TOEIC900点を超えるための勉強法を月別に分解して解説

「TOEIC900点以上」という壁を確実に突破するための完全ロードマップをご紹介します。この記事では、6ヶ月間の月別カリキュラムを通して、効率的かつ効果的に900点突破を実現する方法をお伝えします。
TOEIC900点の価値とは
TOEIC900点以上のスコアを持つことは、単なる数字以上の価値があります。多くの外資系企業や国際部門では、900点以上を一つの基準としており、キャリアの可能性が大きく広がります。
TOEIC900点の具体的なメリット:
- 履歴書での強力なアピールポイントになる
- 昇進・昇格の条件を満たせる(多くの企業で900点以上が目安)
- 海外赴任や国際プロジェクトの候補者として注目される
- 年収アップの交渉材料として活用できる
- ビジネス英語での実用的なコミュニケーション能力の証明になる
900点以上の取得者は全受験者の約5%程度と言われており、この壁を超えることは英語力の証明として非常に価値があります。
「TOEIC900点は、英語を道具として使いこなせるレベルの一つの目安です。このレベルに達すると、英語を意識せずに情報やアイデアをやり取りできるようになります」 – 英語教育専門家 鈴木健司氏
TOEIC900点突破のための全体戦略
TOEIC900点突破には、ただ闇雲に勉強するのではなく、戦略的なアプローチが必要です。6ヶ月という期間で確実に結果を出すためのロードマップをご紹介します。
スコア分布を理解する
TOEICは990点満点(リスニング495点、リーディング495点)です。900点突破のためには、以下のようなバランスを目指すと効果的です。
| セクション | 目標スコア | 必要な正答率 |
|---|---|---|
| リスニング | 450点以上 | 約91%以上 |
| リーディング | 450点以上 | 約91%以上 |
| 合計 | 900点以上 | 約91%以上 |
学習の3本柱
TOEIC900点突破には、以下の3つの柱をバランスよく強化していくことが重要です。
- 語彙力の強化:
- 頻出単語・熟語の徹底暗記(目安:7,000語以上)
- 業界別・場面別の専門用語の習得
- コロケーション(単語の組み合わせ)の習得
- 文法・構文の完全理解:
- 基本文法の復習と定着
- TOEIC頻出文法項目の集中学習
- 複雑な長文を素早く正確に理解するための構文把握力
- 実践的な問題演習と解法テクニック:
- パート別攻略法の習得
- 時間配分の最適化
- 問題の傾向と対策の把握
6ヶ月間の学習プランの全体像
| 月 | 主な焦点 | 週あたりの学習時間目安 |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 基礎固めと弱点分析 | 10-15時間 |
| 2ヶ月目 | リスニング強化 | 12-18時間 |
| 3ヶ月目 | リーディング強化 | 12-18時間 |
| 4ヶ月目 | パート別対策 | 15-20時間 |
| 5ヶ月目 | 模試と弱点克服 | 15-20時間 |
| 6ヶ月目 | 仕上げと本番対策 | 12-15時間 |
重要なポイント:
- 毎日コンスタントに学習する習慣をつける
- 週末に集中的な学習時間を確保する
- 通勤・通学時間などの隙間時間を有効活用する
- 定期的に模試でスコアチェックを行う
それでは、各月の具体的な勉強法を詳しく見ていきましょう。
1ヶ月目:基礎固めと弱点分析
最初の1ヶ月は、現在の実力を正確に把握し、効率的な学習計画を立てるための重要な期間です。
Week 1-2:現状把握と目標設定
具体的な行動計画:
- 公式問題集で模試を受ける
- 本番と同じ時間配分で解く
- パート別の得点を細かく分析する
- 間違えた問題の傾向を把握する
- 弱点分析シートの作成
- リスニング・リーディングそれぞれの弱点をリストアップ
- パート別の正答率を算出する
- 時間配分に問題がないか確認する
- 学習計画の立案
- 毎日の学習時間と内容を決める
- 週末にまとめて行う学習を計画する
