Appleの新しいデスクトップパソコン、MacStudioはどんな製品なのでしょうか?ガガログ編集部に最新のMacStudioが届きました。MacStudioの特徴や性能、価格などを徹底的にレビューします。
MacStudioの性能レビュー
MacStudioは、Appleが自社開発したシステムオンチップ(SoC)であるM1 MaxとM1 Ultraを搭載した小型のワークステーションです。
M1 MaxとM1 Ultraは、CPU、GPU、Neural Engineなどを一つのチップに集約し、高いパフォーマンスと省電力性を実現しています。
M1 Ultraは、M1 Maxを2つ接続したもので、パーソナルコンピュータ史上最もパワフルなチップと言われています。
MacStudioのデザイン
MacStudioのデザインは、Mac miniに似ていますが、高さが約2倍になっています。
その分、内部には大きな冷却ファンが搭載されており、動作音は静かです。
MacStudioはディスプレイやキーボードなどは付属しておらず、別途用意する必要があります。
しかし、その分自由に好きなものを選べるというメリットもあります。 MacStudioは最大5台のディスプレイに対応しており、マルチディスプレイ環境を構築することも可能です。
MacStudioの性能
MacStudioの性能は、搭載するチップによって異なりますが、どちらも非常に高いレベルです。
M1 MaxはCPUが10コア、GPUが24コアまたは32コア、Neural Engineが16コアで、M1 Ultraはそれぞれ2倍のコア数となります。
ベンチマークテストでは、M1 Maxは最新のWindowsデスクトップパソコンの10コアチップに匹敵するCPUパフォーマンスや、一般的なディスクリートGPUに匹敵するGPUパフォーマンスを発揮しました。
M1 Ultraはさらにそれを上回り、Windowsデスクトップパソコンで最速の16コアチップや市販されている最もハイエンドのGPUよりも高いパフォーマンスを発揮しました。
また、機械学習やビデオエンコード/デコードなどのタスクも高速にこなせます。
MacStudioの価格
MacStudioの価格は、M1 Max搭載モデルが249,800円から、M1 Ultra搭載モデルが499,800円からとなっています。
メモリやストレージなどのカスタマイズによって変わりますが、どちらも安いとは言えません。 しかし、その性能や省電力性を考えれば、十分に価値のある製品だと思います。
MacStudioはプロ向けの高性能なデスクトップパソコンとして、Appleのラインナップに新たな選択肢を提供してくれました。
MacStudioで新しい創造性を発揮してみませんか?