心も体も温まる!さつまいもを使った絶品レシピ15選|秋冬の食卓を彩る

11月は、さつまいもが最も甘くておいしい時期です。収穫後、1〜2ヶ月寝かせることで糖度が増し、より甘みが強くなります。この時期のさつまいもは、夏の日差しをたっぷり浴びて育ち、秋に収穫されたものが食べ頃を迎えています。

気温が下がる11月には、温かい料理が恋しくなりますね。さつまいもを使った料理は、体を芯から温めてくれるだけでなく、栄養も豊富に含まれています。食物繊維やビタミンC、カリウムなどが含まれており、寒い季節の健康維持にも役立ちます。

目次

11月のさつまいもが一番おいしい理由

今回は、11月の旬を迎えたさつまいもを使った絶品レシピを15選ご紹介します。定番の焼き芋から、おかず、スイーツまで幅広くカバーしていますので、毎日の献立にぜひお役立てください。

さつまいもの栄養価と健康効果

さつまいもに含まれる主な栄養素

さつまいもは、美味しいだけでなく栄養価の高い食材です。主な栄養素には以下のようなものがあります。

食物繊維は腸内環境を整える働きがあります。さつまいも100gあたり約2.3gの食物繊維が含まれており、便秘解消に効果的です。水溶性と不溶性の両方の食物繊維がバランスよく含まれているのが特徴です。

ビタミンCは、さつまいも100gあたり約29mg含まれています。通常、ビタミンCは加熱に弱いのですが、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷん質に守られているため、加熱しても失われにくいという特徴があります。

カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがあります。100gあたり約470mg含まれており、高血圧予防やむくみ解消に役立ちます。

ビタミンEには抗酸化作用があり、老化防止や美肌効果が期待できます。特に皮の部分に多く含まれているため、皮ごと調理するのがおすすめです。

さつまいもの健康効果

さつまいもを定期的に食べることで、様々な健康効果が期待できます。

血糖値の上昇が緩やかなため、GI値(食後血糖値の上昇度を示す指標)が白米より低く設定されています。そのため、糖尿病予防や血糖コントロールに適した食材といえます。

腸内環境改善効果も注目されています。さつまいもに含まれるヤラピンという成分は、便を柔らかくする働きがあり、食物繊維との相乗効果で便秘解消に効果的です。

美肌効果も期待できます。ビタミンCとビタミンEの働きにより、コラーゲン生成促進や抗酸化作用が得られます。肌のターンオーバーを正常化し、シミやシワの予防にも役立ちます。

免疫力向上にも寄与します。ビタミンCは白血球の働きを強化し、風邪やインフルエンザなどの感染症予防に効果的です。寒い季節には特に意識して摂取したい栄養素です。

さつまいもの選び方と保存方法

美味しいさつまいもの見分け方

スーパーや八百屋で美味しいさつまいもを選ぶコツをご紹介します。

外観のチェックポイントとして、表面がなめらかで傷や黒ずみがないものを選びましょう。皮の色が均一で、ツヤがあるものが新鮮です。凹凸が少なく、ふっくらとした形のものが良質です。

重量感も重要な判断基準です。手に持ったときに、見た目よりもずっしりと重みを感じるものを選びましょう。重量感があるものは水分をしっかり含んでおり、甘みが強い傾向があります。

太さと長さのバランスにも注目します。太すぎず細すぎず、中太で長さが均一なものが調理しやすく、火の通りも均一になります。極端に大きいものは繊維質が多く、食感が悪くなることがあります。

ヒゲ根の状態から鮮度を判断できます。ヒゲ根の跡が少なく、残っている場合は細くて短いものが良品です。ヒゲ根が太く長いものは繊維質が多い傾向があります。

さつまいもの正しい保存方法

さつまいもは保存方法次第で、美味しさが大きく変わります。

常温保存が基本です。さつまいもは寒さに弱く、13度以下になると低温障害を起こします。冷蔵庫での保存は避け、15〜20度程度の冷暗所で保存しましょう。新聞紙で一本ずつ包み、風通しの良い場所に置くのが理想的です。

湿度管理も重要です。乾燥しすぎると水分が抜けてしわしわになり、湿度が高すぎるとカビが生えやすくなります。新聞紙で包むことで適度な湿度を保てます。段ボール箱に入れて保管する場合は、通気口を作っておきましょう。

