寒い冬の夜、温かい食卓を囲みたいとき、豚バラと白菜の組み合わせほど心強い味方はありません。
この2つの食材は、価格が手頃でありながら栄養価が高く、何より抜群の相性を誇ります。豚バラの旨味たっぷりの脂が白菜の甘みを引き立て、白菜の水分が豚バラをジューシーに仕上げる。そんな理想的なコンビネーションです。
スーパーで手に入りやすく、調理も簡単。忙しい平日の夕食から、週末のおもてなし料理まで幅広く対応できます。しかし、いつも同じ味付けになってしまう、レパートリーが少ないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、豚バラと白菜を使った鍋料理から炒め物まで、この冬何度もリピートしたくなる絶品レシピを15種類ご紹介します。定番から意外なアレンジまで、あなたの食卓を豊かにするアイデアが満載です。
調理時間や難易度、カロリー情報も記載しているので、その日の気分や状況に合わせて選べます。さらに、美味しく作るコツや食材選びのポイントも詳しく解説します。
豚バラ×白菜が最強コンビである理由
栄養面での相乗効果
豚バラ肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。このビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に効果的です。一方、白菜にはビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富です。
豚バラの脂質がビタミンの吸収を助け、白菜の食物繊維が脂質の吸収を穏やかにします。この組み合わせは栄養学的にも理にかなっているのです。
白菜は95%が水分ですが、カリウムが多く含まれており、体内の余分な塩分を排出する効果があります。豚バラと一緒に摂取することで、塩分の取りすぎを防ぐことができます。
旨味成分の絶妙なバランス
豚バラ肉に含まれるイノシン酸と、白菜に含まれるグルタミン酸。この2つの旨味成分が合わさることで、相乗効果により旨味が何倍にも増幅されます。
豚バラを加熱すると溶け出す脂に、この旨味成分が溶け込みます。その脂を白菜が吸収することで、白菜自体が驚くほど美味しくなるのです。
これは科学的にも証明されている現象で、単独で食べるよりも数倍の旨味を感じることができます。
コストパフォーマンスの良さ
白菜は冬場、1玉200円から300円程度で購入できます。豚バラ肉も100gあたり150円から250円程度と、比較的リーズナブルです。
4人家族の夕食を作る場合、豚バラ300g(約500円)と白菜4分の1玉(約100円)で、ボリュームたっぷりの主菜が作れます。総額600円程度で満足度の高い料理が完成するのです。
しかも両方とも日持ちする食材なので、まとめ買いしても無駄になりません。節約料理の強い味方といえるでしょう。
調理の簡単さと時短効果
豚バラと白菜は、どちらも下処理がほとんど不要です。豚バラは切るだけ、白菜はざく切りにするだけで調理に使えます。
火の通りも早く、炒め物なら10分以内、鍋料理でも20分あれば完成します。忙しい平日の夕食作りに最適な組み合わせです。
また、味付けもシンプルで失敗が少ないのが特徴です。塩こしょうだけでも十分美味しく、調味料を変えるだけで様々なバリエーションが楽しめます。
美味しく作るための食材選びと下準備
豚バラ肉の選び方
良質な豚バラ肉を選ぶポイントは、赤身と脂身のバランスです。理想的なのは、赤身と脂身が層になって交互に入っているものです。
色は鮮やかなピンク色で、脂身は白くて透明感があるものを選びましょう。くすんだ色や、脂身が黄ばんでいるものは避けてください。
ドリップ(肉から出る液体)が出ていないものが新鮮です。パックの底に水分が溜まっているものは、鮮度が落ちている可能性があります。
薄切りと厚切りでは用途が異なります。炒め物には薄切り、鍋料理には少し厚めのスライスが適しています。3mmから5mm程度の厚さが使いやすいでしょう。
白菜の見極めポイント
外葉が鮮やかな緑色で、みずみずしいものを選びます。葉がしおれていたり、黒い斑点があるものは避けましょう。
持ったときにずっしりと重みを感じるものが良品です。軽いものは水分が抜けている可能性があります。
カットされた白菜を購入する場合は、切り口が白くみずみずしいものを選びます。断面が変色していたり、乾燥しているものは鮮度が落ちています。
冬の白菜は甘みが増すので、11月から2月頃が最も美味しい時期です。霜に当たった白菜は特に甘くなります。
下準備のコツ
豚バラ肉は常温に30分ほど置いてから調理すると、火の通りが均一になります。冷蔵庫から出したてのまま使うと、表面だけ焼けて中が冷たいという失敗が起こりやすくなります。