- 月ごとの目標スコアを設定する
Week 3-4:基礎力の強化
- TOEIC頻出単語の学習開始
- 1日50単語を目標に学習する
- スマホアプリなどを活用し隙間時間に復習する
- 単語カードを作成し電車内などで確認する
- 文法の総復習
- 中学・高校レベルの文法を一通り復習する
- TOEIC頻出の文法項目を中心に学ぶ
- 文法問題集で理解度をチェックする
- リスニング基礎トレーニング
- シャドーイングの練習を始める(1日10分)
- ディクテーション(聞き取って書き出す練習)を行う
- 簡単な英語ニュースを毎日聞く習慣をつける
1ヶ月目のおすすめ教材
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集(現状把握用)
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(語彙力強化)
- TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問(文法強化)
- NHK ラジオ英会話(リスニング基礎練習)
1ヶ月目の到達目標
- 現在の実力と弱点の正確な把握
- 毎日の学習習慣の確立
- TOEIC頻出単語500語の習得
- リスニングの基礎トレーニング方法の習得
- 基本文法事項の復習完了
2ヶ月目:リスニング強化月間
2ヶ月目は、TOEICスコアの半分を占めるリスニングセクションの強化に集中します。
Week 1-2:パート別リスニング対策(Part 1-2)
Part 1(写真描写問題)対策:
- 写真描写のパターン学習
- 頻出の描写表現を暗記する
- 位置関係を表す前置詞を集中的に学習する
- 人物の動作・状態を表す表現を習得する
- 実践トレーニング法
- 毎日10問のPart 1問題を解く
- 写真を見て自分で英文を作る練習をする
- 間違えた問題は音声を5回以上繰り返し聞く
Part 2(応答問題)対策:
- 質問パターンの習得
- Wh疑問文、Yes/No疑問文など質問の型を整理する
- 頻出の質問表現を暗記する
- 質問を聞いた瞬間に回答の方向性を予測する訓練をする
- 応答パターンの習得
- 頻出の応答表現をカテゴリー別に整理する
- 似た応答表現の違いを理解する
- 紛らわしい選択肢の見分け方を学ぶ
Week 3-4:パート別リスニング対策(Part 3-4)
Part 3(会話問題)対策:
- 会話の構造理解
- 会話の展開パターンを学ぶ
- 話者の意図や暗示を読み取る練習をする
- 状況や場面を素早く把握するコツを習得する
- 情報整理法
- 会話を聞きながらキーワードをメモする習慣をつける
- 設問を先読みしてポイントを絞る技術を身につける
- Who、What、When、Where、Whyに注目する
Part 4(説明文問題)対策:
- モノローグ理解のコツ
- アナウンス、ボイスメール、スピーチなどの型を理解する
- 導入・展開・結論の流れを意識して聞く
- 数字・日時・場所などの具体情報を正確に拾う訓練をする
- 集中トレーニング法
- 1つの音声に対して複数回聞く練習をする
- 1回目は全体像、2回目は詳細情報を意識する
- スクリプトを見ながら聞き、その後見ずに聞く練習をする
毎日のリスニング習慣
- 朝のシャドーイング(15分)
- TOEIC形式の会話や説明文を使う
- 音声の後に続いて同じように発音する
- 徐々にスピードを上げていく
- 通勤・通学時のディクテーション(20分)
- 短い英文を聞いて書き取る
- 聞き取れない箇所を重点的に練習する
- 書き取った内容と実際の原稿を比較する
- 就寝前の英語ニュース視聴(10分)
- CNNやBBCなどの短いニュースクリップを視聴する
- 字幕なしで内容を理解する練習をする
- キーワードをメモする習慣をつける
2ヶ月目のおすすめ教材
- TOEIC L&R TEST パート別テスト リスニング
- TOEIC TEST リスニング 鬼の特訓
- CNN English Express(リスニング応用)