カットしたさつまいもの保存には注意が必要です。切り口から酸化が進むため、切ったら水に浸して冷蔵庫で保存します。ラップでしっかり包むか、密閉容器に水と一緒に入れて保存しましょう。2〜3日以内に使い切るのが理想的です。

長期保存のコツとして、加熱してから冷凍保存する方法があります。蒸したり焼いたりして火を通してから、食べやすい大きさに切って冷凍します。マッシュにして冷凍すれば、スイーツ作りにすぐ使えて便利です。

さつまいもの品種別特徴

主要な品種とその特徴

さつまいもには様々な品種があり、それぞれ味わいや食感が異なります。

紅あずまは、東日本で最も流通している品種です。皮が紅色で、果肉は黄色がかった白色をしています。甘みが強く、ホクホクとした食感が特徴です。焼き芋や蒸し芋、天ぷらなど幅広い調理に向いています。価格も手頃で、入手しやすい品種です。

安納芋は、種子島の特産品として有名になりました。果肉はオレンジ色で、非常に糖度が高いのが特徴です。加熱するとねっとりとした食感になり、まるでスイーツのような甘さです。焼き芋にすると最も美味しさが引き立ちます。

シルクスイートは、比較的新しい品種です。名前の通り、絹のようになめらかな食感が特徴です。甘みと食感のバランスが良く、焼き芋やスイーツ作りに適しています。貯蔵性が高く、時間が経つほど甘みが増します。

鳴門金時は、徳島県の特産品です。果肉は黄色で、ホクホクとした食感と上品な甘さが特徴です。栗のような風味があり、和菓子の原料としても使われます。煮物や天ぷらにも向いています。

紅はるかは、糖度が非常に高い品種です。加熱すると糖度が40度以上になることもあります。しっとりとした食感で、冷めても美味しいのが特徴です。焼き芋やスイートポテトに最適です。

品種別おすすめ調理法

品種の特性を活かした調理法を選ぶことで、より美味しく楽しめます。

ホクホク系品種の紅あずまや鳴門金時は、天ぷらや大学芋、煮物に適しています。崩れにくく、形を保ったまま調理できるのが利点です。サラダやコロッケにもおすすめです。

ねっとり系品種の安納芋や紅はるかは、焼き芋やスイートポテト、プリンなどのスイーツ作りに最適です。そのままでも十分甘いので、砂糖の使用量を減らせます。ペースト状にしてスープやポタージュにするのもおすすめです。

中間タイプのシルクスイートは、オールマイティーに使えます。焼き芋はもちろん、煮物やサラダ、スイーツまで幅広く対応できます。どの調理法でも失敗が少ない品種です。

おかず系レシピ7選

1. さつまいもとベーコンの甘辛炒め

ご飯のおかずにぴったりの一品です。さつまいもの甘みとベーコンの塩気が絶妙にマッチします。

材料は、さつまいも300g、ベーコン100g、醤油大さじ2、みりん大さじ2、砂糖小さじ1、ごま油大さじ1、白ごま適量です。

作り方の手順をご説明します。まず、さつまいもを1cm幅の輪切りにして水にさらし、5分ほどアク抜きをします。ベーコンは1cm幅に切っておきましょう。フライパンにごま油を熱し、水気を切ったさつまいもを並べて中火で焼きます。

両面に焼き色がついたら、ベーコンを加えて炒めます。ベーコンから出た油でさつまいもがさらに美味しくなります。全体に火が通ったら、醤油、みりん、砂糖を加えて絡めます。汁気がなくなるまで炒め合わせたら完成です。

ポイントとして、さつまいもは薄く切ることで火の通りが早くなります。厚く切ると中まで火が通らないうちに表面が焦げてしまうので注意しましょう。仕上げに白ごまをふると、香ばしさがプラスされます。

お弁当のおかずにも最適です。冷めても美味しく、作り置きもできます。3〜4日は冷蔵保存が可能です。

2. さつまいもとひき肉のコロッケ

外はサクサク、中はホクホクのコロッケです。さつまいもの優しい甘みが子どもにも人気です。

材料は、さつまいも500g、合いびき肉150g、玉ねぎ1/2個、塩こしょう適量、小麦粉適量、溶き卵1個分、パン粉適量、揚げ油適量です。

作り方の手順として、さつまいもを一口大に切って耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジで8〜10分加熱します。竹串がスッと通るくらいまで柔らかくなったら、熱いうちにマッシャーで潰します。