白菜は芯の部分と葉の部分で火の通り方が違います。芯は繊維に沿って細めに切り、葉は大きめにざく切りにすると、同時に火が通ります。
白菜を水洗いした後は、しっかりと水気を切ることが重要です。水分が多いと、炒め物の場合は水っぽくなり、鍋の場合はスープが薄まってしまいます。
豚バラの余分な脂が気になる場合は、熱湯でさっと茹でる「霜降り」という処理をすると、脂が適度に抜けてヘルシーになります。
【鍋料理編】体が温まる絶品レシピ8選
1. 定番中の定番!ミルフィーユ鍋
豚バラと白菜を交互に重ねた見た目も美しいミルフィーユ鍋。インスタ映えする料理としても人気です。
調理時間は約20分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約350kcalとヘルシーです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:2分の1玉
- だし昆布:10cm角1枚
- 水:800ml
- 酒:大さじ4
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ2
作り方 白菜を洗い、芯を下にして縦半分に切ります。さらに5cm幅にざく切りにします。
まな板に白菜の葉を広げ、その上に豚バラ肉を1枚ずつ並べます。これを繰り返して重ねていきます。
重ねたものを鍋の大きさに合わせて切り、鍋に隙間なく詰めていきます。断面が見えるように立てて並べると美しく仕上がります。
水、酒、醤油、みりん、だし昆布を加えて火にかけます。沸騰したら弱火にして15分ほど煮込みます。
美味しく作るポイント 豚バラと白菜の比率は1対1が理想的です。白菜が多すぎると水っぽくなり、豚バラが多すぎると脂っこくなります。
鍋に詰めるときは、ギュッと押し込むのではなく、ふんわりと並べることで火の通りが良くなります。
ポン酢やごまだれなど、お好みのタレで食べると美味しさが倍増します。薬味にネギや大根おろしを添えるのもおすすめです。
2. 体の芯から温まる豚バラ白菜のキムチ鍋
ピリ辛のキムチが食欲をそそる冬の定番鍋です。発酵食品のキムチは腸内環境を整える効果もあります。
調理時間は約25分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約420kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜キムチ:300g
- 白菜:4分の1玉
- ニラ:1束
- 木綿豆腐:1丁
- 鶏がらスープの素:大さじ2
- 味噌:大さじ2
- コチュジャン:大さじ1
- ニンニク:2片
- 水:1000ml
作り方 鍋に水を入れ、鶏がらスープの素、味噌、コチュジャンを溶かします。すりおろしたニンニクも加えます。
豚バラ肉を一口大に切り、鍋に入れて火にかけます。アクが出たら丁寧に取り除きます。
白菜をざく切りにし、キムチと一緒に加えます。豆腐は食べやすい大きさに切って加えます。
10分ほど煮込んだら、最後にニラを加えてさっと火を通します。ニラは煮すぎると食感が悪くなるので注意が必要です。
美味しく作るポイント キムチは発酵が進んだ酸味のあるものを使うと、深い味わいになります。新しいキムチを使う場合は、コチュジャンを少し多めに入れると良いでしょう。
豚バラの脂がスープに溶け出すので、表面の油が気になる場合はキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
締めにラーメンやうどんを入れると、旨味たっぷりのスープを最後まで楽しめます。
3. あっさり塩味の豚バラ白菜鍋
シンプルな塩味で素材の旨味を引き出す、飽きのこない味わいです。胃が疲れているときにも優しい一品です。
調理時間は約20分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約320kcalとヘルシーです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- 長ネギ:2本
- しめじ:1パック
- 鶏がらスープの素:大さじ3
- 塩:小さじ1
- ごま油:大さじ1
- 水:1000ml
- 生姜:1片
作り方 鍋に水と鶏がらスープの素を入れて沸騰させます。千切りにした生姜も加えます。
豚バラ肉を加えて色が変わるまで煮ます。アクを丁寧に取り除くことで、透明感のあるスープになります。
白菜はざく切り、長ネギは斜め切り、しめじは石づきを取ってほぐします。すべて鍋に加えて煮込みます。