- 英語耳:発音ができるとリスニングができる(発音・リスニング強化)
2ヶ月目の到達目標
- シャドーイングの習慣化と技術向上
- TOEIC頻出単語1,000語の習得
- リスニングのパート別攻略法の習得
- リスニングセクションで400点以上取れる実力の獲得
- 英語の音声変化(リンキング、リダクションなど)の理解
3ヶ月目:リーディング強化月間
3ヶ月目は、リーディングセクションの強化に焦点を当てます。特に時間配分と解答スピードの向上を目指します。
Week 1-2:パート別リーディング対策(Part 5-6)
Part 5(短文穴埋め問題)対策:
- 文法項目別の対策
- 品詞の区別(名詞・動詞・形容詞・副詞)を完璧にする
- 時制・態・仮定法などの文法項目を整理する
- 前置詞・接続詞の使い分けを徹底的に学ぶ
- 解法テクニック
- 前後の文脈から品詞を判断する訓練をする
- 選択肢を文中に入れて読み違和感をチェックする習慣をつける
- 紛らわしい語句の区別方法を学ぶ
Part 6(長文穴埋め問題)対策:
- 文脈理解のコツ
- 段落全体の流れを把握してから解答する
- 接続詞・代名詞などの指示語に注目する
- 論理展開のパターンを理解する(対比、因果関係、例示など)
- 練習方法
- 1日5問のPart 6問題を時間を計って解く
- 解答後に全文を音読して内容を確認する
- 間違えた問題はなぜ間違えたかを分析する
Week 3-4:パート別リーディング対策(Part 7)
Part 7(長文読解問題)対策:
- シングルパッセージの対策
- 設問を先に読んでから本文を読むスキミング技術を磨く
- キーワードを素早く見つける練習をする
- 段落ごとの主題を把握する訓練をする
- ダブル・トリプルパッセージの対策
- 複数の文書の関連性を素早く把握する方法を学ぶ
- 情報の照合や比較の効率的なやり方を身につける
- 時間配分の最適化(難問は後回しにするなど)
- 文書タイプ別の対策
- Eメール、社内文書、広告、記事など文書タイプ別の特徴を理解する
- 各文書タイプに特有の語彙や表現を学習する
- 文書の目的や送り手の意図を素早く把握する訓練をする
リーディングスピード向上トレーニング
- スキミング練習(1日10分)
- 英字新聞や雑誌の記事で見出しと最初の段落だけを読み内容を予測する
- 時間を決めて記事全体に目を通し要点をつかむ
- キーワードや数字、固有名詞だけを拾い読みする
- スキャニング練習(1日10分)
- 特定の情報だけを探し出す練習をする
- 辞書で単語を素早く探す訓練をする
- 長文中から日付、数字、人名などを素早く見つける練習をする
- 黙読スピード向上(1日15分)
- 簡単な英文で速読練習を始める
- 徐々に難易度を上げていく
- WPM(1分間に読む単語数)を測定し記録する
語彙力強化の継続
- ビジネス英語表現の強化
- 業界別の専門用語を学ぶ
- ビジネスメールやレポートでよく使われる表現を習得する
- フォーマルとカジュアルの表現の違いを理解する
- コロケーションの学習
- 頻出の「動詞+名詞」「形容詞+名詞」の組み合わせを学ぶ
- 前置詞を伴う表現を集中的に暗記する
- イディオムやフレーズをカテゴリー別に整理して学ぶ
3ヶ月目のおすすめ教材
- TOEIC L&R TEST パート別テスト リーディング
- TOEIC TEST 千本ノック! リーディング編
- 速読英単語 上級編(語彙・読解力強化)
- The Japan Times Alpha(実践的な英文読解)
3ヶ月目の到達目標
- TOEIC頻出単語2,000語の習得
- リーディングのパート別攻略法の習得
- リーディングスピードの向上(200WPM以上)
- リーディングセクションで400点以上取れる実力の獲得
- 各種文書タイプの特徴と読解のコツの理解
4ヶ月目:パート別対策の徹底
4ヶ月目は、より細かいパート別の戦略と時間配分の最適化に焦点を当てます。
Week 1:Part 1-2の徹底対策
Part 1(写真描写問題)の時間短縮:
- 即断即決トレーニング
- 写真を見た瞬間に要素を言語化する練習をする