フライパンで玉ねぎとひき肉を炒めます。ひき肉の色が変わったら、塩こしょうで味を調えます。潰したさつまいもに炒めたひき肉と玉ねぎを混ぜ合わせ、粗熱を取ります。

手で楕円形に成形し、小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけます。パン粉は軽く押さえつけてしっかりつけましょう。170度の油で3〜4分、きつね色になるまで揚げます。

アレンジ方法として、チーズを中に入れるとさらに濃厚な味わいになります。ベーコンやコーンを加えても美味しいです。カレー粉を混ぜれば、カレー風味のコロッケになります。

冷凍保存も可能です。揚げる前の状態で冷凍し、食べる時は凍ったまま低温の油から揚げます。

3. さつまいもと鶏肉の照り焼き

甘辛いタレが絡んだ、ご飯が進むおかずです。鶏肉の旨みとさつまいもの甘みが調和します。

材料は、さつまいも250g、鶏もも肉300g、醤油大さじ3、みりん大さじ3、酒大さじ2、砂糖大さじ1、サラダ油大さじ1、青ネギ適量です。

作り方の手順をご紹介します。さつまいもは皮付きのまま1.5cm幅の輪切りにし、水に5分さらします。鶏もも肉は一口大に切り、塩こしょうで下味をつけます。

フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉の皮目を下にして焼きます。きれいな焼き色がついたら裏返します。鶏肉を端に寄せ、空いたスペースで水気を切ったさつまいもを焼きます。

さつまいもに焼き色がついたら、醤油、みりん、酒、砂糖を混ぜ合わせたタレを加えます。蓋をして中火で5〜7分蒸し焼きにします。時々フライパンを揺すって、タレを全体に絡めましょう。

鶏肉に火が通り、タレにとろみがついたら完成です。器に盛り、小口切りにした青ネギを散らします。

調理のコツは、鶏肉をしっかり焼き色をつけることです。香ばしさが増し、旨みが閉じ込められます。タレは焦げやすいので、火加減に注意しましょう。

4. さつまいものポタージュ

濃厚でクリーミーなポタージュです。さつまいもの自然な甘みが活きています。

材料は、さつまいも400g、玉ねぎ1/2個、バター20g、水300ml、牛乳300ml、コンソメキューブ1個、塩こしょう適量、生クリーム適量です。

作り方の手順として、さつまいもは皮をむいて薄切りにし、水にさらします。玉ねぎも薄切りにしておきます。鍋にバターを溶かし、玉ねぎを透明になるまで炒めます。

さつまいもと水、コンソメを加えて蓋をし、15分ほど煮ます。さつまいもが柔らかくなったら火を止め、粗熱を取ります。ミキサーまたはハンドブレンダーでなめらかになるまで撹拌します。

鍋に戻して牛乳を加え、弱火で温めます。沸騰させないように注意しながら、塩こしょうで味を調えます。器に注ぎ、生クリームを回しかけて完成です。

美味しく作るポイントは、さつまいもを十分に柔らかく煮ることです。硬いまま撹拌すると、ダマになってしまいます。ミキサーがない場合は、裏ごしすることでなめらかに仕上がります。

冷製にしても美味しいです。夏場はしっかり冷やして、冷たいポタージュとして楽しめます。

5. さつまいもとレンコンのきんぴら

食感の対比が楽しい、シャキシャキとホクホクの組み合わせです。常備菜としても優秀です。

材料は、さつまいも200g、レンコン200g、ごま油大さじ1、醤油大さじ2、みりん大さじ2、砂糖小さじ2、鷹の爪1本、白ごま適量です。

作り方の手順をご説明します。さつまいもは皮付きのまま細切りにし、水にさらします。レンコンも薄い半月切りにし、酢水にさらして変色を防ぎます。

フライパンにごま油を熱し、種を取った鷹の爪を入れて香りを出します。水気を切ったさつまいもとレンコンを加えて中火で炒めます。

全体に油が回ったら、醤油、みりん、砂糖を加えて炒め合わせます。水分がなくなるまで炒めたら、白ごまをふって完成です。

調理のポイントとして、さつまいもとレンコンは太さを揃えて切ることが大切です。均一な太さにすることで、火の通りが均等になります。強火で炒めすぎると焦げやすいので、中火でじっくり炒めましょう。