野菜がしんなりしたら、塩で味を調えます。最後にごま油を回しかけて香りをプラスします。
美味しく作るポイント 生姜は体を温める効果があるので、たっぷり入れるのがおすすめです。チューブではなく生の生姜を使うと風味が格段に良くなります。
塩加減は最後に調整します。鶏がらスープの素にも塩分が含まれているので、少しずつ加えて味見をしながら決めましょう。
レモンを絞って食べると、さっぱりとした味わいになり、食欲がないときでも食べやすくなります。
4. コクうま味噌バター鍋
味噌とバターの組み合わせが絶妙な、濃厚な味わいの鍋です。北海道の郷土料理をヒントにしたレシピです。
調理時間は約25分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約480kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- じゃがいも:2個
- 玉ねぎ:1個
- にんじん:1本
- コーン:100g
- 味噌:大さじ4
- バター:40g
- 鶏がらスープの素:大さじ2
- 牛乳:200ml
- 水:800ml
作り方 じゃがいも、にんじんは一口大に切り、玉ねぎはくし切りにします。白菜はざく切りにします。
鍋に水と鶏がらスープの素を入れて沸騰させ、豚バラ肉とじゃがいも、にんじんを加えます。
野菜が柔らかくなったら、白菜と玉ねぎ、コーンを加えます。さらに5分ほど煮込みます。
味噌を溶き入れ、牛乳を加えて温めます。沸騰させないように注意します。最後にバターを加えて溶かします。
美味しく作るポイント 味噌は信州味噌などの辛口味噌がおすすめです。甘い味噌を使う場合は量を減らして調整します。
牛乳を加えてからは沸騰させないことが重要です。沸騰すると分離してしまい、見た目が悪くなります。
バターは最後に加えることで、香りが引き立ちます。追いバターとして、食べるときにも少し加えると贅沢な味わいになります。
5. ピリ辛豆乳坦々鍋
豆乳のまろやかさと辛味のバランスが絶妙な、女性に人気の鍋です。美容にも良いイソフラボンがたっぷりです。
調理時間は約30分、難易度は中級です。1人分のカロリーは約450kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- チンゲン菜:2株
- もやし:1袋
- 無調整豆乳:600ml
- 鶏がらスープ:400ml
- 練りごま:大さじ4
- 味噌:大さじ2
- 豆板醤:大さじ1
- ラー油:小さじ2
- ニンニク:2片
- 生姜:1片
作り方 ニンニクと生姜をみじん切りにし、フライパンで豚バラ肉と一緒に炒めます。豚バラから脂が出るので、油は不要です。
別の鍋に鶏がらスープを入れて温め、練りごま、味噌、豆板醤を溶かし入れます。
炒めた豚バラ肉を加え、白菜、チンゲン菜、もやしを入れます。野菜がしんなりするまで煮込みます。
豆乳を加えて温めます。沸騰させないように弱火でじっくり温めるのがポイントです。最後にラー油を回しかけます。
美味しく作るポイント 豆乳は無調整のものを使用します。調整豆乳だと甘みが強すぎて、バランスが崩れてしまいます。
練りごまは白ごまでも黒ごまでも構いません。白ごまの方がまろやかで、黒ごまの方が香ばしい仕上がりになります。
辛さの調整は豆板醤とラー油の量で行います。お子様がいる家庭では、豆板醤を減らして後からラー油をかけると良いでしょう。
6. 和風だしが効いた豚バラ白菜のしゃぶしゃぶ鍋
昆布と鰹の出汁で上品に仕上げる、おもてなしにもぴったりの鍋です。カロリーも控えめでヘルシーです。
調理時間は約15分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約280kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラしゃぶしゃぶ用:500g
- 白菜:4分の1玉
- 水菜:1束
- 春菊:1束
- 豆腐:1丁
- だし昆布:15cm角1枚
- かつお節:20g
- 水:1200ml
- 酒:大さじ3
作り方 鍋に水とだし昆布を入れて30分ほど置きます。時間がない場合は、弱火でゆっくり温めても構いません。
沸騰直前に昆布を取り出し、かつお節を加えます。1分ほど煮出したら火を止め、かつお節が沈むまで待ちます。
かつお節を濾して取り除き、酒を加えます。これで上品な出汁の完成です。
豚バラ肉をしゃぶしゃぶして食べます。野菜も適量ずつ加えながら、温かいうちにいただきます。
美味しく作るポイント 豚バラ肉は薄切りのしゃぶしゃぶ用を使います。厚すぎると火が通りにくく、薄すぎると旨味が逃げてしまいます。