- 選択肢を聞きながら消去法を素早く適用する
- 1問あたり5-6秒で判断できるよう訓練する
- 頻出の罠パターン対策
- 視覚情報と聴覚情報の不一致パターンを学ぶ
- 紛らわしい表現の区別方法を習得する
- 写真の細部まで注意を払う習慣をつける
Part 2(応答問題)の正確性向上:
- 応答の型に基づく予測力強化
- 質問のタイプ別に可能な応答パターンを整理する
- 最初の2語で質問の種類を判断する訓練をする
- 間接的な質問や提案への応答パターンを習得する
- 紛らわしい選択肢の見極め方
- 質問とズレている応答の特徴を学ぶ
- 文法的に正しくても状況に不適切な応答の見分け方を習得する
- 発音が似ている単語に注意する(例:price/prize)
Week 2:Part 3-4の徹底対策
Part 3(会話問題)の解答精度向上:
- 状況設定の素早い把握
- 冒頭の数秒で会話の状況を判断する練習をする
- 話者の関係性を素早く把握するコツを学ぶ
- 会話の目的や背景情報を推測する能力を磨く
- Wh疑問文への対策強化
- What will the woman do next?などの行動予測問題の対策をする
- Why does the man mention…?などの意図理解問題の解き方を学ぶ
- When/Where/Howなどの具体情報問題のコツを掴む
Part 4(説明文問題)の情報整理法:
- 構造化メモ取りの訓練
- 聞きながら要点をマッピング形式でメモする技術を身につける
- 数字、固有名詞、時間表現を正確にメモする訓練をする
- メモを見ながら素早く問題を解く練習をする
- 1回聴きでの理解力向上
- ナレーションのパターン(導入→展開→結論)を意識して聞く
- 話題の転換点(However, On the other hand等)に注目する
- 結論部分(Therefore, In conclusion等)を聞き逃さない訓練をする
Week 3:Part 5-6の徹底対策
Part 5(短文穴埋め問題)の時間短縮:
- 30秒解答トレーニング
- 1問30秒以内で解く訓練をする(全30問で15分以内)
- 選択肢を見て問題タイプを瞬時に判断する練習をする
- 解答根拠を明確にするクセをつける
- 頻出問題タイプ別の対策強化
- 動詞の形(時制・態・一致)問題の解法を完璧にする
- 接続詞・前置詞の使い分けを徹底的に練習する
- 紛らわしい語句(affect/effect, among/between等)の区別を完全に習得する
Part 6(長文穴埋め問題)の正確性向上:
- 文脈理解の深化
- 空所の前後だけでなく段落全体の流れを把握する
- 文書のタイプ(Eメール、お知らせ等)による特徴を理解する
- 論理関係(原因→結果、問題→解決等)を素早く把握する
- パターン別解法の確立
- 接続詞問題は前後の文の論理関係に注目する
- 代名詞問題は指示対象を正確に特定する
- 動詞問題は主語と時制に注意する
Week 4:Part 7の徹底対策
Part 7(長文読解問題)の時間配分最適化:
- 戦略的な解答順序
- シングルパッセージ→ダブルパッセージ→トリプルパッセージの順で解く
- 設問を先に読み、求められている情報を明確にする
- 難問は一時スキップして後で戻る戦略を実践する
- 文書タイプ別の読解スピード向上
- Eメール:To/From/Subject/日付を最初にチェックする習慣をつける
- 広告:価格、日時、条件などの具体的情報を素早く拾う
- 記事:見出しと最初の段落で全体像を把握する
- トリプルパッセージの効率的解法
- 3つの文書の関連性を素早く把握する(例:異なる意見、補足情報等)
- 情報の比較や対照を求める問題の解き方を習得する
- 複数の文書にまたがる情報を統合する練習をする
4ヶ月目の実践演習
- 時間制限付きのパート別演習
- 各パートを本番より少ない時間で解く訓練をする
- 正確さを保ちながらスピードを上げる方法を見つける
- 間違えた問題は必ず解説を読み理解を深める
- 半分模試の定期実施