冷蔵庫で4〜5日保存可能です。お弁当のおかずにも最適で、作り置きしておくと便利です。

6. さつまいもとツナのサラダ

クリーミーで食べやすいサラダです。さつまいもの甘みとマヨネーズのコクが合います。

材料は、さつまいも300g、ツナ缶1缶、マヨネーズ大さじ3、塩こしょう適量、レモン汁小さじ1、パセリ適量です。

作り方の手順として、さつまいもを1.5cm角に切り、耐熱容器に入れて水を少量加えます。ラップをして電子レンジで5〜6分加熱し、柔らかくなったら水気を切って冷まします。

ボウルにさつまいも、油を切ったツナ、マヨネーズ、レモン汁を入れて混ぜ合わせます。塩こしょうで味を調えます。器に盛り、刻んだパセリを散らして完成です。

アレンジ方法として、玉ねぎのみじん切りを加えるとシャキシャキ感が増します。きゅうりやコーンを混ぜても美味しいです。カレー粉を少量加えると、スパイシーな味わいになります。

サンドイッチの具材としても使えます。パンに挟んでボリュームたっぷりのサンドイッチが作れます。

7. さつまいもの味噌汁

ほっこりする和風の一品です。さつまいもの甘みが味噌と良く合います。

材料は、さつまいも150g、玉ねぎ1/4個、だし汁600ml、味噌大さじ2、青ネギ適量です。

作り方の手順をご紹介します。さつまいもは皮付きのまま1cm幅のいちょう切りにし、水にさらします。玉ねぎは薄切りにしておきます。

鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらさつまいもと玉ねぎを加えます。中火で10分ほど、さつまいもが柔らかくなるまで煮ます。

火を弱めて味噌を溶き入れます。一煮立ちしたら火を止めます。器に注ぎ、小口切りにした青ネギを散らして完成です。

美味しく作るコツは、さつまいもを入れたら強火で煮立てないことです。煮崩れを防ぎ、形を保ったまま仕上がります。味噌を入れた後は沸騰させないよう注意しましょう。

きのこ類を加えると、旨みが増します。しめじやえのきなどがおすすめです。豆腐を入れても美味しいです。

スイーツ系レシピ8選

8. 定番の焼き芋

シンプルだからこそ奥が深い、焼き芋の作り方です。自宅で本格的な味を再現できます。

材料は、さつまいも適量のみです。品種は紅はるかや安納芋など、糖度の高いものがおすすめです。

オーブンでの作り方をご紹介します。さつまいもをよく洗い、濡れたまま一本ずつアルミホイルで包みます。オーブンを160度に予熱し、90分じっくり焼きます。

竹串を刺してスッと通れば完成です。高温で短時間焼くよりも、低温でじっくり焼く方が甘みが引き出されます。

トースターでの作り方として、小さめのさつまいもを選びます。アルミホイルで包み、トースターで片面30分ずつ、合計60分焼きます。途中で裏返すことを忘れずに。

炊飯器での作り方は最も簡単です。洗ったさつまいもをそのまま炊飯器に入れ、さつまいもの高さの半分まで水を入れます。炊飯ボタンを押すだけで、ほくほくの焼き芋ができあがります。

美味しく焼くポイントは、温度管理です。60度から80度の温度帯をゆっくり通過させることで、でんぷんが糖に変わり甘みが増します。急いで高温で焼くと、甘みが十分に出ません。

焼きたては格別ですが、冷やして食べても美味しいです。冷やすとまた違った食感と甘みが楽しめます。

9. 濃厚スイートポテト

なめらかで口どけの良いスイートポテトです。プレゼントにも喜ばれます。

材料は、さつまいも500g、バター50g、砂糖50g、生クリーム100ml、卵黄2個分、バニラエッセンス少々、つや出し用卵黄1個分です。

作り方の手順として、さつまいもを洗って一口大に切り、柔らかくなるまで茹でます。熱いうちに皮をむき、裏ごしします。裏ごしすることでなめらかな食感になります。

ボウルに裏ごししたさつまいも、バター、砂糖を入れて混ぜ合わせます。バターの熱で砂糖が溶けるまでよく混ぜましょう。生クリーム、卵黄2個分、バニラエッセンスを加えてさらに混ぜます。