肉をしゃぶしゃぶする際は、箸で持って出汁の中で数回泳がせる程度が最適です。火を通しすぎると硬くなります。
タレはポン酢とごまだれの2種類を用意すると、味の変化を楽しめます。薬味には大根おろし、ネギ、紅葉おろしなどを添えましょう。
7. トマト豚バラ白菜鍋
洋風のトマトベースで新しい味わいを楽しむ、子どもにも人気の鍋です。リコピンたっぷりで美容効果も期待できます。
調理時間は約25分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約380kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- トマト缶:1缶(400g)
- 玉ねぎ:1個
- にんにく:2片
- オリーブオイル:大さじ2
- コンソメ:2個
- 水:600ml
- 塩こしょう:適量
- 粉チーズ:適量
- バジル:適量
作り方 フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れて弱火で熱します。香りが立ったら豚バラ肉を炒めます。
玉ねぎを薄切りにして加え、しんなりするまで炒めます。トマト缶、水、コンソメを加えて煮立たせます。
白菜をざく切りにして加え、蓋をして10分ほど煮込みます。白菜から水分が出てスープが増えます。
塩こしょうで味を調え、器に盛り付けます。粉チーズとバジルを散らして完成です。
美味しく作るポイント トマト缶はホールトマトでもカットトマトでも構いません。ホールトマトの場合は、鍋の中で潰しながら使います。
酸味が強い場合は、砂糖を小さじ1加えると味がまろやかになります。お好みで調整してください。
締めにパスタやリゾットを作ると、イタリアンな雰囲気で最後まで楽しめます。
8. 酒粕豚バラ白菜鍋
酒粕の風味が体を芯から温める、大人の味わいの鍋です。美肌効果も期待できる女性に嬉しい一品です。
調理時間は約30分、難易度は中級です。1人分のカロリーは約420kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- 大根:4分の1本
- にんじん:1本
- 酒粕:150g
- 味噌:大さじ3
- だし汁:1000ml
- 酒:大さじ4
- 生姜:1片
作り方 酒粕を小さくちぎり、酒に浸して柔らかくしておきます。30分ほど置くと扱いやすくなります。
鍋にだし汁を入れて沸騰させ、一口大に切った豚バラ肉を加えます。アクを取り除きます。
大根とにんじんは半月切り、白菜はざく切りにして鍋に加えます。千切りにした生姜も加えます。
野菜が柔らかくなったら、酒粕と味噌を溶き入れます。弱火で5分ほど煮込んで完成です。
美味しく作るポイント 酒粕は板状のものを使います。溶けやすくするために、酒に浸してから使うのがコツです。
アルコールが気になる場合は、酒粕を加えてから少し長めに煮込むと、アルコール分が飛びます。
濃厚な味わいなので、薬味にネギや七味唐辛子を添えると、味のアクセントになります。
【炒め物編】ご飯が進む絶品レシピ7選
9. 定番の豚バラ白菜炒め
シンプルだからこそ素材の味が引き立つ、基本の炒め物です。10分で完成する時短レシピです。
調理時間は約10分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約350kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- 生姜:1片
- にんにく:1片
- ごま油:大さじ1
- 酒:大さじ2
- 醤油:大さじ2
- オイスターソース:大さじ1
- 塩こしょう:適量
作り方 豚バラ肉を5cm幅に切ります。白菜は芯と葉に分け、芯は細切り、葉はざく切りにします。
フライパンにごま油を熱し、みじん切りにした生姜とにんにくを炒めて香りを出します。
豚バラ肉を加えて炒めます。肉の色が変わったら、白菜の芯を加えて炒め合わせます。
白菜の葉を加え、酒を回しかけます。蓋をして2分ほど蒸し焼きにします。
醤油とオイスターソースで味付けし、塩こしょうで調えます。強火でさっと炒めて水分を飛ばします。
美味しく作るポイント 白菜の芯と葉を時間差で加えることで、食感の違いを楽しめます。芯はシャキシャキ、葉はしんなりと仕上がります。
火力は強火をキープします。弱火でゆっくり炒めると、白菜から水分が出すぎて水っぽくなります。
仕上げに水溶き片栗粉を加えると、とろみがついてタレが絡みやすくなります。
10. ピリ辛豆板醤炒め
豆板醤の辛味が食欲をそそる、ご飯が進む一品です。お酒のおつまみにも最適です。
