より多くの結果を見る

Generic selectors
完全一致
タイトルで検索
文章で探す
Post Type Selectors

カメラで月の写真を綺麗に撮る方法と設定を分かりやすく解説

更新日:

月の写真を撮るときには、カメラの設定や撮影条件に注意する必要があります。月は夜空に浮かぶ明るい光源なので、適切な露出やフォーカスを得るのが難しい場合があります。また、月は地球の回転によって移動するので、長時間露光するとぼやけてしまうこともあります。そこで、この記事では、カメラで月の写真を綺麗に撮る方法を分かりやすく解説します。

月の写真を撮るカメラの設定

まず、カメラの設定についてです。月の写真を撮るには、以下のポイントを押さえておきましょう。

ポイント

・モードはマニュアルモードにする
・ISO感度は低めに設定する(100~400程度)
・絞りは開放から2~3段絞る(F8~F11程度)
・シャッタースピードは1/100~1/250秒程度にする
・ホワイトバランスはオートか太陽光にする
・フォーカスはマニュアルで無限遠に合わせる

これらの設定は、月が明るく写りすぎないようにするための目安です。実際には、月の満ち欠けや周囲の明るさによって調整する必要があります。ヒストグラムやライブビューを見ながら、月が白飛びしないように露出を決めましょう。

月の写真を撮る撮影条件

次に、撮影条件についてです。月の写真を撮るには、以下のポイントを押さえておきましょう。

・三脚を使う
・リモートコントロールかセルフタイマーを使う
・風のない晴れた夜に撮る
・月が高く上っているときに撮る
・望遠レンズを使う

これらの条件は、月がぼやけないようにするための目安です。三脚やリモートコントロールは、カメラの振動を防ぐために必要です。風や雲は、月の明るさや形を変える可能性があります。月が高く上っているときは、大気の影響が少なくなります。望遠レンズは、月を大きく写すために必要です。200mm以上のレンズがおすすめです。

以上が、カメラで月の写真を綺麗に撮る方法の分かりやすい解説です。実際に試してみて、自分なりの月の写真を楽しみましょう。

月の写真を美しく撮ることは、難しいけれどもやりがいのある経験です。ここでは、最高の結果を得るための手順をいくつか紹介します。

撮影を計画する

月の満ち欠け、天候、月の位置などを考慮して、撮影のタイミングを考えましょう。
大気の乱れや光害が少なく、晴れた月夜に撮影しましょう。

カメラ機材を選びましょう

マニュアル設定可能なカメラ、三脚、焦点距離の長い望遠レンズ(400mm以上)が必要です。400mm以上の望遠レンズがあれば、月を拡大して細部まで撮影することができます。

カメラをセットする

カメラとレンズが決まったら、カメラを頑丈な三脚に取り付け、露出が安定するようにします。手ぶれ補正をオフにして、マニュアルモードにセットします。ISO400以上の高感度設定で、手ブレを防ぐために十分なシャッタースピードを確保しましょう。

月にピントを合わせる

月にピントを合わせるには、カメラのライブビューモードで月を拡大すると正確なピント合わせができます。また、月の明るい光を利用してマニュアルでピントを合わせたり、赤いライトなどのフォーカスアシストツールを使って暗いところでもピント合わせができます。

露出設定を調整する

月のディテールを表現するためには、カメラの露出を調整する必要があります。シャッタースピードは1/125秒から始め、必要に応じて絞りとISOを調整します。F8やF11など絞りを大きくすると被写界深度が深くなり、ISOを高くするとシャッタースピードが速くなります。

撮影する

カメラをセットアップし、設定を調整したら、撮影します。手ブレを防ぐために、リモートレリーズやセルフタイマーを使ってシャッターを切りましょう。

Photoshopなどで写真編集の後処理をする

写真編集ソフトを使って、月の写真の色や明るさ、ディテールを補正します。コントラスト、シャープネス、彩度を調整したり、ノイズやケラレを除去することもできます。

このように、カメラの設定を変えながら撮影していくと、きれいで精細な月が撮れるはずです。何度か挑戦してみると、いい月が撮れるかもしれません。時間をかけて練習することで、あなたのテクニックに磨きがかかり、私たちの天の隣人の美しい写真を撮ることができるようになります。

伊藤直樹

ガガログ IT担当ライター
元出版編集長 出版社にて編集者として20年ほど従事したのち、 フリーランスとして独立。様々な分野のライター執筆を手掛けているベテランのライター。

特集
ガガログ