アルミカップに生地を絞り出します。絞り袋を使うと形がきれいに仕上がります。表面に溶いた卵黄を塗り、200度に予熱したオーブンで15〜20分焼きます。

きれいに仕上げるコツは、生地をしっかり裏ごしすることです。手間はかかりますが、この工程で食感が大きく変わります。卵黄を塗る際は、薄く均一に塗るとムラなく焼き色がつきます。

アレンジとして、中にクリームチーズを入れるのもおすすめです。ラム酒を加えると、大人の味わいになります。

10. さつまいもプリン

とろけるような食感のプリンです。さつまいもの風味が口いっぱいに広がります。

材料は、さつまいも200g、卵2個、砂糖60g、牛乳300ml、生クリーム100ml、バニラエッセンス少々です。カラメルソース用に砂糖50g、水大さじ1、お湯大さじ2を用意します。

作り方の手順として、まずカラメルソースを作ります。小鍋に砂糖と水を入れて中火にかけ、茶色くなったら火から下ろしてお湯を加えます。プリン型に注ぎ分けておきます。

さつまいもを柔らかく茹でて皮をむき、ミキサーで撹拌します。鍋に牛乳、生クリーム、砂糖を入れて温め、砂糖を溶かします。沸騰直前で火を止めます。

ボウルに卵を溶きほぐし、温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜます。さつまいものペーストとバニラエッセンスを加えてよく混ぜ、茶こしで濾します。

カラメルを入れた型に流し入れ、天板に並べます。天板に熱湯を注ぎ、160度のオーブンで30〜40分蒸し焼きにします。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。

なめらかに作るポイントは、卵液を必ず濾すことです。これにより、気泡や固まりが取り除かれ、なめらかな食感になります。蒸し焼きの際は、表面が乾燥しないようアルミホイルをかぶせると良いです。

11. さつまいもモンブラン

見た目も美しい、贅沢なモンブランです。おもてなしにも最適です。

材料は、さつまいもペースト用にさつまいも300g、バター30g、砂糖30g、生クリーム50mlです。土台用にカステラまたはスポンジケーキ、生クリーム200ml、砂糖20gを用意します。

作り方の手順として、さつまいもを柔らかく茹でて皮をむき、熱いうちにマッシャーで潰します。バター、砂糖、生クリームを加えて混ぜ合わせ、なめらかなペースト状にします。

カステラやスポンジケーキを一口大に切り、器に敷き詰めます。生クリームに砂糖を加えて八分立てにし、ケーキの上に絞ります。

さつまいもペーストをモンブラン口金をつけた絞り袋に入れ、生クリームの上に細く絞り出します。円を描くように、中心から外側に向かって絞っていきます。最後に粉糖を茶こしでふりかけて完成です。

美しく仕上げるコツは、さつまいもペーストの固さ調整です。絞りやすい固さにするため、生クリームの量で調整しましょう。柔らかすぎると形が崩れ、固すぎると絞りにくくなります。

モンブラン口金がない場合は、ビニール袋の角を小さく切って代用できます。絞る際は、一定の速度で動かすときれいな線が描けます。

栗のモンブランとは違った、優しい甘さのモンブランが楽しめます。紫芋を混ぜると、美しいグラデーションになります。

12. さつまいもパウンドケーキ

しっとりした食感で日持ちするケーキです。プレゼントにも喜ばれます。

材料は、さつまいも200g、ホットケーキミックス150g、バター100g、砂糖70g、卵2個、牛乳50mlです。18cmのパウンド型1台分です。

作り方の手順として、さつまいもを1cm角に切り、水にさらしてから電子レンジで3分加熱します。柔らかくなったら水気を切っておきます。バターは室温に戻しておきましょう。

ボウルにバターと砂糖を入れ、白っぽくなるまで混ぜます。卵を1個ずつ加えてその都度よく混ぜます。ホットケーキミックスを加えて、ゴムベラでさっくり混ぜ合わせます。

牛乳を加えて生地を伸ばし、さつまいもの2/3量を加えて混ぜます。クッキングシートを敷いた型に流し入れ、残りのさつまいもを上に散らします。

170度に予熱したオーブンで40〜45分焼きます。竹串を刺して生地がついてこなければ完成です。型に入れたまま粗熱を取り、完全に冷めてから切り分けます。

ふっくら焼くポイントは、バターと砂糖をしっかり混ぜることです。空気を含ませることで、ふわっとした仕上がりになります。粉を加えた後は混ぜすぎないよう注意しましょう。