- リスニングセクションのみ、またはリーディングセクションのみの模試を週1回実施する
- 時間配分や解答戦略の有効性を検証する
- スコアの推移を記録し伸び悩みがあれば対策を練る
4ヶ月目のおすすめ教材
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ(上級語彙)
- TOEIC TEST 究極のゼミ Part 5 & 6
- TOEIC TEST 究極のゼミ Part 7
- TOEICテスト 非公式問題集 至高の400問(実践問題)
4ヶ月目の到達目標
- TOEIC頻出単語3,000語の習得
- 各パートの時間配分の最適化
- 模擬テストで800点以上のスコア達成
- 弱点パートの克服
- 解答の正確性とスピードのバランス向上
5ヶ月目:模試と弱点克服
5ヶ月目は、これまでの学習の成果を模試で確認しながら、残された弱点を克服していく月です。
Week 1-2:総合模試と分析
- 公式問題集での模試
- 本番と同じ条件(時間・環境)で模試を実施する
- 各パートのスコアを詳細に分析する
- 間違えた問題のタイプを分類する
- 弱点の特定と対策立案
- パート別・問題タイプ別の正答率を計算する
- 時間配分に問題がないか確認する
- 弱点に対する集中的な対策プランを作成する
- エラーログの作成
- 間違えた問題をデータベース化する
- 間違いの原因(語彙不足、文法ミス、時間切れなど)を記録する
- 定期的に復習して同じミスを繰り返さないようにする
Week 3-4:弱点集中克服
- 苦手なパートへの集中対策
- 最も点数が低いパートに1日1時間以上を投入する
- 問題演習よりも解法や考え方の理解を優先する
- 専門教材を活用して徹底的に強化する
- 苦手な問題タイプの徹底練習
- 特定のミスパターンに焦点を当てた問題を集中的に解く
- 解説を丁寧に読み、なぜ間違えたのかを理解する
- 似た問題を連続して解いて定着を図る
- 時間管理の最適化
- パートごとの制限時間を設定して練習する
- 時間内に解き終わらない場所を特定する
- 時間をかけすぎる問題の見極め方と対処法を確立する
リスニング・リーディングのバランス調整
- スコアバランスの分析
- リスニングとリーディングのスコアを比較する
- 低い方のセクションに学習時間を多く配分する
- 両方のセクションで最低でも430点以上を目指す
- 弱いセクションの強化策
- リスニングが弱い場合:音声素材の量を増やし、速度にも慣れる
- リーディングが弱い場合:読解スピードと語彙力を重点的に強化する
- どちらも同程度の場合:より高得点が期待できる方に注力する
本番に向けた実践力強化
- 本番形式の模試演習
- 週に1回は全セクション通しで解く
- 実際の試験会場を想定した環境で行う(外部の音など)
- 体調管理や集中力の持続方法も試す
- ミスの傾向分析と対策
- 同じ種類のミスを繰り返していないか確認する
- ケアレスミスを減らすための対策を立てる
- 難問につまずいて時間をロスするパターンがないか検証する
- メンタル面の強化
- 本番での緊張対策を練る(深呼吸、ポジティブイメージングなど)
- 疲労時や集中力低下時の対処法を身につける
- 時間切迫時のプレッシャー対策を行う
5ヶ月目のおすすめ教材
- 新公式TOEIC Listening & Reading 問題集 Vol.1-3(模試用)
- TOEIC L&R TEST 990点攻略(高得点テクニック)
- TOEIC TEST 弱点完全克服ドリル
- 自分の弱点に特化した専門教材
5ヶ月目の到達目標
- TOEIC頻出単語4,000語の習得
- 模擬テストで850点以上のスコア達成
- 弱点パートで80%以上の正答率達成
- 本番と同じ時間配分での全問解答習慣の確立
- メンタル面での本番対策の完了
6ヶ月目:仕上げと本番対策
いよいよ最後の月です。これまでの学習の総仕上げを行い、本番での最高パフォーマンスを引き出すための準備をします。
Week 1-2:総合力の仕上げ
- 模擬テストの反復
- 週に2回、本番同様の条件で模擬テストを実施する