調理時間は約12分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約380kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- 長ネギ:1本
- 豆板醤:大さじ1から2
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- にんにく:2片
- サラダ油:大さじ1
作り方 豚バラ肉を一口大に切り、白菜はざく切り、長ネギは斜め切りにします。にんにくはみじん切りにします。
フライパンに油を熱し、にんにくと豆板醤を炒めて香りを出します。焦げやすいので弱火で炒めます。
豚バラ肉を加えて中火で炒めます。肉の表面がカリッとするまでしっかり炒めるのがポイントです。
白菜と長ネギを加え、酒を回しかけて蒸し焼きにします。野菜がしんなりしたら醤油と砂糖で味付けします。
美味しく作るポイント 豆板醤の量は辛さの好みに合わせて調整します。最初は少なめに入れて、味見をしながら追加すると失敗しません。
豚バラ肉は表面をカリッと焼くことで、余分な脂が落ちて香ばしさが増します。
ごま油を最後に回しかけると、香りが格段に良くなります。
11. 甘辛みりん炒め
みりんの甘みが優しい、子どもにも人気の味付けです。冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも最適です。
調理時間は約12分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約360kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- にんじん:2分の1本
- みりん:大さじ3
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- サラダ油:大さじ1
- いりごま:適量
作り方 豚バラ肉を食べやすい大きさに切ります。白菜はざく切り、にんじんは短冊切りにします。
フライパンに油を熱し、豚バラ肉を炒めます。肉の色が変わったら、にんじんを加えて炒めます。
白菜を加え、酒を回しかけて蒸し焼きにします。白菜がしんなりしたら調味料を加えます。
みりん、醤油、砂糖を混ぜ合わせたタレを加え、強火で炒めながら煮詰めます。照りが出たら完成です。
器に盛り付け、いりごまを振りかけます。白いりごまでも黒いりごまでも構いません。
美味しく作るポイント みりんは本みりんを使うと、風味と照りが良くなります。みりん風調味料だと甘みが強すぎる場合があります。
タレを煮詰める際は、焦げやすいので注意が必要です。常にフライパンを振りながら炒めると焦げ付きを防げます。
冷めると味が染み込んで美味しさが増すので、お弁当のおかずに最適です。
12. ニンニク塩炒め
ニンニクの香りが食欲をそそる、シンプルで飽きのこない味付けです。おつまみにもご飯のおかずにもなります。
調理時間は約10分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約340kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- にんにく:3片
- 鶏がらスープの素:小さじ2
- 塩:小さじ1
- こしょう:適量
- ごま油:大さじ1
- 酒:大さじ2
作り方 にんにくは薄切りにします。豚バラ肉は5cm幅、白菜はざく切りにします。
フライパンにごま油を熱し、にんにくを弱火でじっくり炒めます。焦がさないように注意します。
にんにくが色づいてきたら豚バラ肉を加え、中火で炒めます。肉の色が変わるまでしっかり炒めます。
白菜を加え、酒を回しかけます。強火にして一気に炒め合わせます。
鶏がらスープの素、塩、こしょうで味付けします。白菜がしんなりしたら完成です。
美味しく作るポイント にんにくはチップ状になるまでしっかり炒めると、カリカリの食感が楽しめます。ただし焦がすと苦くなるので注意が必要です。
白菜は強火で一気に炒めることで、シャキシャキの食感を残します。時間をかけすぎると水っぽくなります。
レモンを絞って食べると、さっぱりとした味わいになります。
13. バターポン酢炒め
バターのコクとポン酢の酸味が絶妙にマッチする、和洋折衷の味わいです。意外な組み合わせがクセになります。
調理時間は約12分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約390kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- しめじ:1パック