1日置くと、生地がしっとり馴染んで美味しくなります。ラップで包んで常温保存し、3〜4日以内に食べきりましょう。

13. さつまいもチップス

カリカリ食感がやみつきになるおやつです。ヘルシーで罪悪感なく食べられます。

材料は、さつまいも200g、揚げ油適量、塩少々です。シンプルな材料で作れます。

作り方の手順として、さつまいもをスライサーで薄く切ります。できるだけ均一な厚さに切ることが、カリッと仕上げるコツです。切ったさつまいもを水に10分ほどさらし、でんぷんを抜きます。

キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。水分が残っていると、油が跳ねる原因になります。160度の油で、きつね色になるまでゆっくり揚げます。

一度にたくさん入れると温度が下がるので、少量ずつ揚げましょう。カリッとしたら油から上げ、キッチンペーパーの上で油を切ります。熱いうちに塩をふって完成です。

カリカリに仕上げるコツは、低温でじっくり揚げることです。高温で揚げると、表面だけ焦げて中が柔らかいままになります。薄く切ることも重要で、厚いとカリッとしません。

オーブンで作るヘルシー版もおすすめです。薄切りにしたさつまいもにオリーブオイルを薄く塗り、140度のオーブンで30分焼きます。途中で裏返すと、両面カリッと仕上がります。

14. さつまいも大学芋

カリッと甘い、懐かしい味の大学芋です。おやつにも箸休めにもなります。

材料は、さつまいも400g、砂糖大さじ4、醤油小さじ1、水大さじ2、揚げ油適量、黒ごま適量です。

作り方の手順として、さつまいもを乱切りにし、10分ほど水にさらします。キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。160度の油で7〜8分、竹串がスッと通るまで揚げます。

一度取り出して油の温度を180度に上げ、再び1〜2分揚げます。二度揚げすることで、外はカリッと中はホクホクに仕上がります。

フライパンに砂糖、醤油、水を入れて中火にかけます。砂糖が溶けて泡立ってきたら、揚げたさつまいもを加えて手早く絡めます。バットに広げて黒ごまをふり、冷まして完成です。

カリッと仕上げるポイントは、タレを絡める時間を短くすることです。長く絡めすぎると、さつまいもが水分を吸ってしんなりしてしまいます。手早く絡めて、すぐに広げて冷ましましょう。

タレが固まる前に箸でほぐすと、くっつきにくくなります。冷めるとカリッとした食感になります。

15. さつまいもとりんごの重ね煮

優しい甘みのデザートです。ほっこりする味わいで、食後のデザートに最適です。

材料は、さつまいも300g、りんご2個、砂糖大さじ3、バター20g、レモン汁大さじ1、シナモンパウダー少々です。

作り方の手順として、さつまいもは皮付きのまま5mm幅の輪切りにし、水にさらします。りんごは芯を取り除き、くし形に切ります。レモン汁をかけて変色を防ぎます。

鍋の底にバターを薄く塗り、さつまいもとりんごを交互に重ねていきます。砂糖を全体にふりかけ、残りのバターを散らします。蓋をして弱火で20〜25分蒸し煮にします。

時々鍋を揺すって、焦げつかないよう注意します。さつまいもとりんごが柔らかくなったら火を止め、シナモンパウダーをふって完成です。

美味しく作るコツは、弱火でじっくり煮ることです。強火だと底が焦げてしまいます。水分が足りないようなら、少量の水を加えましょう。さつまいもとりんごから出る水分で蒸し煮にするのが理想的です。

温かいままでも冷やしても美味しいです。バニラアイスを添えると、より贅沢なデザートになります。作り置きもでき、冷蔵庫で3日ほど保存可能です。

さつまいも料理の時短テクニック

電子レンジの活用法

さつまいも料理を時短で作るには、電子レンジの活用が効果的です。

基本の加熱方法として、さつまいもを洗って濡れたままラップで包みます。600Wで100gあたり2分を目安に加熱します。中サイズのさつまいも1本(約250g)なら5分程度です。