- スコアの安定性を確認する(常に850点以上を維持できるか)
- 時間配分が最適化されているか検証する
- 最終的な弱点対策
- まだ残っている弱点があれば集中的に対処する
- 間違えやすい問題のパターンをリスト化して繰り返し練習する
- 特に高得点者が差をつけるポイント(Part 3,4,7の難問)を強化する
- 語彙・熟語の最終確認
- これまで学習してきた単語・熟語を総復習する
- 特に頻出度の高いものを重点的に確認する
- 業界別の専門用語を最終チェックする
Week 3-4:本番直前対策
- コンディション調整
- 睡眠サイクルを本番に合わせて調整する
- 試験前日までの学習計画を立てる(詰め込みすぎない)
- ストレス管理と集中力維持の方法を確立する
- 最終模擬テスト
- 本番3日前に最後の模擬テストを実施する
- スコアよりも解答プロセスや時間配分を重視する
- メンタル面の最終調整を行う
- 本番当日の戦略確認
- 会場までの行き方と所要時間を確認する
- 持ち物リストを作成し前日に準備する
- 各パートの解答戦略を最終確認する
本番での極意
- リスニングセクション攻略法
- 最初の数問で耳を慣らす意識を持つ
- 集中力が途切れそうになったら深呼吸をする
- メモは簡潔に、キーワードだけを記録する
- リーディングセクション攻略法
- Part 5は迷ったら次に進み、時間があれば戻る
- Part 7は設問を先に読んでから本文に取り掛かる
- 残り10分の時点で未回答問題を確認し、埋めていく
- 試験中のメンタルコントロール
- 難しい問題に遭遇しても動揺しない
- 前の問題が不安でも引きずらない
- 時間配分に常に注意を払う
本番前日と当日の過ごし方
前日:
- 軽い復習だけにして脳を休ませる
- 早めに就寝し、十分な睡眠をとる
- 会場への行き方を最終確認する
当日:
- 余裕を持って起床し、軽い朝食をとる
- 会場には30分前に到着するようにする
- 試験直前は深呼吸をして心を落ち着かせる
6ヶ月目のおすすめ教材
- TOEIC L&R TEST 本番模試
- TOEIC L&R TEST 直前の技術
- TOEIC TEST 極めろ!リスニング Part 3&4
- TOEIC TEST 極めろ!リーディング Part 7
6ヶ月目の到達目標
- TOEIC頻出単語5,000語以上の習得
- 模擬テストで900点以上のスコア安定的達成
- 時間配分の完全最適化
- メンタル面の完全準備
- 本番でのベストパフォーマンス発揮のための総合的な準備完了
TOEIC900点突破者の共通習慣
900点以上を取得している人たちには、いくつかの共通点があります。これらの習慣を取り入れることで、あなたも900点突破に近づけるでしょう。
日々の学習習慣
- 毎日コンスタントに学習する
- 平日:最低30分~1時間
- 休日:集中的に2~3時間
- 量より質と継続性を重視する
- 英語との接触量を増やす
- 通勤・通学時間に英語音声を聴く
- 英語ニュースやポッドキャストを日課にする
- スマホのOS言語を英語に設定する
- 効率的な隙間時間の活用
- 単語カードを常に持ち歩く
- スマホの英単語アプリで5分間学習する
- SNSで英語のアカウントをフォローする
学習への取り組み方
- 目標と計画を明確にする
- 短期・中期・長期の目標を設定する
- 毎週末に次週の学習計画を立てる
- 学習記録をつけて進捗を確認する
- 弱点を正直に認めて対策する
- 苦手分野から逃げずに向き合う
- 間違えた問題を繰り返し復習する
- 必要に応じて専門教材で補強する
- 反復と定着を重視する
- 新しい知識を獲得するだけでなく定着させる
- 同じ問題を間隔をあけて何度も解く
- 学んだ表現を実際に使ってみる
メンタル面の特徴
- ポジティブな姿勢を保つ
- 失敗や停滞を学びの機会と捉える
- 小さな進歩を認めて自信につなげる
- 「900点は取れる」と自分を信じる
- 他の受験者と比較しない
- 自分のペースで着実に進歩することに集中する
- 他人の学習法を参考にしつつも自分に合った方法を見つける
