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睡眠

睡眠の質を高め心身をリフレッシュ!快眠のための11の秘訣

更新日:

現代社会は、忙しくストレスフルな環境に溢れています。そんな中で、十分な睡眠をとるのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
睡眠不足は、集中力や記憶力の低下、免疫力の低下、心血管疾患や糖尿病のリスク増加など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

しかし、ちょっとした習慣を変えるだけで、睡眠の質は大きく改善することができます。

ここでは、睡眠の質を高め、心身をリフレッシュするための11の秘訣をご紹介します。

1.体内時計を整える:規則正しい生活リズム

睡眠の質を左右する重要な要素の一つが、体内時計です。

体内時計は、約24時間周期で刻む生物リズムであり、睡眠と覚醒を自然にコントロールする役割を担っています。
体内時計を整えるためには、毎日同じ時間に起床し、同じ時間に就寝することが大切です。週末も平日と同じ時間に起きるようにしましょう。

睡眠時間を大幅に増減する「寝坊の帳尻合わせ」は、体内時計を乱し、逆効果です。

2.太陽の光を浴びて体内時計をリセット

朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。太陽の光は、体内時計をリセットし、体内リズムを整える効果があります。

特に、起床後30分以内に太陽の光を浴びると効果的です。
曇りの日や雨の日でも、太陽の光は室内に届いています。窓際で朝食をとったり、軽いストレッチをしたりするのもおすすめです。

3.寝る前の習慣で脳をリラックス状態へ

寝る前にスマホやパソコンを使うのは避けましょう。

これらの機器から発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制し、眠気を妨害します。
寝る前の1時間は、ブルーライトを発する機器の使用を控え、読書や音楽鑑賞など、リラックスできる活動に時間を使いましょう。
また、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かるのも効果的です。

4.適度な運動で心身をリフレッシュ

適度な運動は、睡眠の質を高める効果があります。運動は、体温を上げ、血行を促進し、筋肉の疲労を解消します。
また、ストレス解消にも効果があります。

ただし、寝る直前に激しい運動をすると、逆に眠れなくなる可能性があるので注意が必要です。
理想は、寝る3時間前までに運動を終えることです。

5.寝室環境を整えて快適な睡眠空間を作る

寝室は、睡眠にとって最も重要な場所です。寝室の環境を整えることで、より快適な睡眠空間を作ることができます。
寝室の温度は、16~26℃程度が理想的です。

湿度も、50~60%程度に保ちましょう。
また、寝室は暗く静かな環境が望ましいです。
遮光カーテンや耳栓などを活用して、光や音を遮断しましょう。

6.寝る前の食事とカフェインに注意

寝る前に食べ過ぎたり、カフェインを含む飲料を摂取したりすると、睡眠の質が低下する可能性があります。
寝る2~3時間前からは、食事を控えるようにしましょう。

カフェインは覚醒作用があるため、午後の遅い時間帯以降はカフェインを含む飲料を避けてください。

7.寝具にこだわる

自分に合った寝具を選ぶことも、睡眠の質を高めるためには重要です。
枕は、首の自然なカーブを維持できるものを選びましょう。

マットレスは、体圧を分散して、体全体を支えられるものを選びましょう。

8.昼寝は30分以内に

昼寝は、夜の睡眠の質を低下させる可能性があります。どうしても昼寝をしたい場合は、30分以内に済ませましょう。

9.眠れないときは無理に寝ようとしない

眠れないときは、無理に寝ようとしないことが重要です。ベッドに横になっても30分以上眠れない場合は、いったん起きて、別のことをしましょう。
読書や音楽鑑賞など、リラックスできる活動をするとよいでしょう。眠気が訪れたら、再びベッドに就寝しましょう。

10.睡眠記録アプリを活用する

睡眠記録アプリを活用することで、自分の睡眠パターンを把握することができます。
睡眠時間や睡眠の質を記録することで、改善点を見つけることができます。

11.それでも改善されない場合は医療機関を受診する

上記の秘訣を実践しても睡眠の質が改善されない場合は、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が原因かもしれません。
医療機関を受診して、適切な治療を受けることが大切です。

睡眠は、健康と幸福にとって非常に重要な要素です。

今回ご紹介した8つの秘訣を実践することで、睡眠の質を高め、心身をリフレッシュすることができます。

ぜひ、これらの方法を試して、快適な睡眠を手に入れましょう。

金本由樹

ガガログ 健康担当
専門医として診療を行う現役の医師医療センターで診療に従事。本も出版。健康情報発信や記事の監修。

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