- バター:30g
- ポン酢:大さじ3
- 酒:大さじ2
- 塩こしょう:適量
- 刻みネギ:適量
作り方 豚バラ肉を一口大に切り、白菜はざく切り、しめじは石づきを取ってほぐします。
フライパンにバターの半量を溶かし、豚バラ肉を炒めます。肉の色が変わったら取り出します。
同じフライパンに残りのバターを加え、白菜としめじを炒めます。酒を加えて蒸し焼きにします。
豚バラ肉を戻し入れ、ポン酢を加えて炒め合わせます。塩こしょうで味を調えます。
器に盛り付け、刻みネギを散らします。お好みで七味唐辛子を振っても美味しいです。
美味しく作るポイント バターは焦げやすいので、中火以下で調理します。焦げるとポン酢の酸味が引き立ちません。
ポン酢は最後に加えることで、酸味が飛びすぎずフレッシュな味わいになります。
きのこ類を加えると旨味が増します。しめじの代わりにエリンギやまいたけを使っても美味しいです。
14. カレー風味炒め
カレー粉のスパイシーな香りが食欲をそそる、子どもにも人気の一品です。冷めても美味しいのが特徴です。
調理時間は約15分、難易度は初級です。1人分のカロリーは約370kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- 玉ねぎ:1個
- カレー粉:大さじ1
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- サラダ油:大さじ1
- 塩こしょう:適量
作り方 豚バラ肉を一口大に切り、白菜はざく切り、玉ねぎは薄切りにします。
フライパンに油を熱し、豚バラ肉を炒めます。肉の表面がカリッとするまでしっかり炒めます。
玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。カレー粉を加え、全体に絡めながら炒めます。
白菜を加え、酒を回しかけます。蒸し焼きにして白菜がしんなりしたら、醤油と砂糖で味付けします。
塩こしょうで味を調え、器に盛り付けます。パセリを散らすと彩りが良くなります。
美味しく作るポイント カレー粉は焦げやすいので、加えたらすぐに炒め合わせます。焦げると苦味が出てしまいます。
野菜から出る水分でカレー粉が溶けるので、水は加えなくて大丈夫です。
トマトを加えると酸味が加わり、さらに美味しくなります。ミニトマトを半分に切って加えるのがおすすめです。
15. 中華風あんかけ炒め
とろりとしたあんが絡む、ご飯にかけても美味しい一品です。野菜たっぷりでヘルシーです。
調理時間は約15分、難易度は中級です。1人分のカロリーは約360kcalです。
材料(4人分)
- 豚バラスライス:400g
- 白菜:4分の1玉
- にんじん:2分の1本
- ピーマン:2個
- しいたけ:4個
- 鶏がらスープ:200ml
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ2
- オイスターソース:大さじ1
- 片栗粉:大さじ2
- ごま油:大さじ1
- 生姜:1片
作り方 豚バラ肉を一口大に切ります。白菜はざく切り、にんじんとピーマンは細切り、しいたけは薄切りにします。
片栗粉は水大さじ4で溶いておきます。生姜はみじん切りにします。
フライパンにごま油を熱し、生姜と豚バラ肉を炒めます。肉の色が変わったら野菜を加えます。
野菜がしんなりしたら、鶏がらスープ、醤油、酒、オイスターソースを加えます。
煮立ったら水溶き片栗粉を回し入れ、とろみをつけます。全体によく混ぜ合わせて完成です。
美味しく作るポイント 片栗粉を加える前に、必ず煮立たせることが重要です。温度が低いととろみがつきません。
水溶き片栗粉は一度に加えず、様子を見ながら少しずつ加えます。入れすぎるとベタベタになってしまいます。
あんは冷めると固まるので、熱々のうちにいただきます。ご飯にかけて丼にしても美味しいです。
豚バラ白菜料理を格上げする調理テクニック
豚バラ肉の下処理方法
豚バラ肉の臭みが気になる場合は、調理前に湯通しする方法が効果的です。沸騰したお湯にさっとくぐらせるだけで、余分な脂と臭みが取れます。
この処理を行うことで、カロリーも約20%カットできます。ダイエット中の方にもおすすめの方法です。
ただし、湯通しすると肉の旨味も若干抜けるので、濃い味付けの料理に使用するのが適しています。
常温に戻してから調理することも重要です。冷蔵庫から出したての冷たい状態で加熱すると、火の通りにムラができます。
白菜の切り方で食感が変わる
白菜の繊維は縦に走っているため、切り方によって食感が大きく変わります。繊維に沿って切るとシャキシャキ、繊維を断つように切るとしんなりとした食感になります。