- 自分の成長だけを測定基準にする
- 長期的な視点を持つ
- 英語力向上はマラソンであるという意識を持つ
- 短期的な結果に一喜一憂しない
- 日々の積み重ねを信じる
おすすめ教材と活用法
TOEIC900点以上を目指すために厳選した教材とその効果的な使い方をご紹介します。
初級~中級者向け(現在のスコア600~750点)
- 単語・熟語教材
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ → 毎日50単語ずつ、音声を聞きながら覚える
- 文法教材
- TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問 → 毎日30問解き、間違えた問題は3回復習する
- リスニング教材
- TOEIC TEST リスニング 鬼の特訓 → 毎朝のシャドーイング教材として活用する
- リーディング教材
- TOEIC TEST 千本ノック! リーディング編 → 時間を計って解き、スピード向上を図る
上級者向け(現在のスコア750~850点)
- 高難度単語・熟語教材
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ → 業界別の専門用語や上級表現を習得する
- パート別特化教材
- TOEIC TEST 究極のゼミ Part 5 & 6
- TOEIC TEST 究極のゼミ Part 7 → 弱点パートを集中的に強化する
- 本番形式問題集
- 新公式TOEIC Listening & Reading 問題集 Vol.1-3 → 2週間に1回、本番と同じ条件で実施する
- 900点突破のための技術書
- TOEIC L&R TEST 990点攻略 → 高得点者だけが知るテクニックを学ぶ
オンライン教材・アプリ
- 単語アプリ
- Anki:間隔反復システムで効率的に単語を覚える
- Quizlet:多彩な学習モードで飽きずに語彙力を強化
- リスニング強化
- TED Talks:様々な分野の英語プレゼンを聴く
- CNN English Express:時事英語を学ぶ
- 総合力アップ
- スタディサプリENGLISH:TOEIC対策コースで体系的に学ぶ
- ELTのオンライン英会話:TOEIC専門の講師と学ぶ
教材活用のコツ
- 複数の教材を同時進行させない
- 同じカテゴリーの教材は1冊ずつ終わらせる
- 語彙、文法、パート別対策など分野ごとに1冊選ぶ
- 教材を完璧にやりこむ
- 1回解いて終わりにせず、2~3回繰り返す
- 間違えた問題は必ずノートにまとめて復習する
- 学習の記録をつける
- 使用教材、学習時間、進捗状況を記録する
- 定期的に振り返り、効果を検証する
よくある質問と回答
TOEIC900点突破を目指す方からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1: 900点突破までどのくらいの期間が必要ですか?
A: 現在のスコアにもよりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 現在700点台:集中して4~6ヶ月
- 現在600点台:6~9ヶ月
- 現在500点台以下:9~12ヶ月
毎日の学習時間や効率性によって大きく変わるため、個人差があります。週15時間以上の学習時間が確保できれば、より短期間での達成も可能です。
Q2: リスニングとリーディング、どちらを優先すべきですか?
A: まずは自分のスコアバランスを確認しましょう。一般的には以下の方針がおすすめです。
- 両方のスコアがバランスよく低い場合:リスニングから始める(上達が実感しやすい)
- リスニングが極端に低い場合:リスニングを優先的に強化
- リーディングが極端に低い場合:文法と語彙を集中的に強化
ただし、長期的には両方をバランスよく伸ばすことが重要です。900点以上を取るには、両セクションで最低でも430点以上を取れる実力が必要です。
Q3: 独学で900点は取れますか?それとも講座に通うべきですか?
