しか入らず、すぐに容量不足に悩まされる可能性があります。
予算に余裕があれば4TBモデルを選ぶと、長期間にわたってストレージ不足から解放されます。

2本目のポイントはヒートシンクの有無です。
PS5のM.2スロットは放熱効率があまり高くないため、ヒートシンクは必須です。
ヒートシンク付属モデルを選べば追加購入の必要がなく、取り付けも簡単です。
ヒートシンクなしのモデルを購入した場合は、別途500~1,500円程度でヒートシンクを用意する必要があります。

3本目のポイントは読み込み速度です。
PS5の推奨速度は5,500MB/秒以上とされていますが、実際には7,000MB/秒以上のモデルがおすすめです。
速度が速いほど、ゲームのロード時間やデータ転送がスムーズになります。

SSD増設後の「その他」管理のコツ

M.2 SSDを増設した後は、ストレージの使い分けが重要になります。
以下の運用ルールを守ることで、「その他」の肥大化を防ぎつつ快適にゲームを楽しめます。

  • PS5ネイティブゲームはM.2 SSDにインストールします。
  • PS4互換ゲームは外付けUSBドライブにインストールします。
  • 本体内蔵SSDには現在プレイ中のゲームのみを置きます。
  • 3か月以上プレイしていないゲームはM.2 SSDまたは外付けドライブに移動します。

この運用により、本体内蔵SSDの空き容量が常に確保され、「その他」データの増加にも余裕を持って対応できます。

ストレージ管理を自動化する設定チェックリスト

PS5には、ストレージ管理を効率化するための各種設定が用意されています。
以下のチェックリストを活用して、最適な設定を行いましょう。

基本設定の確認項目

  • 自動アップデートのダウンロード先をM.2 SSDに変更しているか確認します。
  • トロフィー獲得時の自動キャプチャーをオフに設定しているか確認します。
  • 最近のゲームプレイ録画の時間を最短(15秒)に設定しているか確認します。
  • スクリーンショットの解像度をHDR非対応であればHDRオフに設定しているか確認します。

定期メンテナンスのスケジュール

ストレージの状態を良好に保つため、以下のスケジュールでメンテナンスを実施することを推奨します。

頻度作業内容所要時間の目安
毎週PS5を完全シャットダウンして再起動約2分
毎月ストレージ使用状況の確認と不要データの削除約10分
3か月ごとセーフモードでキャッシュクリアを実行約5~15分
6か月ごとセーフモードでデータベース再構築を実行約10分~1時間
必要時メディアギャラリーの整理とエクスポート約15~30分

このスケジュールに従うことで、「その他」ストレージの異常な膨張を予防できます。
特に毎週の完全シャットダウンは、最も簡単で効果的な予防策です。

ストレージ使用状況の確認手順

現在のストレージ状況を正確に把握することが、効率的な管理の第一歩です。
以下の手順で定期的に確認しましょう。

  • ホーム画面から「設定」を開きます。
  • 「ストレージ」を選択します。
  • 「本体ストレージ」で各カテゴリの使用量を確認します。
  • 「その他」が全体の20%を超えている場合は、対処が必要なサインです。

数値を記録しておくと、時間の経過とともに「その他」がどの程度増加するかの傾向が把握できます。
傾向がわかれば、先回りしてメンテナンスを行うことが可能になります。

よくあるトラブルと解決策

Q 「その他」が300GB以上を占めている場合はどうすればよいですか。

300GB以上は異常な状態です。
まずセーフモードでキャッシュクリアとデータベース再構築を実行してください。
それでも改善しない場合は、ダウンロードの失敗が何度も繰り返された可能性が高いです。
最終手段として初期化を検討し、バックアップ後に実行することをおすすめします。

Q 「その他」のサイズが毎日変動するのは正常ですか。

正常な動作です。
PS5のシステムはゲームの起動やアップデートに応じて動的にキャッシュを生成・削除しています。
10~20GB程度の日々の変動は問題ありません。
ただし、増加し続けて減少しない場合は、本記事の対処法を試してください。

Q M.2 SSD増設後も「その他」は発生しますか。

はい、「その他」データは本体内蔵SSD上に生成されるため、M.2 SSDを増設しても直接的な解決にはなりません。
しかし、ゲームデータをM.2 SSDに移すことで本体SSDの空き容量が増え、「その他」の圧迫感が大幅に軽減されます。

Q PS5 Slimモデルに買い替えれば「その他」問題は解決しますか。

完全な解決にはなりません。
Slimモデルは使用可能容量が約842GBと初期モデルより約175GB多いですが、「その他」は同様に発生します。
ただし、容量に余裕がある分だけ問題の深刻度は軽減されます。

Q PS5を初期化せずに「その他」を0にする方法はありますか。

「その他」を完全に0にする方法はありません。
システムの正常な動作に必要なデータが含まれているため、ある程度の容量は常に使用されます。
健全な状態では約30~50GB程度が「その他」として使用されるのが一般的です。
この範囲内であれば問題ないと考えて差し支えありません。

PS5 ストレージ その他の問題を解決して快適なゲーム環境を手に入れよう

PS5 ストレージ その他の問題は、正しい知識と定期的なメンテナンスで十分にコントロール可能です。
この記事で紹介した内容を改めて整理します。

「その他」が異常に膨張する原因は、ダウンロード失敗の残留データ、レストモードの長期継続、複数アカウントの影響など、多岐にわたります。
対処法としてはUSBドライブを使ったキャッシュ強制解放、セーフモードの2段階クリア、そしてシステムソフトウェアの最新化が効果的です。

長期的にはM.2 SSDの増設が最も確実な解決策です。
2026年現在、2TBモデルが12,000円台から購入でき、コストパフォーマンスは過去最高の水準にあります。
PS5 Proユーザーであっても、ゲームの大容量化を考慮すればSSD増設の検討をおすすめします。

本記事の対処法とメンテナンススケジュールを実践することで、ストレージ不足に悩まされることなく、快適なPS5ゲームライフを楽しんでください。
お手持ちのPS5のストレージ状況をまずは確認するところから、ぜひ今日始めてみましょう。

まとめ:PS5ストレージの賢い活用法

PS5の「その他」ストレージの謎は完全に解明されていませんが、この記事で紹介した情報と対策を活用することで、限られたストレージを最大限に活用することができます。

最も効果的な長期的解決策は、以下の組み合わせです。

  1. 互換性のあるM.2 SSDの増設:PS5ネイティブゲーム用の高速ストレージとして
  2. 高速外付けSSDの使用:PS4ゲームの保存と実行用
  3. 大容量外付けHDD:あまりプレイしないゲームのバックアップ用
  4. PlayStation Plusのクラウドストレージ:セーブデータとメディアのバックアップ用

また、定期的なメンテナンスを行い、不要なコンテンツを削除することで、PS5のパフォーマンスを最適に保ち、快適なゲーム体験を楽しむことができます。

最新のゲームはますます大容量化しており、PS5の標準ストレージだけでは不十分になってきています。この記事を参考に、あなたのゲームプレイスタイルに合ったストレージ拡張計画を立て、ストレージ不足のストレスから解放されましょう!

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