炒め物にはシャキシャキ感を残すため、繊維に沿って切るのがおすすめです。鍋料理にはどちらでも構いませんが、食べやすさを重視するなら繊維を断つ切り方が良いでしょう。
芯の部分は硬いので、薄めに切ることで火の通りを早くします。葉の部分は大きめに切っても問題ありません。
白菜を切ったら、塩を振って10分ほど置くと水分が出ます。この水分を絞ってから使うと、炒め物が水っぽくなりません。
火加減のコントロール
炒め物を美味しく仕上げるコツは、強火をキープすることです。弱火でゆっくり炒めると、野菜から水分が出すぎてベチャベチャになります。
ただし、調味料を加える際は一時的に中火にすると焦げ付きを防げます。調味料が全体に馴染んだら、再び強火にして仕上げます。
フライパンは事前によく熱しておくことが重要です。冷たいフライパンに材料を入れると、温度が下がって水分が出やすくなります。
鍋料理の場合は、沸騰したら弱火にしてコトコト煮込みます。強火のまま煮続けると、肉が硬くなってしまいます。
調味料の加え方
調味料は一度に加えず、段階的に加えることで味が決まりやすくなります。まず基本の塩こしょうで下味をつけ、最後に味噌や醤油で仕上げます。
液体の調味料は、フライパンの縁から回し入れると全体に均等に広がります。真ん中に入れると一部分だけ濃くなってしまいます。
とろみをつける場合は、水溶き片栗粉を使います。片栗粉と水の割合は1対2が基本です。
味見は必ず行います。レシピ通りに作っても、食材の水分量や塩分によって味が変わるためです。
豚バラ白菜料理に合う副菜とお酒
おすすめの副菜
豚バラと白菜のメイン料理には、さっぱりとした副菜を合わせるとバランスが良くなります。
きゅうりとわかめの酢の物は、箸休めに最適です。酢の酸味が口の中をさっぱりさせ、次の一口を美味しく感じさせます。
もやしのナムルもおすすめです。ごま油の香りと豚バラの旨味が相性抜群です。作り置きもできるので便利です。
大根おろしは、豚バラの脂っこさを中和してくれます。辛味大根を使うと、さらにさっぱりといただけます。
冷奴やサラダなど、冷たい副菜を組み合わせると、温度差も楽しめて食卓が豊かになります。
相性の良いお酒
豚バラ白菜の鍋料理には、日本酒がよく合います。特に辛口の純米酒は、脂の旨味を引き立てます。
炒め物には、ビールやハイボールがおすすめです。炭酸が口の中をリフレッシュさせ、食が進みます。
味噌味やキムチ味の料理には、焼酎の水割りが合います。芋焼酎のまろやかさが、辛味とマッチします。
ワインを合わせるなら、白ワインがおすすめです。特にシャルドネやリースリングなど、酸味のあるタイプが豚バラの脂と好相性です。
ノンアルコールの場合は、ウーロン茶や緑茶が脂っこさを流してくれます。
保存方法と作り置きのコツ
豚バラ肉の保存方法
豚バラ肉は購入後すぐに使わない場合、小分けにして冷凍保存するのがおすすめです。1回分ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。
冷凍保存の期限は約1ヶ月です。それ以上保存すると、冷凍焼けして味が落ちます。
解凍は冷蔵庫でゆっくり行うのが理想的です。時間がない場合は、流水解凍でも構いません。
電子レンジでの解凍は、部分的に火が通ってしまう可能性があるのでおすすめしません。
白菜の保存方法
白菜は丸ごと保存する場合、新聞紙で包んで冷暗所に立てて置きます。横にすると重さで傷みやすくなります。
カットした白菜は、ラップでしっかり包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。切り口から水分が抜けやすいので、できるだけ早く使い切ります。
白菜は冷凍保存も可能です。ざく切りにして軽く茹で、水気を絞ってから冷凍用保存袋に入れます。
冷凍した白菜は食感が変わるので、鍋料理や煮物に使うのが適しています。炒め物には向きません。
作り置きのポイント
炒め物は作り置きに向いています。しっかり冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。保存期限は2から3日です。
鍋料理も作り置き可能ですが、毎回加熱し直す必要があります。一度沸騰させることで、食中毒のリスクを減らせます。
味は時間が経つほど染み込んで美味しくなりますが、野菜の食感は失われていきます。
お弁当に入れる場合は、しっかり加熱してから冷まし、汁気を切って入れます。汁気が多いと傷みやすくなります。
栄養バランスを考えた食べ方
カロリーコントロールの方法
豚バラ肉は脂質が多いため、カロリーが気になる方は量を控えめにするか、脂身の少ない部位と組み合わせます。
