サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は、5日に行われた決勝トーナメント1回戦で、日本代表（FIFAランキング11位、なでしこジャパン）がノルウェー代表（同12位）に3-1で勝利しました。これによりしこジャパンは、2大会ぶりにベスト8進出を果たしたのです。
試合は前半15分に相手のオウンゴールで先制した日本でしたが、同20分にノルウェーのグラハム・ハンセンに同点ゴールを決められました。 しかし、後半18分に清水梨紗が決勝点を挙げ、同40分に宮澤ひながダメ押しの3点目を追加しました。宮澤はこの大会で5点目をマークし、得点王争いのトップに立っています。
なでしこジャパンは、グループCを3戦全勝11得点無失点という圧倒的な成績で突破しました。 決勝トーナメントでは、グループAを1勝1分け1敗6得点1失点の2位で終えたノルウェーと対戦ノルウェーは欧州予選で53得点0失点という驚異的な記録を残しました、日本にとっては厳しい相手でした。
しかし、日本はパスとポゼッションで優勢、攻撃的なサッカーを展開しました。 守備でも集中力を切らさず、相手の攻撃を避けました。 特に宮澤は前線から積極的にプレスをかけ、チャンスを作ったり決めたりという活躍を見せました。宮澤はこの大会で5点を挙げており、澤穂希が2011年大会で記録した日本人最多得点に並んでいます。
次戦でなでしこジャパンはブラジル代表（同7位）と対戦します。 ブラジルはグループFを2勝1敗6得点3失点の2位で突破し、決勝トーナメントではオランダ代表（同4位）とPK試合の最後に勝利しました。 ブラジルにはマルタやフォルミーガなどのベテラン選手やデビーニャやグエデスなどの若手選手が出場しており、守りながらバランスの良いチームです。
日本とブラジルは過去に5回対戦しており、日本は1勝2分け2敗という成績です。 最近では2019年の国際親善試合で0-2で勝ちました。高いレベルのサッカーを披露しており、ブラジルにも十分に対抗できるだろう。日本は12年前の栄光を再現するために、ブラジル戦に臨みます。
女子W杯はまだまだ熱い展開が続いています。なでしこジャパンの快進撃に注目しましょう！