結婚生活で不倫につながる性格や特徴とは?不倫の背景にある人格特性を理解する

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ガガログ編集部

不倫は自尊心の低さ、苦痛、そして離婚と深く関連しています。最新の研究によると、性的ナルシシズムという人格特性が高い人は、パートナーを裏切る可能性が高いことが明らかになりました。

性的ナルシシズムと不倫の関係

性的ナルシシズムを持つ人々は、一般的に自分自身のことで精一杯で、好きな異性と寝るためには何でもする傾向があり、自分はそれに値すると感じています。このような権利意識は、浮気行動の最も強い兆候の一つです。しかし、相手の気持ちや望みにはほとんど関心がなく、他人を利用することに抵抗がありません。

新婚夫婦の追跡調査から見えた事実

この結果は、新婚夫婦を1年から4年の間追跡調査した研究から得られたものです。調査では、人間関係への満足度、ナルシシズムの程度、そして浮気の有無について尋ねられました。性的ナルシシズムは、他人を利用しようとする傾向、他人への共感の欠如、自分の能力に対する過剰な自信を特徴とする多面的な性格スタイルです。

不倫経験者の実態

その結果、この期間に婚外恋愛を経験した夫婦のうち、浮気者の半数は夫、半数は妻でした。性的ナルシシズムに加えて、浮気を予測する要因は、関係の満足度の低さと、夫婦そろってのナルシシズムの大きさでした。

不倫が人間関係に与える深刻なダメージ

不倫が人間関係に与えるダメージは深刻です。不倫は、双方のパートナーの関係満足度の低下と関連するだけでなく、離婚の最も一般的な予測因子の1つであることが確認されています。さらに、不倫をした人やその結婚相手は、自尊心の低下や心理的苦痛の増大など、対人関係においてもネガティブな結果を招くことが多いのです。

不倫を予防するための自己理解と関係づくり

性格特性や人間関係への満足度を理解し、お互いを尊重し合う関係づくりが不可欠です。不倫は関係を深く傷つけ、回復するのは容易ではありません。自分自身と相手を思いやり、誠実な関係を築くことが、不倫を予防する上で重要なのです。

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