白菜をたっぷり使うことで、満足感を得ながらカロリーを抑えられます。白菜はほとんどが水分なので低カロリーです。
調理油の量を減らすことも効果的です。テフロン加工のフライパンを使えば、油をほとんど使わずに調理できます。
蒸し焼きにする方法も、油を使わずに調理できるのでヘルシーです。
不足しがちな栄養素を補う
豚バラと白菜の料理は、ビタミンAやビタミンCが不足しがちです。にんじんやピーマンなどの緑黄色野菜を加えると栄養バランスが良くなります。
きのこ類を加えると、食物繊維とビタミンDが補えます。しめじ、えのき、しいたけなどがおすすめです。
海藻類を加えると、ミネラルが豊富に摂取できます。わかめや昆布を鍋料理に入れるのが簡単です。
豆腐や卵を加えると、たんぱく質がさらに充実します。栄養バランスが整った一品料理になります。
食べ合わせの工夫
豚肉に含まれるビタミンB1は、にんにくやネギに含まれるアリシンと一緒に摂取すると吸収率が高まります。
白菜のビタミンCは熱に弱いので、生で食べるサラダなども組み合わせると効率的に摂取できます。
鉄分の吸収を高めるには、ビタミンCを多く含む食材と一緒に食べるのが効果的です。レモンを絞ったり、トマトを加えたりすると良いでしょう。
発酵食品を組み合わせると、腸内環境が整います。キムチや味噌を使った料理がおすすめです。
食材選びと購入時期のポイント
豚バラ肉の旬と産地
豚肉に明確な旬はありませんが、冬場は脂がのって美味しくなる傾向があります。寒さに備えて豚が脂肪を蓄えるためです。
国産豚肉は、産地によって味わいが異なります。鹿児島県の黒豚は甘みが強く、脂の融点が低いのが特徴です。
輸入豚肉は価格が安いのが魅力ですが、飼育環境や餌の違いにより、味や食感が国産とは異なります。
ブランド豚を選ぶと、品質が安定しており美味しさが保証されています。多少高価でも、特別な日には奮発する価値があります。
白菜の旬と選び方の季節変化
白菜の旬は11月から2月です。この時期の白菜は甘みが強く、みずみずしさも抜群です。
霜に当たった白菜は、凍結を防ぐために糖分を蓄えるため、特に甘くなります。12月から1月の白菜が最も美味しいとされています。
春白菜は巻きが緩く、葉が柔らかいのが特徴です。サラダなど生食に向いています。
夏場の白菜は品質が落ちるため、価格も高くなります。この時期は他の野菜を選ぶのが賢明です。
価格変動と購入タイミング
白菜は冬場に最も安くなります。1玉100円台で購入できることもあります。
豚バラ肉は特売日を狙うと、通常より20から30%安く購入できます。スーパーのチラシをチェックしましょう。
まとめ買いする場合は、冷凍保存を前提に購入します。小分けにして保存すれば、無駄なく使い切れます。
旬の食材を組み合わせることで、美味しさと経済性の両方を実現できます。
豚バラ白菜料理の失敗しないコツ
よくある失敗とその対策
水っぽくなってしまう失敗は、火力が弱いことが原因です。強火で一気に炒めることで、水分の出過ぎを防げます。
肉が硬くなる失敗は、加熱しすぎが原因です。豚バラは火を通しすぎると、脂が抜けて硬くなります。
味が薄い失敗は、調味料の量が少ないか、水分が多すぎることが原因です。水分を飛ばしてから味付けすると濃い味になります。
野菜がべちゃべちゃになる失敗は、蓋をし過ぎていることが原因です。適度に蓋を開けて水蒸気を逃がしましょう。
リカバリー方法
水っぽくなってしまった場合は、強火で水分を飛ばします。片栗粉でとろみをつけるのも有効です。
味が薄い場合は、醤油や塩を足すだけでなく、旨味調味料を加えると深みが出ます。
肉が硬くなってしまった場合は、一度取り出して別の料理に使うのも一つの方法です。細かく切ってチャーハンの具にするなど、柔軟に対応しましょう。
焦げ付いた場合は、焦げた部分を取り除き、水を少し加えて蒸し煮にすると挽回できます。
この冬を豊かにする豚バラ白菜活用術
豚バラと白菜の組み合わせは、冬の食卓に欠かせない最強コンビです。
経済的でありながら栄養価が高く、調理も簡単。何より、その美味しさは誰もが認める安定感があります。
本記事で紹介した15のレシピは、定番から意外なアレンジまで幅広くカバーしています。毎日の献立に悩んだとき、このレシピ集があなたの救世主になるはずです。
鍋料理は家族や友人と囲む団らんの時間を作り出し、炒め物は忙しい平日の強い味方になります。
季節の食材を上手に活用することで、食費を抑えながら豊かな食生活を送ることができます。
この冬は豚バラと白菜で、温かく美味しい食卓を囲んでください。あなたの定番レシピが、この中から見つかることを願っています。
何度も作りたくなるお気に入りの味を見つけて、寒い冬を乗り切りましょう。