A: 独学でも十分に900点突破は可能です。ただし、以下のポイントが重要です。
- 自己分析力がある(自分の弱点を客観的に把握できる)
- 学習計画を立てて継続できる
- 質の高い教材を選べる
独学が不安な場合や、より短期間での達成を目指す場合は、以下のサポートを活用するとよいでしょう。
- オンラインTOEICコーチングサービス
- 週1回程度のTOEIC対策講座
- 学習仲間を作って一緒に勉強する
Q4: 単語はどのくらい覚える必要がありますか?
A: TOEIC900点レベルでは、以下の語彙力が目安となります。
- 一般語彙:5,000~7,000語
- TOEICの頻出単語:3,000語
- ビジネス関連の専門用語:500~1,000語
ただし、単純な単語数よりも、以下の点を意識することが重要です。
- 頻出語の複数の意味を理解する
- コロケーション(単語の組み合わせ)を覚える
- 同義語・類義語のニュアンスの違いを理解する
Q5: 本番で緊張して実力を発揮できないことがあります。対策はありますか?
A: 本番での緊張対策として、以下の方法が効果的です。
- 事前準備の徹底
- 会場の場所や持ち物を前日に確認する
- 本番と同じ時間帯に模試を何度か経験する
- 十分な睡眠をとり、体調を整える
- メンタルコントロール法
- 試験直前に深呼吸を数回行う
- 「準備は万全だ」と自分に言い聞かせる
- ポジティブなイメージングを行う
- 本番慣れの工夫
- 可能であれば事前に同じ会場で受験経験を積む
- 模試は必ず時間を計って本番同様の緊張感で解く
- 実際の試験を経験値を得る機会と捉える
Q6: スコアが伸び悩む時期(プラトー期)をどう乗り越えればいいですか?
A: スコアの停滞期は誰にでもあります。以下の対策を試してみましょう。
- 学習方法の見直し
- これまでと異なるタイプの教材に切り替える
- 新しい学習方法(シャドーイングなど)を取り入れる
- オンライン講座など外部のアドバイスを取り入れる
- 重点分野の切り替え
- 集中していた分野から別の分野に切り替える
- マクロ視点(全体戦略)とミクロ視点(個別問題)を行き来する
- 基礎に立ち返る時間を作る
- モチベーション管理
- 小さな目標を設定して達成感を得る
- 学習仲間と励まし合う関係を作る
- あえて一週間程度の休息期間を設ける
TOEIC900点突破への最短ルート
TOEIC900点を超えるための勉強法を月別に解説してきました。ここでは最後に、900点突破のための最重要ポイントをまとめます。
TOEIC900点突破の3つの鍵
- 戦略的な学習計画
- 6ヶ月間の月別カリキュラムを実践する
- 弱点を正直に認識し重点的に強化する
- パート別の攻略法を確立する
- 圧倒的な英語への接触量
- 毎日最低1時間は英語に触れる
- リスニングとリーディングをバランスよく強化する
- 実用的なビジネス英語も同時に身につける
- 効率的な学習習慣
- スキマ時間を活用した単語学習
- 週末の集中学習で総合力を高める
- 定期的な模試で実力を検証する
900点突破者になるための最終チェックリスト
- [ ] TOEIC頻出単語5,000語以上を習得している
- [ ] 全パートの攻略法を確立している
- [ ] 時間配分を最適化している
- [ ] 模擬テストで850点以上を安定して取れる
- [ ] メンタル面の本番対策ができている
- [ ] リスニング・リーディングのスコアバランスが取れている
- [ ] 間違えやすい問題タイプを把握し対策している
最後に
TOEIC900点突破は決して簡単な目標ではありませんが、正しい方法で継続的に努力すれば、必ず達成できるものです。この記事で紹介した月別カリキュラムと学習ポイントを参考に、ぜひ900点突破を目指してください。
「目標を書いたノートを見える場所に貼っておくと、モチベーション維持に役立ちます。『TOEIC 920点 〇月達成!』と具体的な数字と期日を書いて、毎日確認しましょう」 – TOEIC満点講師 田中誠一氏
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたのTOEIC900点突破を心より応援しています!