加熱後は竹串を刺して、スッと通れば完成です。硬い場合は30秒ずつ追加加熱します。加熱しすぎると水分が抜けてパサパサになるので注意しましょう。

蒸し器風に仕上げる方法もあります。耐熱容器にさつまいもを入れ、大さじ2の水を加えてラップをします。蒸気で蒸されるため、しっとり仕上がります。

冷凍さつまいもの活用も便利です。生のまま切って冷凍しておくと、使いたい時にすぐ使えます。凍ったまま調理できるので、下準備の時間が省けます。

作り置きと冷凍保存

さつまいも料理は作り置きに適しています。週末にまとめて作っておけば、平日が楽になります。

マッシュさつまいもの冷凍は、様々な料理に使えて便利です。柔らかく茹でて潰したさつまいもを、ジッパー付き保存袋に平らに入れて冷凍します。使う分だけ折って取り出せるので便利です。

煮物系の保存は、タッパーに入れて冷蔵保存します。3〜4日は美味しく食べられます。汁気が多いものは、温め直す際に水分を足すと良いです。

揚げ物の保存も可能です。コロッケや大学芋は、揚げた後に冷凍保存できます。食べる時はオーブントースターで温め直すと、サクサク感が戻ります。

さつまいも料理のアレンジアイデア

残り物活用術

さつまいも料理が余った時のアレンジ方法をご紹介します。

焼き芋のアレンジとして、スライスしてトーストに乗せるのがおすすめです。バターやクリームチーズと合わせると、朝食にぴったりです。ヨーグルトに混ぜても美味しいです。

煮物のアレンジは、潰してコロッケにできます。煮汁の味がついているので、そのまま成形して揚げるだけです。カレーに入れても美味しく、ルーに溶けて自然なとろみがつきます。

スイートポテトの残りは、パイシートで包んで焼くとスイートポテトパイになります。冷凍パイシートを使えば簡単です。

他の食材との組み合わせ

さつまいもは様々な食材と相性が良いです。

チーズとの組み合わせは、甘みと塩気のバランスが絶妙です。グラタンやチーズ焼きにすると、子どもにも人気のメニューになります。クリームチーズを使ったディップも美味しいです。

きのこ類との相性も良く、秋らしい一品になります。しめじやエリンギと一緒に炒めると、食物繊維たっぷりの健康的なおかずになります。

豆類との組み合わせもおすすめです。黒豆と一緒に煮ると、彩りも良く栄養バランスの取れた煮物になります。ひよこ豆とカレー煮にしても美味しいです。

さつまいも調理の失敗しないコツ

よくある失敗と対策

さつまいも料理でよくある失敗とその対策をまとめました。

煮崩れてしまう問題は、強火で煮すぎることが原因です。弱火〜中火でゆっくり火を通しましょう。面取りをすることで、煮崩れを防げます。

色が悪くなる問題は、切った後の処理が重要です。切ったらすぐに水にさらすことで、変色を防げます。酢を少量加えた水に浸けると、より白く仕上がります。

甘くない問題は、品種選びと加熱方法が関係しています。糖度の高い品種を選び、低温でじっくり加熱することで甘みが増します。急いで高温で調理すると、甘みが十分に出ません。

パサパサになる問題は、加熱しすぎが原因です。電子レンジでの加熱時間は控えめにし、様子を見ながら追加加熱しましょう。ラップで包むことで水分が保たれます。

美味しく仕上げる裏技

プロの技を取り入れて、さらに美味しく仕上げましょう。

塩を少量加えることで、甘みが引き立ちます。スイーツを作る際も、ひとつまみの塩を加えると味に深みが出ます。塩は甘みを引き立てる効果があります。

皮ごと調理することで、栄養価が高まります。皮の近くにポリフェノールやビタミンが多く含まれています。よく洗って皮ごと使いましょう。

蒸し焼きにすると、ホクホクに仕上がります。フライパンで蒸し焼きにする際は、少量の水を加えて蓋をします。水分が残らないよう、最後は蓋を取って水分を飛ばします。

砂糖を控えめにすることで、さつまいも本来の甘みが活きます。特に糖度の高い品種を使う場合は、砂糖を通常の半分程度にしても十分甘いです。

さつまいもを使った献立提案

平日の夕食献立

さつまいもを主菜や副菜に取り入れた献立例をご紹介します。

洋風献立として、さつまいもとベーコンの甘辛炒めをメインに、グリーンサラダとコンソメスープを合わせます。さつまいもの甘みとベーコンの塩気がご飯によく合います。

和風献立は、さつまいもと鶏肉の照り焼きをメインに、ほうれん草のおひたしとさつまいもの味噌汁を添えます。さつまいもを汁物にも使うことで、統一感のある献立になります。

子ども喜ぶ献立として、さつまいもコロッケをメインに、キャベツの千切り、トマト、コーンスープを合わせます。コロッケは子どもに人気のメニューで、さつまいもの甘みで食べやすくなります。

おもてなし献立

来客時にも使える、さつまいもを使った特別な献立です。

秋のおもてなしとして、さつまいものポタージュを前菜に、メインディッシュと一緒にさつまいもとレンコンのきんぴらを添えます。デザートはさつまいもモンブランで締めくくります。

カジュアルなランチ会には、さつまいもとツナのサラダをパンに挟んだサンドイッチをメインに、スープとさつまいもチップスを添えます。気軽に楽しめるメニュー構成です。

お茶会の献立として、スイートポテトとさつまいもパウンドケーキ、焼き芋を小さく切ったものを盛り合わせます。3種類のさつまいもスイーツで、食べ比べが楽しめます。

さつまいも料理のQ&A

よくある質問と回答

さつまいも料理に関するよくある質問にお答えします。

Q:さつまいもは洗ってから保存すべきですか

A:土がついている場合は軽く払う程度にし、水洗いはしないで保存します。水洗いすると傷みが早くなります。使う直前によく洗いましょう。

Q:切ったさつまいもが黒くなるのはなぜですか

A:さつまいもに含まれるポリフェノールが酸化するためです。切ったらすぐに水にさらすことで防げます。変色しても味や栄養には問題ありません。

Q:さつまいもの蜜は何ですか

A:焼き芋から出る蜜のような液体は、さつまいもに含まれる糖分が溶け出したものです。糖度が高い証拠で、より甘くて美味しいさつまいもです。

Q:皮は食べられますか

A:皮は食べられます。栄養も豊富に含まれているので、よく洗って皮ごと調理するのがおすすめです。気になる場合は、部分的に剥いても良いです。

Q:芽が出たさつまいもは食べられますか

A:じゃがいもと違い、さつまいもの芽には毒性がありません。芽が出ても食べられますが、栄養が芽に取られて味が落ちます。早めに食べましょう。

専門家からのアドバイス

栄養士や料理研究家からのアドバイスをご紹介します。

栄養面でのポイントとして、さつまいもは炭水化物が主成分ですが、食物繊維が豊富で血糖値の上昇が緩やかです。ダイエット中でも適量なら問題ありません。

調理法による栄養の変化について、蒸す・焼くなど加熱方法を変えても、栄養価はほとんど変わりません。ただし、油で揚げるとカロリーが高くなるので注意が必要です。

食べ合わせの工夫として、たんぱく質を含む食材と一緒に食べることで、栄養バランスが良くなります。肉や魚、卵、豆類などと組み合わせましょう。

1日の摂取量は、中サイズのさつまいも半分から1本程度が目安です。100〜200g程度が適量で、他の炭水化物とのバランスを考えて調整しましょう。

まとめ:11月はさつまいもを楽しもう

11月の旬を迎えたさつまいもを使った絶品レシピ15選をご紹介しました。さつまいもは栄養価が高く、様々な料理に活用できる万能食材です。

収穫後に熟成期間を経た11月のさつまいもは、糖度が最も高く美味しい時期です。この時期ならではの甘みを存分に楽しみましょう。

おかず系からスイーツ系まで、幅広いレシピをご紹介しました。焼き芋やスイートポテトなどの定番から、ポタージュやモンブランなどのアレンジレシピまで、毎日の食卓に取り入れやすいものばかりです。

調理のコツや保存方法を押さえれば、さらに美味しく無駄なく使えます。品種による特徴を理解し、料理に合わせて使い分けることで、より美味しい仕上がりになります。

寒くなるこれからの季節、温かいさつまいも料理で心も体も温まりましょう。家族みんなで楽しめるさつまいもレシピを、ぜひ試してみてください。

作り置きや冷凍保存も活用すれば、忙しい日々でも手軽にさつまいも料理が楽しめます。週末にまとめて仕込んでおくのもおすすめです。

今回ご紹介したレシピを参考に、旬のさつまいもを存分に味わってください。11月の食卓が、さつまいもの優しい甘みで彩られますように。

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